NILSのスポンサーとして資料を配布できるのですが、弊社の案内を作成しました。
せっかく書いたのでブログで公開します。
グロービス・キャピタル・パートナーズの活動紹介
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Industry Leaders Summit 2005 Autumn(以下、NILS2005秋) にご参加頂き、誠にありがとうございます。 簡単ではございますが、この場を借りて弊社の案内をさせて頂きます。
1 インターネット、ソフトウェア、デジタルコンテンツ分野の活動と実績
現在、弊社は200億円のベンチャーキャピタルファンドを運用しております。主力投資分野はインターネット、ソフトウェア、デジタルコンテンツ分野です。1社あたり1億円から10億円の投資を行っております。 当該分野を担当する専門チームを持ち、投資活動そして投資先の経営サポートを行っております。
主な投資実績として、ワークス・アプリケーションズ(2001年12月IPO)、GDH(2004年11月)、ユニバーサル・ソリューション・システムズ(2005年10月IPO)などがございます。最近は、ソーシャルネットワーキングサービスのGREE社に投資実行しております。
NILSの企画・運営、ブログでの情報発信、海外カンファレンスへの参加 等 通常のベンチャーキャピタル業務ではない活動を積極的に行っております。目先の案件発掘営業やバラマキ投資は行わず、真の意味のベンチャーキャピタル・ファームの競争力を高めるため、中長期的な視点で活動しています。
2 競争優位性
①強力な経営サポート
一般的には“ハンズオン”という言葉で語られますが、弊社は“経営”にフォーカスしたサポートを行っております。 担当パートナーが社外取締役に就任し、経営戦略の立案サポート、経営合宿の運営、 経営チームの構築、人事制度の構築 といった多岐にわたる経営課題をサポートしております。 特に人の面に関しては、グロービス・マネジメント・バンクと共同で、優れた人材の採用をサポートしております。
②最先端の業界知識と情報発信力
NILSの企画や2005年10月5日から7日 サンフランシスコで開催されたWeb 2.0 Conferenceに参加し、最新の業界動向をリサーチするなど、最先端の業界動向を分析しております。投資判断だけではなく、投資後の経営サポート 特に戦略立案や事業開発に活かされています。 また、獲得した知識を積極的に発信しております。CNETへの寄稿(“ベンチャーキャピタリストが見たWeb 2.0カンファレンス”など)、小林個人のブログによる情報発信など 積極的に情報発信を行っております。
③広範囲のネットワーク
NILSの企画・運営を担当し、当該領域において強力なネットワークを構築しています。NILSの活動は業界の中でも価値ある活動であると考えており、業界発展に貢献すべく、今後とも継続していくつもりです。
④中長期的なコミットメント
一般的にはベンチャーキャピタルは流動性の高い投資家と定義されます。弊社の場合はIPOした場合、すぐに売却することはせず、投資先の成長ともに2-3年かけて売却していきます。個人株主ではなく、機関投資家へのブロックトレードを基本としております。
IPO後も社外取締役として継続支援しております。
3 今後のビジョン
2006年4月には新しい投資ファンドを設立し、インターネット、ソフトウェア、デジタルコンテンツ分野により積極的に投資する予定です。 優れた経営者の方々に常に選ばれる存在でありたいと考えております。
我々は、クライナー・パーキンス、セコイアキャピタルといったシリコンバレーを代表するようなベンチャーキャピタルのような存在になります。優れた経営者の方々に常に選ばれる存在になりたい。
今後ともよろしくお願い致します。
New Industry
Leaders Summit 2005 Autumn, Program Chair
グロービス・キャピタル・パートナーズ パートナー 小林雅