グロービスマネジメントバンクとカーライルさんと共同で以下のようなセミナーを開催することになりました。 カーライルさんの事例としてウィルコムさん、弊社の事例としてUSSなど、面白い事例もそうですが、朝倉さん、吉崎さん、仮屋薗など投資関係の業界では知らない人はいない人が事例解説をする予定です。 非常に面白い話だと思います。(なお、申込みですが、投資関係者(同業他社)は参加は難しいため、その点、ご容赦ください)
【第5回セミナー 「経営のプロ」へのキャリア】
第三の道:「カーブアウト」というキャリア選択肢 ~成長性のある技術・事業の組織的切り出し事例~
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2006年9月
グロービス・マネジメ ント・バンク(GMB)
企業収益が回復している昨今、ベンチャー企業の躍進や大企業の新規事業の推進が加速しています。一方で、企業は「選択と集中」の傾向をますます強め、収益増大を加速しています。
そのため、「事業や市場の成長性は見込めるものの、全社戦略との整合性の観点から、経営資源が投下されない」という事業も出現してきています。
このような環境下、「事業や技術を企業から切り出し、第三者の投資を受けて、戦略の自由度を高め、事業の成長を加速させる」という「カーブアウト」という手法が、今、注目されています。
「第
5回『経営のプロ』へのキャリアセミナー」では、こうした「成長性のある非コア事業を、組織ごと独立させる」という「カーブアウト」というキャリアの選択
肢についてご紹介いたします。起業でもなく、転職でもない、いわば「第三の道」としてのキャリアの選択肢の概念と事例のご紹介です。
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現在手がけている事業(子会社)は、技術がすばらしく、成長性もあるが、自社からは経営資源を投下してもらえない |
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事業の切り離しにより独立性を担保し、幅広いアライアンスの選択肢をもちながら、成長を加速させたい |
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現在、理想的なチームができているので、この組織のまま独立したい |
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いつかは「一国一城の主」になりたいが、自ら資金調達をするのは難しいと考えている |
といった子会社の経営陣や事業部長の方々に、新しい選択肢をご紹介させていただきます。
投資ファンドから資金調達をし、大手企業から事業をカーブアウトされた2事例について、実際に
カーブアウトした経営者とファンド担当者の双方をお迎えし、具体的なカーブアウトのプロセスや
カーブアウトのプロセスやカーブアウトに向いている事業・人材像などについてお話いただきます。
「経営のプロ」へのキャリア選択肢の「新しい形態」をご検討いただく良い機会になればと思っております。
■ 開催日時 |
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2006年10月20日(金) 19:30~21:30終了予定(開場19:00~) |
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■ 場 所 |
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グロービス東京オフィス 101教室 |
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■ 参加対象者 |
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30代~40代のビジネスパーソンで、特に事業部長、子会社経営陣の方 |
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非コア事業だが成長性のある事業を手がけられている方 |
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自律的にキャリア構築をし、スピード早く成長をできる場を求めている方で、 カーブアウト的手法の独立に興味のある方 (事業推進でなく投資サイドでのキャリアにご興味のある方は対象外とさせていただきます) |
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■ 定 員 |
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150名(申込締切後、抽選とさせていただきます) |
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■ 参加料 |
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無料 |
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■ 申込締切 |
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2006年 10月11日(水)正午
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■ 申込方法 |
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GCS会員ページの「キャリア・デザイン・セミナー」のコーナーより、お申込ください。
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当セミナーは、弊社サービス「グロービス・キャリア・ソリューション(GCS)」会員様向けのものとなっておりますため、セミナーへお申込みいただくにはGCSへの会員登録 (無料)が必要です。GCS会員登録がお済みでない方は、お手数ですが こちらよりご登録下さい。 |
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本セミナーは、参加者申込多数の場合は抽選とさせていただきます。 セミナーに当選された方には受講票をメールにてお送りさせていただきますので、内容をご確認の上、当日、受講票をご持参いただければと存じます。 |
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パネリストプロフィール
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喜久川 政樹氏
株式会社ウィルコム 執行役員 経営企画本部長
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大
学卒業後、1987年に第二電電株式会社(現KDDI株式会社)入社。1995年にDDIポケット株式会社(現株式会社ウィルコム)にて、相互接続業務を
はじめ、事業戦略の立案、料金プランの立案、他事業者とのアライアンス構築など、経営企画業務に従事。2002年に取締役経営企画本部長、2004年10
月のカーライル・グループの資本参加により執行役員経営企画本部長に就任。
早稲田大学商学部卒業。
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山口 浩行氏
ユニバーサルソリューションシステムズ株式会社 代表取締役社長
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システムサービス会社、ソフトウェア会社を経て1999年ユニバーサルソリューションシステムズ株式会社入社。2004年7月より現職。
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朝倉 陽保氏
カーライル・グループ マネージング・ディレクター
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三
菱商事株式会社においてIT、通信、ヘルスケア分野の事業開発、事業投資に従事。1999年にエイパックス・パートナーズの日本進出に参画。バイアウト及
びグロース・キャピタル投資を担当。2001年にカーライル・グループに参画し、バイアウト・チームのマネージング・ディレクターに就任。国内
MBO/LBO投資を担当。2005年よりグロース・キャピタル・チームの責任者に就任。日本を含むアジア全域における投資活動に従事。
慶応義塾大学工学部卒業。米国ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)。
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吉崎 浩一郎氏
カーライル・グループ ディレクター
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三
菱信託銀行株式会社にて国際金融業務に従事、日本AT&T(株)にて国際通信サービスの立ち上げに貢献。その後シュローダー・ベンチャーズ(現
MKSパートナーズ)に参画、IT・通信業界を中心にハンズオン型VC投資及びLBO/MBOを実践。同社パートナーに就任後、投資戦略の構築・実行、全
投資案件の意思決定に関与。2005年9月より現職。成長企業への投資及び買収に従事。
青山学院大学国際政治経済学部卒業。法政大学大学院社会科学研究科修士課程修了。
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仮屋薗 聡一氏
株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ パートナー
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株
式会社三和総合研究所でのコンサルティング、株式会社グロービスのベンチャーキャピタル事業設立を経て、1999年よりAGP(現:GCP)にてメディ
ア、サービス、エンタープライズアプリケーション関連の投資を担当。専門領域は、メディア・コンテンツ、サービス全般、エンタープライズアプリケーション
など。担当先企業として、ユニバーサルソリューションシステムズ株式会社、株式会社ネットエイジ、株式会社リアルコム、株式会社フィスコ、株式会社GDH
などがある。講演・執筆多数。
慶応義塾大学法学部卒、米国ピッツバーグ経営大学院修士課程修了(MBA)。
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モデレーター プロフィール
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岡島 悦子
株式会社グロービス・マネジメント・バンク 代表取締役
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三菱商事株式会社にてベンチャーキャピタルファンド投資、IR、事業開発等の業務に従事。後にマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社、国内外の大手企業に対する新規事業開発、企業再生、組織改革等のコンサルティングに従事。
2002年3月より現職。経営者のディスカッション・パートナーとして、CFO、事業開発、経営企画等を中心に年間約100名の「経営のプロ人材」を紹介。
筑波大学国際関係学類卒業。米国ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)。
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