ICCパートナーズ 小林雅のBlog

2009年まとめ

2009年もいよいよ12月31日になってしまった。　年末もいろいろと仕事があって忙しいです。　特に大変なのは会計業務です。　インフィニティ・ベンチャーズLLPは12月末決算ということもあって、1年分まとめて作業をしています。

弊社の場合はオフィスもなく、経理や総務のスタッフもいないパートナー3名のみの組織であるため、会計業務も全部自分たちで作業する必要があります。（もちろん会計士の顧問はいます！）

経費精算をすると、今年は海外出張が多かったなーと思ったり、レシートを眺めてこのお店は美味しかったとか、いろいろなことを思い出します。　

今年はIVP Fund がスタートした年でした。　リーマンショック以降にファンドレイジングの活動を行ったため、非常に厳しい環境ですが、投資環境としても非常に良いだろうという思いもあって、まずスタートすることを全力を注ぎました。

IVP Fund は現在　三回目のクロージング（募集締切）を行ってまだまだ継続中ではありますが、ネット、モバイル業界の有力企業の方や起業家の方に出資していただき、無事スタートすることができました。

結局、投資案件は2009年中は4件　実行（そのうち2件はプレスリリースしているWAPTX と　Rekoo Media)しました。4件とも中国ベースの企業です。　4件の内訳としては、モバイルSNS(中国）、モバイルゲーム（中国）、ソーシャルゲーム（PC&モバイル、中国＆日本）、Web Game(ブラウザゲーム）という4社になります。　　SNS と　ゲームというのは相性が良いということは既にわかっており、4社ともメインの収益はアイテム課金型のビジネスモデルという点が特徴です。

2009年の投資戦略は上記のように急成長が期待でき、そしてアイテム課金型で高収益を期待できる企業「のみ」に投資行いました。　また、例えばソーシャルゲームの分野に複数社に分散して投資する　ということはせず、リーディング企業に絞って投資を行うということを行っています

2010年は日本の企業への投資もしっかり行っていきたいと考えており、どのようにしていくか？という点をいろいろと考えています。

Infinity Ventures Summit は年2回、無事開催することができました。不況の影響もあり、スポンサーの減少はあったものの、参加人数や　内容の盛り上がりに関しては非常に良かったと感じております。特にソーシャルアプリ、特にソーシャルゲームの分野の盛り上がりが大きく、ミクシィのオープン化などホットなテーマをカバーできたと思います。

IVSの常連スピーカーのAdmob　や　RockYou などはGoogleに買収されたり、大型のファイナンスを発表したりと話題が多かったと思います。　Zynga, Playfishと今もっともホットな企業もIVSに登場しました。

「サンシャイン牧場」などを展開するRekoo MediaもIVS初登場。　話題性のある企業が勢揃いしたのが2009年のIVSだっと思います。

投資活動、IVSの活動は順調でした。　ファンドレイジング（ファンドの資金調達活動）は力を入れて行いました。日本だけでなく、海外に多く出張する機会がありました。　海外の投資家の動向を生の情報を得ることで、IVP Fundの投資戦略をどう考えるべきか？という点に活かさせれており、非常に重要な活動だったと思っています。

VCファンドの運営は、資金調達もそうですが、運用する期間も10年と長期のビジネスです。　　訪問してすぐに投資に至ることはよっぽどバブった時くらいにしかありません。　　地道な活動を継続することで長期的なビジネスをしっかり作るという点を行うことが重要だと感じた1年でした。

2010年は2009年の活動をベースに飛躍の年にしたいと思っています。　現在、いろいろと仕込んでいることもあって、2010年が楽しみです。　6月の開催予定のIVS2010Springの企画もスタートしたいと思います。

個人的には今年の後半ゴルフの調子が良く、宮崎のフェニックスカントリークラブでスコアが91だったことは一番よかった！　と11月の段階で思っていましたが、12月になってから、プロアマに出る機会があり、片山晋呉プロといっしょにラウンド！という素晴らしい機会に恵まれました。　

2010年もいろいろとチャレンジできればと思っております。来週は早速重要なミーティングが何件もあり、忙しい年始になりそうです。　本年は大変お世話になりました。　また来年もよろしくお願いいたします。

