最近、サマーインターンの方といっしょに業界関係者の方とランチをしたりするケースが増えている。 いろいろと話しているのですが、 改めて思うことは、 ベンチャーキャピタルの仕事は、急がば回れというか、 一朝一夕にはいかない仕事であるということだ。
優れた投資案件は、1-2年かかるものである。 具体的に知り合ってから、1-2年とか時間が立ってはじめて成り立つものだ。 リサイクルワンは1998年当時から約7年の関係、 グリーの場合でも現在の副社長の山岸君と知り合ってから投資まで1年くらいかかっている。 ビジネスを理解するのは比較的簡単だが、人間を理解するというは時間と信頼関係が必要だ。 投資で失敗している案件は、経営者に問題があるケースが多いのですが、結局は投資の時点でわかっていなかったということなのである。
もちろん、飛び込み営業とか、持ち込みとかの投資案件を否定することはなく、 良い案件というのは普通に転がっているわけではなく、 長い目で日々の活動をすることが重要だ。 見ている人は見ている。 中身のある人 ない人はすぐにわかるものである。