弊社の仮屋薗や、 APの永露さん、カーライルの吉崎さん、ニッセイキャピタルさんの池上さん、リバンプの上田谷さん が企画するVC・PEの勉強会に参加しました。3ヶ月に1回くらい勉強会をしています。参加者は仲良いのVC関係者です。
今回のテーマは、 ポッカのMBOの話です。アドバンテッジ・パートナーズのニュースリリースはこちら。 スピーカーはポッカ社の堀雅寿 社長でした。
(左:AP永露さん、 右:堀 社長)
スピーチの内容はここだけの話なので、掲載いたしましせんが以下のニュースリリースの掲載されているような内容の実際の話 でした。質疑応答の面白い大変勉強になりました。
ポッカは、昭和47年に日本で初めて缶入りコーヒー飲料の「ポッカコーヒー」の製造販売を開始し、以降各種のコーヒー飲料やレモン系飲料、スープを発売す る等、強い商品開発力を基に着実に消費者からの認知度を高め、老舗ブランドとして業界内での地位を確保して参りました。しかしながら、国内の飲料・食品業 界は、同業他社による新製品の開発・販売競争の激化、商品サイクルの極端な短期化、スーパー等の量販店等における小売価格の下落、等の影響を受け、厳しい 事業環境にあります。主力とするコーヒー飲料市場も既に成熟し、その市場規模は減少傾向にあります。ポッカは事業構造の抜本的見直しを実施し、「再成長の ための決断と実行」を図ることが必要となっております。具体的には、マーケティング志向への転換によるブランド戦略の再構築、レモンやスープ等の成長分野 への経営資源のシフト、中国等のアジア市場での更なる事業拡大、オペレーションの効率化による継続的なコスト削減等の施策に取り組む必要があります。こう した施策を、短期的な業績の波にとらわれず、迅速に遂行する体制を整備するとともに、自己責任を一層明確にした経営体制への転換を図るため、APは、ポッ カ経営陣、共同投資家であるCITIC Provident Management Ltd. 及びフィナンシャルアドバイザーである日興シティグループ証券株式会社と協議の上、本公開買付けを行うことを決定いたしました。APは、そのネットワーク 及びコンサルティング能力を最大限に活用して、戦略立案・オペレーション・経営管理の各側面からポッカを支援していく方針です。尚、本株主変更後も、ポッ カの社名・商品名、従業員の雇用、取引先との関係は従来どおり継続されます。ADHは、谷田利景様の協力を得ながら、現経営陣とともに長年に亘り培われた ポッカの事業基盤を有効活用し、ポッカブランド価値の更なる向上を図ってまいります。
なるほど と思うところが多々がありました。
その後、交流会があり、 久しぶりにライブドア証券の塩野さん と話したり、 ワークスキャピタルの本間さん、 松山大河さん、 インキュベートキャピタルパートナーズの赤浦さん、 ネットエイジキャピタルに転職した関根さん 、NVCC照沼さん、NFP鮫島さん、など といろいろお話しました。 リバンプ組はなんか楽しそうな感じですね。
NILSに参加する方は、 「準備大変でしょー」 と声をかけていただきました。ありがとうございます。 さすがに4回目とあると、準備も慣れました。
このようなVC・PE関係でしっかりやっている方々と話するのは楽しいですし、継続は力なりと感じます。 幹事の方々に感謝!