ICCパートナーズ 小林雅のBlog

掲載報告： Infinity Ventures Summit 2009 Spring メディア掲載

Infinity Ventures Summit 2009 Spring メディア掲載のリストです。
今回はmixi のオープン化が話題を集めました。　また、SNS御三家によるSNSバトルもり上がりました。
Admob にジョン・ラーゲリンさんが加入したことも5月21日に発表されたため、当日のスクープ・インタビューとなりました。　

今回はTechCrunch や　tech.163.com といった海外メディアが報道しました。特にLaunch Pad は注目を集め、日本にいながら世界に情報発信が行える場となったことは主催者として嬉しい限りです。　日本のサービスがもっと世界に知られるように頑張っていきたいと思います。

東京ＩＴ新聞
《人 interview》 今回で10回目、ITベンチャーカンファレンス「IVS」主催者の小林雅氏に聞く
http://itnp.net/category_betsu/16/2507/

時事ドットコム
イ ンターネット、ケータイ業界の話題の人物が登壇 ＝Infinity Venture Summit 2009 Spring＝
http://www.jiji.com/jc/v?p=it-column_ivs2009spring

NETMarketing Online
IVS2009Spring 特集ページ
http://business.nikkeibp.co.jp/nmg/special/2009_spring_infinity/index.html

【IVSリポート】「現在のSNSのオープン化は単なるFacebook化」
グリー代表取締役社長　田中良和氏
http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmg/20090522/195526/?ST=nmg_page

【IVSリポート】「日本法人を設けて本格的にビジネス展開」
アドモブ代表取締役社長　ジョン・ラーゲリン氏
http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmg/20090522/195587/?ST=nmg_page

IT Pro
［IVSリポート］「ネットやiモード登場時と同じく今は大きなチャンスの時」ミクシィ代表取締役社長　笠原健治氏　」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090522/330502/

［IVSリポート］1枚の画像から3次元CGを作成するモーションポートレートが優勝　12社による新サービスプレゼン大会「Launch Pad」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090522/330510/

CNET Japan
IVS Spring 2009開催--ミクシィ笠原氏ソーシャルアプリを語る
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20393485,00.htm

「mixiオープン化でモバゲー、グリーとのモバイルSNS戦争の行く末は？」
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20393487,00.htm

IVSのLaunch Pad、ベンチャー企業12社がしのぎを削ったデモ大会の勝者は？
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20393587,00.htm

TechCrunch　(英語）　(日本語にも翻訳されております）
Infinity Ventures Summit In Sapporo: 12 Japanese Startups Set Out Their Pitches (Part 1: The Five Winners)
http://www.techcrunch.com/2009/05/22/infinity-ventures-summit-in-sapporo-12-japanese-startups-set-out-their-pitches-part-1-the-five-winners/

Infinity Ventures Summit Launch Pad in Japan (Part 2: The Best Of The Rest)
http://www.techcrunch.com/2009/05/23/infinity-ventures-summit-launch-pad-in-japan-part-2-the-best-of-the-rest/

tech.163.com 特集ページ（中国語）　IVS亚洲CEO峰会2009年春
http://tech.163.com/special/00093BQP/ivs2009ceo.html
インタビュー記事など大特集されています。

日本から世界へ 注目ITサービスの登竜門 Infinity Ventures Summit 2009 Spring「Launch Pad」において、 モーションポートレート株式会社が優勝を飾る

報道関係者各位
プレスリリース

2009年05月29日

インフィニティ・ベンチャーズLLP
共同代表パートナー
小野 裕史　小林 雅　田中 章雄

日本から世界へ　注目ITサービスの登竜門
Infinity Ventures Summit 2009 Spring「Launch Pad」において、
モーションポートレート株式会社が優勝を飾る

