実は、私は今年の日経BP・biztech図書賞 推薦図書 の推薦委員となっている。昨年は弊社の仮屋薗が担当していたが、私がいろいろと本を読んでいるので、バトンタッチされた。
楽勝!と思ったら、そうでもない。 実は翻訳図書は推薦できないのだ。日頃紹介しているのは翻訳本が多い。 正直、本屋にいて買おうと思うのは、翻訳書だ。 数ある洋書から、翻訳されているわけなので、内容がある本が多いのは当然だと思う。
内容としては、簡単かつ内容のある本ということで、2冊推薦した。多分選ばれないだろうが、面白い本だと思う。 一つは日本マクドナルドの原田さんの本だ。仕事に対する考え方、時間の使い方とか、かなり刺激になった。この手の本は正直読まないのだが、個人的には買ってよかった。 2つ目は、永沢さんの大買収時代だ。 ライブドア騒動から、いろいろな書籍がでているが、中身がなかったり、 難解すぎたりと、ちょうど良い本がなかった。この本は中身もあるし、わかりやすい。いい本だ。 法律(リーガル)は非常に経営にとって重要であるが、商法自体は難解だと思ってとっつきにくい方が多いと思う。そういう方にお勧めだ。
翻訳本だと、昨年という意味では、柔道ストラテジーをお勧めしたい。 小さな会社が大きな会社に勝つには?という視点が満載だ。