VCなどから資金調達する時に留意点

ベンチャー企業の経営者と話している中で、ベンチャーキャピタルなどから資金調達する際に知っておくべきことを知らないケースがあるな　と感じます。　　

シリコンバレーでは例えばベンチャー企業が資金調達するときには必ずWSGRなどの法律事務所がRepresent しており、条件の交渉などファイナンスにおける重要なところにはいってきます。　弁護士自体もビジネスを理解することが求められ、VCの紹介も積極的に関与しています。　以前ですがWSGRのYokum Taku さんと話していたときに投資案件の紹介も受けました。

日本の場合、そもそも資金調達をどうやったらよいのか？　といった点から始まるケースが多いように思います。事業計画の説明に関しても事業の説明が先にダラダラと続き、売上計画とか資金調達計画とかの話になるのが一般的です。

以下、ポイントをまとめます。

1. 投資条件を話す。

まず、VCのような投資会社としては、結局、　どんな条件でいくら投資するのか？そして、それがどれくらいになりそうか（リターン）？　リスクは何か？　といったことが重要であるため、結論から先に説明するが良いと考えております。

私の場合は、まず最初に「この会社はPre-Money で5億円の会社なのか、それとも20億円の会社なのか？」といった点をまず知りたいと考えます。　事業の話を聞いても結局、このステージでこのレベルだと　これくらいのレンジだろうということを考えるからです。　

公開企業ですと株価もわかって業績も開示されていますが、　未公開の会社ではどれくらいの条件で資金調達したかなどは開示されていません。　実際にどのくらいの会社がどれくらいの評価になっているのか？という点を常に把握する、意識することが資金調達で意識する必要があります。

以外にわかっていないことが多く、投資する会社がいない場合は、条件をどんどん下げていって再検討をお願いするといった話をよく聞きます。はじめの段階から理解する必要があることだと思います。

2. VCのコンタクト先

また、以外にもVCとのコンタクトが少ないことに驚くことがあります。　基本的に　まずは会いましょうといって電話してきたりするVCですと、必ずしも　その会社にとってベストの担当者であるとは限りません。評判のよいベンチャーキャピタリストは誰なのか？　この業界を理解しているのは誰なのか？といった点を把握する必要があります。

だいたい　このVCではこの人が良い　とか、そういう情報があります。　通常、ベンチャーキャピタルの会社のリストはホームページなどに出ていますが、担当者レベルまで名前もないし、連絡先もわかりません。　

IBMの勝屋さんのブログなど見ていると、いろいろなVCの方が出てくるのでリストアップしておくというのがよいかなと思います。

3. VCの投資プロセスを理解する

資金調達活動も営業活動も基本的には同じです。　誰が意思決定者なのか、どのようなプロセスなのか、何を重視するのか？といった点を理解する必要があります。　　日本の場合よく聞くのは検討期間が数カ月といった長い時間がかかるという点です。　　正直シリコンバレーや中国でのスピード感とは圧倒的と違います。　シリコンバレーでは「こうだ」ということは日本で言っても無意味なのですが、　長くかかる時間をいかに短くするのか？といった点がベンチャー企業にとっては重要です。　重要性を理解するには業界のスピード感を理解しないといけません。例えばmixiアプリの開発をしているベンチャー企業がいると思います。　1億円の資金調達を行いたいと考えたときに、　いろいろVCに当たりました。　　そのときに　「mixiアプリ自体どうなるかわからないので進捗を様子をみたい」　というVCがいるとします。

2-3ヶ月たち、「サンシャイン牧場」がスゴイことになっている　ということで市場がホットである　とわかった段階で、資金調達をしているのではタイミングが遅いということになります。ベンチャー企業はスピード自体が競争優位につながります。　タイミングは重要です。

とはいってもどうしたらよいのでしょうか？　2 のVCのコンタクト先につながりますが、　業界の動向を理解している方、つまり、このタイミングで仕掛けるのがよい　と主体的に考えてくれるVCの方　を巻き込まないといけません。　そしてなによりも重要なのはその担当者の方の社内の位置づけです。　パートナーなのか？　とか意思決定に与える影響を知る必要があります。　キーマンは誰か？　という点です。

結局、　良い技術であれば売れるとか、　良い技術であれば資金も集まる　とかそんなことはなく、　営業も資金調達活動もしっかりやっていけないと結果には結びつきません。　

私自身　ファンドの資金調達活動を行ってみて、上記の同様のことを感じます。VCファンドの場合は投資条件というのはほとんど同じなので、差はないのですが、　誰にどうあたるのか？といった点は特に重要です。　