イ ンフィニティ・ベンチャーズLLP(所在地：東京都世田谷区)は2009年5月21日、22日に国内外のネット・モバイル業界の有力経営者が集まるカン ファレンス「Infinity Ventures Summit 2009 Spring」において、注目サービスの発表の場「Launch Pad」を開催しました。
モーションポートレート株式会社が提供する1枚の顔の写真や画像から自動的に3次元モデルを生成して、顔の表情を自動的にアニメーション化する技術「MotionPortrait」が最高得点を獲得し、優勝したことをお知らせします。


■Infinity Ventures Summit概要

Infinity Ventures Summit(インフィニティ・ベンチャーズ・サミット。以下 IVS)は、「無限の可能性をもつベンチャー企業を生み出す場・集まる場」という意味を込めたインターネット、モバイル、ソフトウエアなどIT業界の国内 外の経営者・経営幹部を対象とした年2回の招待制のカンファレンスです。
最前線で活躍する国内外のスピーカー陣をお迎えし、2日間で業界の動向を把握すると同時に、質の高い経営者・経営幹部同士のネットワーキングの機会を提供致します。


■注目サービス発表の場「Launch Pad」

1社6分で注目サービスのデモンストレーションを行う「Launch Pad」では、12社の注目のサービスの発表を行いました。業界を代表する10名の審査員がライブで採点(各審査員5点満点　10名の合計点50点満点)を行い最高得点者が優勝となります。

Infinity Ventures Summit 2009 Spring の「Launch Pad」において、モーションポートレート株式会社の『え！私の写真が動き出す？「MotionPortrait」』が最高得点を獲得し、優勝いたしまし た。優勝者には、ビットアイル株式会社からデータセンター無料利用約300万円相当の権利(1年分)と、ブライトリング・ジャパン株式会社から 「BREITLING BLACKBIRD」が贈呈されました。


＜順位(上位5社)　50点満点＞

1位　　　 ： モーションポートレート株式会社
サービス名： え！私の写真が動き出す？「MotionPortrait」
得点　　　： 46点
企業URL　 ： http://www.motionportrait.com/

2位　　　 ： サイジニア株式会社
サービス名： 探すんじゃなくて「デクワス」
得点　　　： 39点
企業URL　 ： http://www.deqwas.com/

2位　　　 ： 株式会社フィルモア・アドバイザリー
サービス名： 情報をアートするグラフ共有サイト「vizoo(ビズー)」
得点　　　： 39点
企業URL　 ： http://www.visualzoo.com/

4位　　　 ： 株式会社Cerevo
サービス名： 写真管理Webサービス＋転送操作不要のWiFiデジカメ「Cerevoカメラ(仮)」
得点　　　： 33点
企業URL　 ： http://cerevo.com/

5位　　　 ： 株式会社サイバーエージェント
サービス名： Ameba公式アバター「アメーバピグ」
得点　　　： 32点
企業URL　 ： http://pigg.ameba.jp/


＜登場企業　12社　会社名50音順)＞
KLab株式会社　　　　ソーシャルストリートアートサービス「Paintica」
サイジニア株式会社　探すんじゃなくて「デクワス」
株式会社サイバーエージェント　Ameba公式アバター「アメーバピグ」
Cmune Ltd.　　　　　3D Social Game 「Paradise Paintball」
株式会社spice life　Tシャツデザインリミックスサイト「tmix」
株式会社Cerevo　　　写真管理Webサービス＋転送操作不要のWiFiデジカメ「Cerevoカメラ(仮)」
株式会社パンカク　　世界No.1 iPhoneゲーム「LightBike」
株式会社フィルモア・アドバイザリー　情報をアートするグラフ共有サイト「vizoo(ビズー)」
株式会社メタキャスト　ブラトップウィジェットプラットフォーム「Jingoo」
モーションポートレート株式会社　え！私の写真が動き出す？「MotionPortrait」
ランゲート株式会社　相互添削型SNS「Lang-8(ランゲート)」
株式会社ユビキタスエンターテインメント　未発表サービス


