ICCパートナーズ 小林雅のBlog

心臓バクバク

今日はグリーの上場の日。　株価がつくのかとか、心臓バクバクです。

もともと、株価とか別に私は株式をもっていないので気にしないよ　とか思っていましたが、やはりヤフーファイナンスとか見ていると、心臓がバクバクします。　

ベンチャー投資は面白いもので、投資の段階では交渉などしますが、投資担当者が株価を決める（交渉する）ことができます。　　小さな会社で投資する会社が1社というときから、このように上場することで、誰もが株式を買える、値段をつける　というのは感慨深いです。

米小型ソフト開発大手RockYou，日本市場参入--ソフトバンクと合弁会社設立

米小型ソフト開発大手RockYou，日本市場参入--ソフトバンクと合弁会社設立

だそうです。 IVSのときに話題になったRockYouも日本参入。RockYouが日本で成功するかどうかというよりかは、Widget 市場が日本で立ち上がるのか？という点に興味があります。さてどうなることでしょう！

米小型ソフト開発大手RockYou，日本市場参入--ソフトバンクと合弁会社設立：ITpro via kwout

スイス到着

パリを後にし、スイスのチューリッヒに到着した。こちらは全面　雪景色。美しい。

チューリッヒ空港はかなりいい空港だ、ショッピングセンターも充実。　お土産を買おうと思っていので、雪の中　町の中で買い物する必要がない。　

Le Web 出番終了

2日目の11:50 から40分程度ですが、アジアで何が起こっているのか？というというようなパネルディスカッションに参加しました。　海外でパネルとかするのは初めてだったので緊張しましたが、なんとか無事終わりました。　　ＩＶＳをやっていることもあり、IVS2008FallのLaunch Pad の芸者東京エンターテイメントのARis のビデオを見せました。　司会のThomas Crampton さんから「これをする目的は？」　と質問されたので、芸者東京のCEOの田中さんLaunch Pad のときにいっていた（イタズラ。。。　いや）「新しいコミュニケーションだ」　という話をしました。
時間も限られていたので、反応はあまりなかったですが、面白かったみたいです。

あとはモバイルＳＮＳはすでにマーケットがあってすごいぞ（ちなみに、私の前のパネルディスカッションはモバイルＳＮＳの話で、これから面白いみたいな内容で、何を語っているんだ！という内容の話だった）。　とかそんな話をしました。　残念ながら他のスピーカーの方がマイクもって話さないとかあったので、あまり話していないですが、　まー面白い話だったのではないかと思います。

あと、パネルがおわったあと、ドイツのブロガーの方のポッドキャスティングインタビューを韓国のKim さんといっしょに答えたりしました。　　

会場にいってびっくりするのは、本格的なビデオカメラ（テレビ局の人がもっているような大きなもの）をもって、会場でインタビューしている人が多いということです。　テレビ局から、ブログメディア系の方までさまざまですが、欧米のイベントだと普通なんだーと感じました。　

また機会があったら頑張りたいと思いました。　

Le Web 開幕

昨晩（12/8 月）の夜はTF1 というテレビ局のラウンジでスピーカーディナーが行われた。Meebo のSeth や　Adbrite のPhilip などIVS/NILSのときにスピーカーとして招待している人が何名かいた。

スピーカーディナーは名札をつけていないがほとんで、誰が誰だかわからない。アジア系は私一人ということで、完全Away　、マイノリティ・・・・　。　２月に行ったMobile World Congress でも感じたが日本企業や日本人というプレゼンスはない。（韓国、中国もプレゼンスがないので、アジア系はプレゼンスがないということだろう）　

とはいいつつ、少し話したたらドイツの動画系サービスの会社（結構良い会社）が日本でパートナーを探しているとか、そんな話もあった。　

今回はネットワーキングというよりかは、Le Web の運営とか企画を学びたいというのが目的だ。
スピーカーディナーなどいろいろな企画があって面白い。 写真をいろいろととってきたが、勉強になる。　（ネット回線が遅いため、写真は帰国後アップします）

会場のイメージは、TechCrunch50と同じように倉庫を改装した会場だ。中央にメインステージがあり、デモブース、スポンサーのワークショップ会場、　スタートアップコンペティションの会場がある。

メインステージに人が集まっているわけではなく、デモピットにいったり、スポンサーラウンジでダベっていたりと、いろいろなパターンがある。

一番すごいなと思うのでは、放送の体制だ。テレビの放送と同じような機材があり、それをUstream.tv で配信している。　会場で流れている映像を楽しむことができる。　

ちょっと風邪気味、かつ時差ボケの関係でダルくなったので、13時くらいにホテルに戻り、寝ていたが、　聞きたかたったセッション（ＶＣセッション）をUstream.tv で聞くことができた。会場で聞くより、集中して聞くことができる。ステージの近くじゃないと見えないし、近くのテレビで見るのとUstream.tv の動画は同じものだ。　

IVS でもいろいろとやっていきたいなと思ったことがいくつかあった。明日は私の登場？なので頑張りたい。　冒頭にも書いたがかなりマイノリティだ。

パリ到着

日曜日の昼に成田出発。パリには夕方に到着しました。天気はあいにくりの霧模様。気温は２度ということで寒い・・・・。

ホテルはオペラ座の近くのホテルを用意いただいた。　パリの町はクリスマス前で美しい。
パリは6年ぶりくらい。これからの数日は楽しみだ。

CANON Satera MF 4680 紙詰まり、故障。

SOHOなので、「CANON Satera MF 4680」というプリンターを使っているのですが、これが紙詰まりを起こして使用不能。痛い。　海外出張前で、いろいろと書類など印刷する必要があるがそれができない。　

