北京に拠点を置くモバイルアプリ解析サービスのApp Annieは先日、Sequoia Capitalの米国ファンド率いる1500万米ドルのシリーズC資金調達を発表
北京に拠点を置くモバイルアプリ解析サービスのApp Annieは先日、Sequoia Capitalの米国ファンド率いる1500万米ドルのシリーズC資金調達を発表し、既存の投資家であるIDG Capital Partners、Greycroft Partners、e.Ventures、そしてInfinity Venture Partnersがこれに参加した。
同社によると、同ラウンドから得た資金は、App Annieの製品開発の加速、同社のサンフランシスコにおける販売およびマーケティング本部の拡大、さらにアジアおよびヨーロッパにわたるグローバルオフィスの拡張に使用されるという。Sequoia CapitalのシリコンバレーオフィスにおけるパートナーTim Lee氏、およびuSampのCEOであるAlan Gould氏がApp Annieの取締役会のメンバーに加わる予定だ。
同社は2011年にIDGからシリーズA、2012年8月にはさらに600万米ドルの資金を調達した。
2010年3月のローンチから現在まで、App Annieは250億を超えるダウンロード、アプリストアの60億ドル以上の売上高を分析してきた。12万5000人を超えるデベロッパー向けに30万超のアプリケーション上にあるデータをトラッキングしている。4万5000人以上のデベロッパー顧客が同社の分析と情報製品を使用している。ユーザベースは倍増しているほか、月間経常利益は過去12か月で3倍増となった。
香港で法人化し、北京を拠点としているApp Annieは、サンフランシスコ、北京、香港、ロンドン、ソウル、東京にオフィスを構えグローバルビジネスとして成功を収めている。App AnnieのCEOであるBertrand Schmitt氏はかつて、中国を拠点とするグローバルスタートアップの立ち上げや、中国および中国外の投資家から資金調達先を見つける方法についてシェアしたことがある。