＜審査員　10名　会社名50音順＞
IBM Venture Capital Group 　　パートナー日本代表　勝屋 久 氏
株式会社カカクコム　　　　　　取締役COO　安田 幹広 氏
株式会社セプテーニ　　　　　　代表取締役社長　佐藤 光紀 氏 
takram design engineering　 　代表取締役　田川 欣哉 氏
株式会社ディー・エヌ・エー　　取締役兼COO　守安 功 氏
株式会社ディー・エヌ・エー　　取締役　川田 尚吾 氏
DCM パートナー　　　　　　　　伊佐山 元 氏
本荘事務所　　　　　　　　　　代表　本荘 修二　氏
株式会社ミクシィ　　　　　　　mixi事業本部長　原田 明典 氏
ヤフー株式会社　R＆D統括本部　フロントエンド開発本部　本部長　松本 真尚 氏


開催の模様はCNET Japan、時事ドットコム、日経ネットマーケティング、東京IT新聞、tech.163.com(中国語)、TechCrunchなどメディア・パートナーが報道しております。また、公式サイトでは当日の動画を公開する予定です。

次回はInfinity Ventures Summit 2009 Fall「Launch Pad」は11月に開催を予定しております。応募は公式サイトで受け付けております。

公式サイト： http://www.infinityventures.com/ivs/


【Infinity Ventures Summit 2009 Spring 概要】
日時　　　　：5月21日・22日
会場　　　　：シャラトンホテル札幌
出席者数　　：招待制320名(含 海外40名)　
主催　　　　：インフィニティ・ベンチャーズLLP


【インフィニティ・ベンチャーズLLP】

イ ンフィニティ・ベンチャーズLLPは、国内外のネット・モバイル業界の有力経営者が集まるカンファレンス「Infinity Ventures Summit」の企画・運営 及び 日本及び中国のネット・モバイル業界のベンチャー企業に投資を行う独立系ベンチャーキャピタルファンド IVP Fund A, L.P. 及び IVP Fund B, L.P. に対する情報提供等の役務を提供しております。小野 裕史、小林 雅、田中 章雄の3名の投資・事業経験豊富な共同代表パートナー3名によって運営しております。

本 プレス・リリースは、インフィニティ・ベンチャーズLLP並びに同LLPが情報提供等の役務を提供しているIVP Fund A, L.P. 及び IVP Fund B, L.P. の活動実績について一般的に公表することのみを目的としており、いかなる意味においても IVP Fund A, L.P. 及び IVP Fund B, L.P. の組合持分その他の有価証券の取得の勧誘を構成するものではありません。

【この報道用記事に関するお問い合わせ先】
インフィニティ・ベンチャーズLLP
担当 ： 共同代表パートナー　小林
Email： [email protected]

IVS2009Fall に向けて早速スタート

終わったばっかりですが次のIVS2009Fall に向けて早速始動しました。　まずは事後アンケートを送り、セッションのフィードバックを頂きながら、次のテーマなど考えています。

また、次回開催予定のフェニックス・シーガイア・リゾートにも札幌のサービスはこうだったなどフィードバックをして、会場の使い方やサービスなど今までにないような考えをしないといけないと考えています。　

運営のちょっとした改善などは終わった後にすぐ考えて実行するのが一番よいです。　

運営に関してはコンサルティング会社にいた経験が生きています。分析するとか、こうしたら？という仮説　、そして検証をするといったこと。　　

今回は朝食会場をセッション会場の隣の会議場を朝食会場にして、前日のセッションの動画を流したり、Launch Pad の生中継を行っていた。　これはもともと朝食会場は通常のホテルのレストランだったが、その場合　一般のお客がいる。そして、セッション会場から離れている。そしてLaunch Pad の開始時間は朝8:45 と早く、夜遅くまで飲んでいる人は寝坊するケースが多い。