“日本発グローバル”を達成するために必要な5つの成功要因

“日本発グローバル”を達成するために必要な5つの成功要因

グロービス・キャピタル・パートナーズの高宮さんがCNETに寄稿していた。　高宮さんはADL時代の後輩（２つ下）になります。　

読んで思うことは、これって「成功要因」といえるのか？　という点です。

例えば、グローバルマインドをもったチーム　

「もっとも重要なのは経営チームがグローバルの視座を持つことだ。シリコンバレーでは中国系やインド系、ラテン系アメリカ人など多様なバックグラウンドをもった人種がベンチャーのスタートアップに参加する」

人種がいろいろといれば良いのか？　というものではないし、グローバルマインドをもったから成功するわけではない。

Facebook の国際担当の人といろいろと話すと面白い。　US発グローバル　といったことはいわない。各ローカル市場でどう戦うか？といった点を議論している。　　国際担当のハビエルさんは、スペイン出身だ。　日本語も少し話せる面白い人だ。　　Think Global , Act Local というタイトルが彼のIVSでのプレゼンタイトルだった。

ベンチャーキャピタルというビジネスの醍醐味

最近発表させて頂いたRekoo Media への投資実行を行いましたが、Rekooに関与することでベンチャーキャピタルというビジネスの醍醐味を強く感じました。　

結局、ベンチャーキャピタルの仕事が面白いかどうかというのは、関与している案件が面白いか、そして自分たちが果たしている役割が重要かどうか　など　で決まるものだと思います。

2001年から8年ほどこの仕事をしていますが、今週はその中でも一番密度の濃いミーティングが連続しました。過去8年間に培った経験や人脈だったりが総合力として生きていると感じるものです。　

また、ベンチャーキャピタリストというのは一人で仕事するものではない　と強く思いました。　インフィニティ・ベンチャーズは3名の代表パートナーがいますが、　その3名の持ち味を生かし、総合力としての強さを発揮していると感じます。

昨年の12月はリーマンショック以降　VCファンドの立ち上げが困難な時期であって、精神的にも不安な毎日でしたが、1年たって充実した日々を過ごしています。　苦しい時期も頑張ってこそとできることだ　と感じます。

1年前はちょうどグリーが東証マザーズに上場しましたが（12/17 だったかと思います）、現在 サンシャイン牧場を代表とするソーシャルゲームが伸びているというのは大変面白いことです。

今年も残り少なくってきましたが、まだまだやることがたくさんあるので、最後まで頑張りたいと思います。

IVP Fund 登録者370万人を超える大人気mixiアプリ「サンシャイン牧場」を 提供するRekoo Media Limitedに投資実行

報道関係者各位
プレスリリース

2009年12月14日

インフィニティ・ベンチャーズLLP
共同代表パートナー
小野 裕史　小林 雅　田中 章雄

IVP Fund　登録者370万人を超える大人気mixiアプリ「サンシャイン牧場」を
提供するRekoo Media Limitedに投資実行

インフィニティ・ベンチャーズLLP(所在地：東京都世田谷区)は、日本及び中国のネット・モバイル業界のベンチャー企業に投資を行うベンチャーキャピタルファンド IVP Fund A, L.P. 及び IVP Fund B, L.P. (以下「IVP Fund」)が登録者370万人※を超えるmixiアプリ「サンシャイン牧場」を提供するRekoo Media Limited(所在地：British Virgin Islands)に投資実行したことをお知らせいたします。

※2009年12月11日時点の登録者数

■IVP Fund　概要 とRekoo Media Limited 社の投資概要
公式サイト： http://www.infinityventures.com/

IVP Fundは、2009年1月22日にスタートした日本及び中国のネット・モバイル業界のベンチャー企業に投資を行うベンチャーキャピタルファンドです。IVP Fundの出資者(2009年12月現在)は、ネット・モバイル業界を代表する上場企業のKDDI株式会社、株式会社ディー・エヌ・エー、株式会社ミクシィ、株式会社オプト、そしてピー・アンド・エー株式会社や日本及び中国のネット・モバイル企業の経営者らによって構成されております。

IVP Fundは、中国及び日本の最大級のソーシャルゲームを提供するRekoo Media Limited(以下、Rekoohttp://www.rekoo.com/ )に、USD 1,500,000 の投資を行いました。IVP Fundは、今回のRekoo資金調達のリード・インベスター(主幹事投資会社)を務め、ベンチャーキャピタルとしてはIVP Fund1社のみが投資を行いました。

投資実行後は弊社共同代表パートナーの田中 章雄が社外取締役に就任する予定です。また、2009年10月27日には投資実行に先駆けて日本法人　Rekoo Japan株式会社を設立し、弊社共同代表パートナーの小野 裕史が代表取締役に就任致しました。

