しばらくブログを更新しとおりませんでしたが、9月に4日間にわたる大型カンファレンス 「ICCカンファレンス KYOTO 2016」を無事開催しました。
ICCパートナーズにとって初じめての京都開催となり、滞在型の4日間のカンファレンスは準備も含め1年かけてしっかり行いました。登壇者も約180名という規模感となり、参加人数も約500名となりました。数字をみるように登壇者の比率が非常に高いのがICCカンファレンスの特徴になるのですが、「新しい産業を共に作るトップリーダーのコミュニティ」を実現するためには多く経営者・幹部・プロフェッショナルの方に登壇いただき、お互いの知見を共有することが重要です。 そんなカンファレンスをようやく実現することができました。
ICCカンファレンスは開催したら終わりではなく、書き起しを行い記事として配信するまで仕事です。今週から本セッションの書き起しをスタートししました。開催は9月6日のセッションですが記事がようやく10月24日に配信になるのですが、書き起しまで4-6日間かかり、それをレビューを行いまして、登壇者の確認を頂くようなしっかり時間をかけた記事となっております。本人や会社の広報の方に協力いただき、ナレッジとして世に出すことができています。
最高の成果を生み出す チーム作りの方法論
「理不尽を作り出せ!」ビジネス×スポーツ×宗教×科学の異種カオス討論(1)
https://industry-co-creation.com/management/4730
https://newspicks.com/news/1850973?ref=user_2163
「究極的にはNO REASON」ビジネス×スポーツ×宗教×科学の異種カオス討論(2)
https://industry-co-creation.com/management/4731
https://newspicks.com/news/1853060?ref=user_2163
「カオスからの自己組織化とは?」ビジネス×スポーツ×宗教×科学の異種カオス討論(3)
https://industry-co-creation.com/management/4732
https://newspicks.com/news/1855239?ref=user_2163
開催後のアンケートもとり、フィードバックをいただきました。NPSを導入していますが、知人や友人にICCカンファレンスを薦めるか? という質問に対して、約80%の方が10段階評価の9か10という「推奨者」という結果になりました。もちろん解答されてない方はもっと低いかもしれませんので、解答した方の約80%というNPSスコアなのですが主催者として自信につながりました。
NPSスコアの内訳を見ると、スタッフ>スピーカー>通常の参加者 という順番に高くなっています。スタッフはボランティアスタッフの評価になんですがNPSスコアは約90%に達し、ほとんどの方が「強く薦める」の10をつけるという結果でした。一般的にはeNPSという従業員のロイヤリティの高さを表している。
eNPSの高さはスタッフ募集のページに詳細に書いていることをしているからですが、さらに重要だと考えているのは「仲間になる」や「親友と呼べる友人がいる」ことです。みんなで一緒に作り上げることそのものに楽しさがある。それがICCカンファレンスではないかと思います。
スピーカーや通常の参加者のNPSスコアも高い数字でしたが、ICCカンファレンスの最大の特徴でもある4セッション同時進行による選択型プログラムが大変好評でした。4つあるため、どれにしようか迷うという状態となるのですが、選択したセッションに対する参加意識は高くなります。非常に高い満足度や学びの機会を提供できたと考えています。
プログラムはどうしても主催者がテーマを考えるため、選択の幅が少ないと「ちょっと興味がない」というセッションがあると思います。セッションにでないでカフェで議論しようとかになります。 ICCカンファレンスはセッションに出ない人向けには専用カフェを用意していたのですが、実際に利用したのは1日10名以下という少ない数字でした。それだけセッションの滞在時間が長く、充実したものだったと言えます。
なお、カフェの貸し切りには営業保証の観点から1日9万円くらいかかるのですが、10名の利用ですから1名 9,000円! 来年はなくすことにしました。もっとほかのところを充実させる予定です。
また、4会場同時進行となるため、登壇者の人数が約180名という規模感になります。その結果、ネットワーキングのクオリティが格段に高まりました。3月に開催したICC TOKYO 2016では約90名でしたので2倍の規模感になると様々な分野の方から登壇するため「異なる分野の人と意見交換ができてよかった」というフィードバックが多く、充実した時間となりました。
また、会場関係者の協力のもと素晴らしい料理を提供いただき、こちらも大変好評でした。セッションは学びとなり、ネットワーキングの質が高く、料理も美味しい といった「カスタマージャーニー」で考えるとすべての時間に高いレベルのものを提供できたと思っています。
ICCカンファレンスは経営者・幹部・プロフェッショナル向けのコミュニティです。セッションも主に経営に関するセッションを中心においています。2〜3日で集中して経営を振り返る時間はとても貴重な時間だと考えています。新しい産業を創るというのは主にIT分野を中心に参加者が集まっていますが、成長意欲のある「グロース・マインドセット」の方には非常に良い場です。
いくつか反省すべき点があり、次回はさらにバージョンアップしたいと考えています。
次回は2017年2月開催です。場所は福岡で開催します。 詳細はICC FUKUOKA 2017のページに記載しておりますので是非ご覧ください。