仮説としては、多くの人にLaunch Pad を見てもらいたい　という目的を設定すると、セッションの隣の会場を朝食会場にして、そこにLaunch Pad の生中継をするというのが一番良いという仮説にいきついた。　Launch Pad のときだけに中継の前に前日のセッションの録画した動画を流すことで、朝食会場で動画を見ることができる　といったようなことを認知してもらう　といったアイデアだ。

このようなアイデアは主催者が考える必要がある。　このようなことができるのか?　といったアイデアをホテル側にぶつける。　　セッションの企画（テーマやスピーカーの選定）も重要だが、どのように会場を使うかとか、しっかり考えることがポイントだと考えている。

過去１０回の経験をいかし、さまざまなことに取り組んでいる。現状に満足することなく、常にいろいろと考えていくことは主催者としても楽しい作業です。　

IVS2009Spring 無事終了

5月21日・22日と札幌市にあるシェラトンホテル札幌でInfinity Ventures Summit　2009Spring(IVS2009Spring) を開催しました。　新型インフルエンザの影響もあり、中国・香港の参加予定者がキャンセル（10名強）となって、心配しましたが、欧米・日本の直前キャンセルはほとんどなく、無事開催することができました。

今回、海外のスピーカーが3名（中国2名、韓国１名）が直前キャンセルとなりましたが、全体的に非常に満足度の高いコメントを参加者から頂くなど、内容に関してよいものができたと思います。（ただ、新型インフルエンザの影響とはいえ、予定されたスピーカーを欠いたというのは非常に残念でした。）

運営面では、いくつか工夫を加えたり、開催ホテルのシェラトンホテル札幌のスタッフの皆様のご協力をいただき、素晴らしいものができました。　特に料理に関してはかなり評判がよく嬉しかったです。

今回、運営上変更を加えた点としては、

• 今回から、（全部ではないですが）英語から日本語への同時通訳をいれました。その結果、外国人スピーカーのプレゼンや質疑応答が効率化されました。　同じ通訳の方（関谷さん　ありがとうございました！）だと、業界ネタを理解するようになってレベルアップ。
• 2日目の朝食会場をメイン会場の隣の会場にして、Launch Pad の動画を放送しました。朝食を食べながら、ゆったりとLaunch Pad を見ることができます。中継されているのはスクリーンに映っている映像（プレゼン資料）と音声なので雰囲気はわかりませんが、多くの方がみていたようです。　
• 映像に関しては、後方にビデオカメラを配置し、ステージ上を撮影したこともあって、臨場感あふれるスクリーン映像になりました。　今までケチってやっていなかったのですが、しっかりとした体制を整え、運営することができました。
• 今回から海外メディアがカバーしたので、英語と中国語のニュースがでました。TechCrunch と　tech.163.com になりますが、非常に良い内容です。特にtech.163.com は大特集になっており、中国語のニュースとしては効果があります。

Launch Pad も今回は12社登場。　今回から採点のシステムを一部変更しました。5点満点の採点方法になりますが、通常　3 点が「普通」になりますが、今回から２点を「普通」にしました。理由は上位5社の表彰する仕組みになるのですが、点数の高い上位の評価の差を出すために基準点を1点下げました。そうすることで、今まで1-2点差という勝負でしたが、今回は１位と2位の差が7点（50点満点）つきました。（前回は合計40点を超える会社が6社いましたが、今回は1社。今回は6位以上が30点以上でした。採点基準を変えたことで10点ほど下がりました）

海外メディアが特集するようになり、Launch Pad も日本にいながら、世界にＰＲできる場になりました。　このような機会は素晴らしいし、IVS Launch Pad の価値を高めるものだと思います。　

今回のIVSは準備も大変でしたが、また次回もさらに頑張っていきたいと思います。　ネット・モバイル業界は活気がでてきています。　これは非常に素晴らしいことです。開催して実感しました。

