ハイテク投資、カネさえあればできるほど甘くない というコラムが面白いです。
興味深い点としては、
「その機関投資家には、我が社が厳しい時にサポートしてもらえなかった。残念ながら、当時もサポートしてくれた他の投資家を優先したい」
という点。実力のあるVCファンドは投資家は多数集まる。そこに食い込むのは信頼関係あってこそだ。そして、
シリコンバレーにVCを設立して7年になる。この世界に身を置いて、一番痛感するのは、人脈や信頼関係の大切さだ。投資先の経営陣との信頼関係はもちろん のこと、優良な投資先へのコンタクト、共同出資パートナーの確保、投資先企業にふさわしい経営者の発掘など、いずれも人脈と信頼関係がモノを言う。自分自 身、これから長期間に渡って、実力と人徳を磨かなければならないと肝に銘じている。
大澤さんとはお会いしたことはないのですが、上記の話は納得ですし、私も心がけています。
ただ、日本のVCの場合、 金さえあれば投資できる みたいな風潮 や 自己中心的な投資(自分さえよかれば良い)が増加してきました。 投資検討先や投資先でいろいろ大変なことになっています。
信頼関係をつくるは時間がかかるが、壊すは簡単である。