昨日 悲しい出来事がありました。
昨年2015年9月末にインフィニティ・ベンチャーズを退任しました。私はインフィニティ・ベンチャーズが主催する「インフィニティ・ベンチャーズ・サミット(IVS)」の運営に長く関与し、前身となるNILS(New Industry Leaders Summit)というカンファレンスは2014年11月からスタートしたので2015年6月まで年2回 一生懸命やってきました。
参考記事:東洋経済オンライン「小林雅さん、IVSは何を目指しているのですか 日本最大級ベンチャーカンファレンスの秘密」
IVSの目玉イベントであるスタートアップのピッチ・コンテスト「Launch Pad」は毎回素晴らしい起業家が登壇します。真剣に取り組む姿は私が関与していたときから本当に素晴らしい。退任した今でも楽しみに見ておりました。
ライブでは見る時間がなかったため録画した動画を見ていたところ29:34くらいからB Dash Venturesの渡辺さんが登場するのですが、その映像を見たときに僕は大変なショックを受けました。さすがにオフィスにいる時には泣きませんでしたが帰り際の道では号泣してしまいました。
現実を知ること。詳細は以下ののようなやりとりになるのですが「小林」や「ICC」という言葉はでてきませんがわかる人にはわかるし、会場にいる人は嘲るように笑い声が聞こえます。
出所:IVS 2016 Fall Launch Pad の動画の29:35 過ぎ(削除されるかもしれません)
* 追記1 動画は再生できないようです。私から削除要請はしておりません。インフィニティ・ベンチャーズのYouTube公式チャネルは2016年12月開催以外の2本のLaunch Pad動画を見ることはできます。先日 登壇したLaunch Padの登壇者は努力を重ねて挑戦してきました。プレゼンテーション同は公開したほうが産業発展に貢献すると思っております。僕は何度も繰り返し見たので公開されたままでも問題ありません。
**追記2 IVSにメディアの方が録画された動画がYoutubeにアップされておりました。こちらをご覧ください。審査員(AnyPay 木村 氏など)の方が大きく手を叩いてを笑っている方もいらっしゃいました。
***追記3 動画が再生できないようなので当日の写真が公式Twitterに掲載を引用しました。
B Dash賞はB Dash Ventures 渡辺さんからの次回CAMPのご招待 !#IVS16F pic.twitter.com/RlrLFvXKjl
— IVS Official (@IVS_Official) 2016年12月7日
田中=インフィニティ・ベンチャーズ 田中 氏
渡辺= B Dash Ventures 渡辺 氏
田中 今回初登場。B Dash Ventures 渡辺さんです。
会場 (よ!よ!のような掛け声)
田中なんで渡辺さんがIVSにいるですか? という質問を受けているんですよ。
渡辺 やっぱり小野さんと田中さんはいいですよね。
あれ、もう一人いましたっけ? いないですよね。 いないですよね(笑)
田中 え?え?え?(笑)
渡辺 3名? 2名? 3名? 2名ですよね。
田中 はははは(笑)
渡辺 やっぱりいいですよね〜
田中 ありがとうございます。
(中略 2017年3月16日・17日に福岡B Dash Campを開催するという話とLaunch Pad優勝者は無料招待という話)
渡辺 やっぱり田中さんいいですね
田中 ありがとうございます。
渡辺 (IVSの)雰囲気かわりましたね。
田中 変わりましたか? 僕は理由はわからないですね(笑)。
渡辺 思ったのですが、やっぱり年6回(のカンファレンス開催)は多いので、年に4回ですね。うち(B Dash Camp)とIVSの2回 2回ですね。
(会場 笑)
田中 ちゃんと場所もわけて。
渡辺 西麻布や六本木でお金を使わず、ここで年4回ですね。
よろしくお願いします。
(終)
上記補足するとインフィニティ・ベンチャーズは私(小林)を含む3名の共同代表パートナーで運営されていました。「もう1名いましたっけ?」というのは名前はでていませんが私(小林)のことだと容易に想像が付きますし、会場の笑い声もそういう理解だと思います。
「年6回(のカンファレンス開催)は多い」というのはB Dash Venturesが主催する「B Dash Camp」は年2回開催しており、IVSも年2回の開催です。この年6回というのは文脈から判断する私が経営するICCパートナーズが主催する「ICCカンファレンス」の年2回ということがわかります。そして会場の大きな笑い声からも理解されているということがわかります。
「ちゃんと場所をかえて」というのはICCカンファレンスの次回は2017年2月開催となりますが福岡開催となります。3月開催のB Dash Campも福岡開催ということもあり、このような表現になったと思われます。
当日は数百名の参加者が参加していたと伺っておりますし、動画の視聴数も1000名以上の視聴者がいる前でこのような発言を自分の目で見ることは本当にショックでした。昨日はFacebookでも同じような投稿をしておりましたが手が震えて、読み返すと誤字脱字が多い。
ようやく落ち着いてブログに「悲しい出来事」としてまとめることができました。このようなことはICCカンファレンスを支援いだいている登壇者や参加者やスタッフなど関係する皆様に本当に申し訳ない気持ちで一杯です。このようなことは私の不徳の致すところです。
体調を崩して昨年9月にインフィニティ・ベンチャーズを退任しました。体調はメンタル面の不調なのですがこのようなメンタル面の不調を家族やスタッフが支えていただき、今ようやくICCカンファレンスの活動に取り組むことができるようになりました。
IVSの創業から一生懸命 10年以上取り組んでまりましたが、そのような場で私のこと上記のようなことに発言され、さらには参加者の多くが笑っているという事実は精神的に厳しいものです。「気にしないで頑張りましょう」とアドバイスを頂きましたが、もともとメンタル面に不安があることもあるのですが胸が苦しく寝込んでおりました。
このようなことを書いているのがこのような発言を数百名が聞いているし、私の知り合いも多く参加しているのに私が動画を見るまで誰も教えてくれませんでした。陰口を言われているとか、影で笑っている人がいるという事実はとても耐えることができません。 そのため、このような事実をブログにしっかり書くことで「表」にして、裏表がないようにしたいという気持ちです。
このようなブログを書くとIVSのLaunch Padの会場にいた人と同じように笑う人も多いと思います。それが現実だと思っています。
ICCカンファレンスの活動は2016年3月から本格的にスタートした小さな活動です。2017年2月のICCカンファレンス FUKUOKA 2017の登壇者もようやく130名内定したばかりです。まだまだこれから企画・準備をしっかりやっていく必要があります。このようなときにご支援いただく多くの方に心配・迷惑 そして何よりも家族に申し訳ない気持ちです。
できることは目の前の仕事に集中すること。自分が変えることできることは「今」しかありません。これは日本ラグビーフットボール協会のコーチング・ディレクターの中竹さんがICCカンファレンスで語っていたことです。今できることをしっかり行うこと。そして支えてくれる方々が誇りに思ってくれるようなICCカンファレンスを創り上げていきたいと思います。
人間としての不徳が致すところだと十分理解した上で、1つ1つしっかり頑張っていきたいです。
追記1:「新たな決意」というブログを書きました。また、感想やコメントはNewspicksでぜひ。
追記2: B Dash Ventures 渡辺 様からは謝罪の申し入れのご連絡を頂きました(2016年12月12日)。そして真摯に謝罪 頂きました(2016年12月14日)。