(直前ですが）IVSのサイトがオープンしました。最終的な登壇者も発表しました。

開催前ですが、スピーカーリストやLaunch Pad発表者を発表しました。
こちら（プレスリリース）をご覧ください。

直前になりましたがIVS2009Spring のサイトがオープンしました。

Infinity Ventures Summit 2009 Spring via kwout

カカクコムにＣＣＣが資本参加（20%) の影響

デジタルガレージの保有するカカクコムの株式の半分（20%)をCCCに譲渡する　といったニュースがあった。　話題としてはデジタルガレージの短期的な売却益は157億円と大きい、今年の業績はよいものになる。　一方、来年以降はカカクコムが（ぎりぎりの）連結子会社ではなくなって、業績の連結限定的となる。

カカクコム単独でみると、デジタルガレージのギリギリ40%で連結子会社であるというのは制約が大きかったのでは？と考えています。　親会社であるデジタルガレージの中核子会社であるため、「利益」の「成長」に対して依存関係があった。　ちょっと前のサイバーエージェントの中のシーエー・モバイルと同じような位置づけだ。

今回、カカクコムは連結子会社でなくなることによって、自由度は増すという点。　積極的に買収（株式交換など）など行うことも可能になる。　　

ただ、経営的には大きな株主が２社を存在するのは舵取りが難しいのでは？という点があります。それでも連結子会社から外れたほうが自由度が高くなるので期待度大です。

来週はIVS。NILSから通算すると10回目

来週はNILSから数えると10回目となる開催となります。年２回のペースで開催しており、毎回ネタギレの危機に直面しつつも何とか頑張ってやってきております。

半年ごとに開催するため、終わったらすぐ次の企画になるのですが、半年後に何が注目されるだろうか？　とかいろいろと考えことが非常に面白いし、実際にそう思っていたことを代表する企業の方から話を伺えるのは素晴らしい体験です。　

例えば、今回は　Zynga とか RockYou といった米国を代表するソーシャルゲームやアプリケーションの幹部が来日しますが、この会社が成長していることは知っているが、実際に話を聞きたいとおもってもなかなか聞けない。　今年はmixi のオープン化ということもあり、ちょうど４月にmixiアプリカンファレンスがあり、そして5月のIVSとタイミングがかさなりました。　mixiのオープン化は海外でも注目をあつめており、ZyngaやRockYouも来日するということになったというものです。

いろいろと考えていると、つながり　や広がりが見えてきます。　その流れをセッションという形にしていく。　　ＡＲ（拡張現実）などもブームになっていますが、その分野の第一人者の暦元さんや稲見さんといった大学教授の方もスピーカーとして参加予定。　

日本にいながら海外を含めた最前線の話が聞ける、そして実際にネットワーキングにつながるといのが、IVSの狙いです。　

準備は非常に大変ではありますが、時間をかける価値のあるイベントだと思っています。

IVS2009Spring 来週開催

いよいよ開催が来週となったIVS2009Spring の準備も追い込みです。

Launch Padの最終審査＆リハーサルも無事終了しました。　今週の作業はいろいろとあって

• 参加者に配布する「参加のしおり」を作成する
• スタッフ用のスタッフマニュアル（会場配置図など）、通訳マニュアルなど作成する
• ゴルフコンペの組み合わせを決める
• 海外参加者向けのWelcome Dinner の参加者を確定する（返事しない人が結構いる）。案内を作成する。
• 参加費の督促をする（入金確認＆督促）
• Launch Padの必要機材などつかうものを決めるなど、
• スピーカーの方に詳細の案内をおくる（集合時間など）

といったところ。　　300名を超えるイベントになると事前準備でオペレーションの質が決まってきます。　

オペレーションはシンプルで誰でもわかるものにしないといけない。　一番複雑なの上記のような私が作成する運営書類関係だと思っています。　　

常に改善するためには、事前にしっかり運営資料を用意する必要があります。　反省するにしても仮説と何が違うかととかPDCAサイクルをしっかりやることがポイントだからです。これはどんなオペレーションでも同じだと思います。