Rekooが提供するmixiアプリ「サンシャイン牧場」は、2009年8月に公開され、サービス開始以来一躍人気サービスとなり、3ヶ月弱で単体のmixiアプリとして初めて利用者が300万人を突破しました。また、1週間内に利用者の80％以上がアクセスする大人気アプリケーションとなっております。その結果、2009年11月10日に株式会社ミクシィから発表された「ソーシャルアプリケーション・アワード」のグランプリを獲得しました。日本だけではなく、中国国内においても最大級の人気ソーシャルゲームとなっております。

IVP Fundは、投資実行の前段階から日本展開のサポートを行って参りました。IVP Fundの出資者である株式会社ミクシィなど主要プレーヤーとの関係強化、日本のモバイル版の開発のサポート、日本法人設立・採用のサポート、株式上場支援など実際のビジネス拡大を支援しております。今後も新ゲームの開発のサポートなど積極的にサポートを行う予定です。

IVP Fundは、今後も成長著しい中国のモバイルサービス(ソーシャル・ネットワーキング・サービス、MMORPGなど高収益のユーザー課金型ビジネスなど)や急拡大が見込まれる日本及び中国のソーシャル・アプリケーション分野(ソーシャル・ゲームなど)、日本が世界をリードする拡張現実(Augmented Reality)など新しいアプリケーション分野への投資を行う予定です。


■インフィニティ・ベンチャーズLLP
インフィニティ・ベンチャーズLLPは日本及び中国のネット・モバイル業界のベンチャー企業に投資を行うベンチャーキャピタルファンド　IVP Fund A, L.P. 及び IVP Fund B, L.P. に情報提供等の役務を提供しております。また国内外のネット・モバイル業界の有力経営者が300名以上集まるカンファレンス「Infinity Ventures Summit」( http://www.infinityventures.com/ivs/ )を企画・運営し、国内外に幅広いネットワークを有しております。
このネットワークを最大限に活用して、ベンチャー経営・投資において成功実績を持つ以下3名の代表パートナーが投資案件の発掘などの情報提供や出資先の経営支援を行い、出資先の企業価値の最大化を目指します。


【田中 章雄(たなか あきお)】
カナダ、ブリティッシュコロンビア州立大学で修士号を修得。マクロメディア日本法人CTO、米国マクロメディア本社CEOアドバイザーを経て、アドビとマクロメディア合併後、アドビ本社でアジアを中心とした国際ベンチャー投資を統括。ウェブの動画やモバイルのゲームとしてもメジャーなFlash関連のビジネスを中心に、中国、日本、韓国、インドを含むインターネット、モバイル系の投資及びM＆A案件をリードする。2008年6月独立、インフィニティ・ベンチャーズLLPに共同代表パートナーとして加わる。北米、アジアのネットワークを生かし、中国を中心としたインターナショナルな投資活動を行う。英語・中国語堪能。


【小野 裕史(おの ひろふみ)】
東京大学大学院在学中より個人でモバイルメディアを複数プロデュースし、2000年より株式会社シーエー・モバイルの創業に関わる。モバイルメディア、コマース、コンテンツなど複数の事業を立ち上げ100以上のモバイルサイトの立ち上げをリードし、モバイルビジネスのリーディングカンパニーにまで成長を導く。2008年1月に株式会社シーエー・モバイル専務取締役を退任。独立後インフィニティ・ベンチャーズLLPを共同設立。国内外にてモバイルを中心に投資活動を行う。


【小林 雅(こばやし まさし)】
東京大学工学部卒業後、1998年アーサー・D・リトル(ジャパン)に入社。エレクトロニクス・情報機器・通信関連の新規事業戦略立案に従事後、ベンチャー・インキュベーション事業の立ち上げを経験。2001年エイパックス・グロービス・パートナーズ(現グロービス・キャピタル・パートナーズ)入社。2004年同社パートナー就任(最年少)。累計約400億円のベンチャーキャピタル・ファンドの投資を担当。インターネット・モバイル・ソフトウエア産業の投資を得意とし、2008年12月にIPOを果たしたグリー株式会社などの社外取締役を務めた。2007年8月に独立。2008年1月インフィニティ・ベンチャーズLLPを共同設立。主に日本国内の投資活動を担当。またインフィニティ・ベンチャーズ・サミットの企画・運営責任者を務める。