普通に印刷していたが、紙詰まりの箇所がおかしく、そもそもなんでそこに挟まるか？というところに挟まっている。　奥のほうにつまっていて全部とれない・・・。

以前も、紙詰まりがおきて、とれないため、コールセンターに電話したが、ここあけて、こうしてくださいみたいな指示されて、そのままやったら、部品がとれて、つけることができない。そのまま修理のため、工場へ配送。　

戻ってきたプリンターで２か月くらいで今度も紙詰まり。　CANON製品としてはおかしい。購入して１年もたっていない。　　ヒドイ。　海外出張にいってしまうと、年末までプリンターを使うことができない・・・。　

経営者への信頼 と ハングリーさ

ベンチャーキャピタルという仕事は、投資を行って、サポートをするという仕事になりますが、実際に経営者に対する信頼なくして、仕事はできないと考えています。

逆に信頼できない経営者には投資をしてはいけないということになります。信頼も相互の信頼が重要。　　もちろん、相性などがあるので、Ａさんから見ると信頼できない　という見方になるかもしれない。

たまたま本日のランチのとき、以前の投資家としてのニココニしているみたいなことに対して、投資家として経営者を甘やかしてはいけないといのもあるので難しい　みたいな議論をした。

確かにそうだ。　ただ、良い経営者は自分厳しく、あくなき向上心をもつ人物である。　グリーの田中さんにしても、リサイクルワンの木南さんにしてもものすごくハングリーだ。　

こういうときの投資したとき心境は、このチームで失敗しても悔いはないといものだ。　微妙だというのは大抵うまくいかない。　　心の中が青空のような心境になったときに初めて経営者への信頼が生まれるし、　そうしないとうまくいかないと　かんじています。

Launch Pad にかける想い

IVS2008 Fall　のLaunch Pad も盛況におわった。　熱かった。

Launch Pad のきっかけは、2006年５月の当時NILS のスピーカーとして、参加した当時Ａｄｏbeの田中章雄さんの提案だった。「DEMOってイベントしっていますか？　デモをするんですよ。ＮＩＬＳでもやりませんか？」というものだった。　といわれてもDEMOというのはそもそもなんだ？ということくらいの知識だったので、とりあえず2006年9月のDEMOに参加した。　DEMOではなく、Web 2.0 Conference ではLaunch Pad というのあった。2005年10月のイベントに参加したが、Zimbra のデビューで話題を集めた。　

Launch Pad というのは一般用語としてあるので、NILS でも"Launch Pad" という名前でやってみようということでスタートしたのが2006年11月からだ。　このときは裏番組として空いている時間帯で試験的にやってみた。　このときに評価をうけたのはTakramさんの製品だった。

よしいける！ということで、2007年5月から正式プログラムとしてスタートした。運営方法もレベルアップし、今回は設備的にビデオを撮影してスクリーンにうつすとか、工夫を加えた。

Launch Pad をやっていてよかったのは、プレゼンターの方がかなり真剣に取り組んでいることだ。　優秀して時計がほしい　というよりかは、ＩＶＳに参加している経営者・経営幹部の方にアピールする絶好の機会であり、そしてそこで評価されたものが「本物」として評価されるということだろう。　
プレゼンは練習しているか、していないか　はっきりわかる。1社６分の制限時間で最大限　魅力をつたえるということは非常に難しい。　この時間という制約　が素晴らしいライブイベントに花を添えている。　　これが１０分だったらまた印象が違うだろう。　短い時間だからこそ、そこに凝縮される思いや情熱がはっきりわかるのだと思います。

たとえはiPhone のアプリのポケットギターの演奏映像はいろいろな方がYoutube にアップしていて、へー面白い　とは思っていたが、　実際　開発者である笠谷さんがライブ演奏というのは最高だった。　開発している人が実演する。　これぞＤＥＭＯだと思う。また、　芸者東京エンターテイメントのARisも同様にビデオなどはいろいろとアップされているが、実際　代表自ら実演するシーンは圧巻だ。　それも大画面のスクリーンに映写されている。　
迫力がつたわるのが、ライブで行うLaunch Pad の最大の魅力だ。

そして、優秀したヤマハさんのプレゼンターの須田さんはプレッシャーの中、見事なプレゼンだった。　最後の表彰のときに声がちょっと詰まっていたのはLaunch Pad をハイライトだったと思う。

このような真剣勝負の中から、素晴らしいし製品がでてくる　と感じたし、このような場をしっかりつくっていかないといけない。　　

2006年１１月から５回開催したが、このようなデモイベントでは最高峰になったと感じている。TechCrunh50とか、世界にはいろいろとあるが、相当レベルが高くなったと実感した。

ＩＶＳも世界各国から参加者をあつめ、日本から世界へということを実現したい。　海外からの参加者のフィードバックを得られるというのはＩＶＳの良さだろう。　

Launch Pad の課題としてはプレゼン企業の選定のところにまだ改善余地が残されている。
来年５月にむけて準備ははじまっている。　次回も素晴らしい企業や人が登場してくるでしょう。　

ベンチャー投資の「胆力」

あまり深く考えないでブログを書いたら反響があってビックリです。ベンチャー投資の「胆力」みないな話ですが、この「胆力」というのは実績だったり、投資金額で大きくかわってくると思います。

私自身振り返ると、最初の１－２件の投資案件は駆け出しだったこともあり、相当ストレスがたまったというか、最初は苦労しました。胆力どころではないです。　

最近の投資姿勢としては、　とにかく、これぞと信じるものにかける、勝負する。　全力で支援する。　長い目で見る。　ということを考えています。　　事業の成功、投資の成功に対してもハングリーです。