表面上のことに対して、あれこれ言うのは非常に簡単ですが、　実際やるのは難しい。

ベンチャーキャピタリストとして、投資先に対してあれこれいうことはありますが、　指摘することと実際にできることはギャップがあります。　　コストを削減する、営業力強化する　といっても、具体的にどうするかといった問題に踏み込まないとなんら改善にならない。

といろいろと感じました。　

IVS2009Spring Launch Pad 最終審査＆リハーサル

Launch Pad の最終審査・リハーサルも5月7・8日に無事終了した。2日間の午後いっぱいをつかって、1社30分というタイトなスケジュールで行います。

最初に本番同様　1社6分のプレゼン・デモを行っていただき、そのあと、　ここが何っているわかわからないとか、　デモをやったほうがよいとか、そもそも面白くないので、他にネタ（機能）があったら見せてほしい　といった具合に改善に感する議論をします。

事前に過去の上位入賞者のビデオのリンクなどを送っています。

Launch Pad は過去5回開催しており、リハーサルをやるようになったのは2回目からやっています。もう60社程度のリハーサルプレゼンを聞いていますが、今回強く感じたことは

観客・審査員の視点で考えたプレゼン・デモであるか、それとも自社の宣伝をする視点でプレゼン・デモをするか

という点です。 前者はLaunch Pad で優勝したい！と思っているという視点とも言えます。後者はLaunch Pad は参加者に自社のサービスの宣伝ができるよい機会であるという考えで、優勝するかどうかはあまり気にしていないものです。

この視点の違いはリハーサルで大きくあらわれます。　　自社の宣伝のプレゼンを6分聞いているのは優勝を狙った面白いプレゼン・デモを比べて、かなりつまらなく感じます。　

Launch Pad のようは6分間で多くの参加者の心をつかむには、参加者から見て面白い・これはすごいというようなものでないとダメだということだと思います。

6分間のプレゼン・デモで頭に残ることは、文字がたくさんならんであれこれ説明していることではなく、　面白かった、凄かったという印象だと思っています。　過去優勝した企業は（その後成功しているかどうかは別にして）心にのこるものでした。　　

今回もなかなか素晴らしいプレゼン・デモが登場します。　リハーサルでいまいちだった会社でも逆転優勝する可能性があるのがこのLaunch Pad の面白さです。　ライブで勝負が決まる。
このエンターテイメントとしての面白さがIVS のLaunch Pad の特徴であり、他類似のものと大きく違うところでしょう。

毎回　優勝賞品がバージョンアップされています。今回はデーターセンター費用１年間無料
（年間350万円相当）をビットアイル様からご提供いただき、そしてブライトリング様からまた高級時計をプレゼントいただきます。　合計 450万円相当の価値のある商品。
今回は12-14社の挑戦です。　
今から楽しみです。

日本と中国のネット・モバイルベンチャー比較

最近、北京によくいっていますが、日本のベンチャー企業と比較して考えるようにしています。

一倍違いを感じるのは人件費を含めたコストの安さです。ネット・モバイル企業の一人当たりのコストはかなり安い。　日本のベンチャーでコスト削減頑張っています　という会社はあるが、そもそも日本にある時点で、コスト構造が異なる。　

一方、コストの面ではなく、売上（市場）の面はどうかという点ですが、広告市場は日本のほうが大きいというのはありますが、分野を見ると日本と比べてもそん色のないユーザー単価のある市場が存在する。日本人の感覚では相当お金を払っているという計算になる。

例えば、携帯電話（ハード）に払う金額も数万円というのは、月給に相当する。　日本のビジネスマンの家庭だと、ボーナスで買うような商品だ。　月給２０万円の人が、20万円のテレビを買うよな感覚。　

このようにモノの値段、サービスの値段、給料など、中国の市場を調べると、数字を分析することになる。そして、日本と比較して考えるので、日本のモノの値段もくわしくなる。

いろいろと勉強になることが多いです。