本プレス・リリースは、インフィニティ・ベンチャーズLLP並びに同LLPが情報提供等の役務を提供しているIVP Fund A, L.P. 及び IVP Fund B, L.P. の活動実績について一般的に公表することのみを目的としており、いかなる意味においても IVP Fund A, L.P. 及び IVP Fund B, L.P. の組合持分その他の有価証券の取得の勧誘を構成するものではありません。

　
【この報道用記事に関するお問い合わせ先】
インフィニティ・ベンチャーズLLP
担当 ： 共同代表パートナー　小林
Email： [email protected]
URL　： http://www.infinityventures.com/

Tour Fitness Car プロアマゴルフに参加

先日、Tour Fiteness Car プロアマゴルフに参加しました。　IVSでもお世話になっているスポンサー企業の方がこちらもスポンサーしているということもあってご案内いただきました！（感謝！）

ゴルフツアーにはフィットネスカーという車があって、そこでは選手のマッサージなどボランティアでケアをしているそうです。　

ツアー･フィットネス･カー/株式会社プレジャー via kwout

その資金を集めるため、このようなプロアマの大会があるということでした。　選手の皆さん　フィットネスカーを運営すているプレジャーの方に感謝のコメントをしていました。　（こんな活動があるとは知らなかったのですが、素晴らしい！）　　感謝の意味もあって、ツアー終了後のすぐあとなので、トッププロが30名ほど参加していました。片山プロにもなんで参加しているのか？を聞いたところ、支援の気持ちだからだそうです。　

石川遼プロ、池田プロは不参加でしたが、丸山茂樹プロ、片山プロなど、トッププロが参加です。　私は前半は藤島プロ　、後半はなんと片山プロとラウンドです。　結局、前半は50,　後半は54 というスコアでした。前半は出入り激しくパーが5つあったのにも関わらず50.... 後半は片山プロが近くでみていることもあって緊張してダメでした・・・。
さすがトッププロという技が随所にあってよかったです。テレビの画面を通じて見ているので、そのまま前でゴルフしている姿を見ると不思議です。　

表彰式では深堀プロが司会をして、丸山プロ、片山プロ、鈴木亨プロ　と対談して、面白かったです。丸山プロの優勝までの苦労や　片山プロはマスターズ4位からの悩みとか、いろいろと話しをきけてよかった。　藤島プロにはいろいろと教えてもらいました。　片山プロはプレー中、彼のいろいろもっているグッズ（練習道具など）を見せてもらって面白かったです。　深堀プロや丸山プロ、近藤プロともお話できてよかったです（ゴルフの話というよりかは、私の仕事の話とかしていました）。　　　

 

12月も追い込み

IVS2009Fall も無事終わってしばらく立ちますが、いろいろと忙しくしており、IVS2009Fall のビデオも編集する時間もないような状況です。　年末時間があるときに動画編集を行い、アップしたいと思います。

投資案件のクロージングも無事終わり、年末最後の追い込みに頑張るのみです。

2009年は1月22日にIVP Fund がスタートし、投資も3件行い、その3件とも非常に期待できる案件ということもあって2009年の投資活動は非常に良い年だったと思います。　グリーやリサイクルワンに投資した2005年も良い年だったと年末に思いましたが、それ以上の手応えを今年は感じております。　それは弊社3名のパートナーが力を合わせてやってきたという結果がでつつあるのだと思います。

ファンドの資金調達では、DeNA 、Mixi, KDDI, OPT といったいつもお世話になっている業界を代表する企業の皆様からご出資いただき、IVP Fund をスタートすることができました。　2009年はファンド業界は冬の時代であり、新規ファンドの設立が難しい時代でしたが、　IVP Fundは、「ファンド業界」ではなく、「ネット・モバイル業界」の属しているベンチャーキャピタルであるという実感を得ました。　

弊社は「ファンド業界」のVCファンドではなく、ネット・モバイル業界のVCファンドである。業界に根ざした投資活動をすることで、業界の発展に貢献し、そして投資家に対するリターンを還元し、次世代の企業を支援する。サイクルをつくることで、よい循環を作り出していきたい。

この1年は私が関与した会社2社が大きく目立った年だった。グリーが2008年12月に上場し、今年はさらに成長を遂げた（時価総額2000憶円程度）。　そして、グロービス退職後の初仕事だったAdmob がGoogle750 M USD(750憶円）で買収された。　結果として成功した会社と仕事ができた　というのは非常に良い経験だった。　

今年は中国の投資案件がメインだったが、来年は日本の案件もしっかりやっていきたい。