俺はこうしたい!、こう世の中を変えたい! といったビジョンをVCは持つべきだ。 最近、起業家と話すときに、自分のビジョンを話すようになった。
ビジョンがないと、とにかく、ネガティブな意見しかいわない社外取締役になってしまう。リスクが高いからやめろとか、もっと考えようという風にになるのだ。 ビジョンがないのだ。
ビジョンがあると、ビジョンを実現するためにはどうしたらよいか?を考えるようになる。
勝つためには意思決定のスピードを早くしたないといけないとか、Aという事業機会は積極的にリスクをとるべきだという議論になる。
業績やキャッシュポジションという現状を把握しつつ、ビジョンをどう実現するかが取締役会やCEOの仕事であると思う。 ビジョンというのは産業を変えるというビジョンであったり、こういう組織体でありたいという組織のビジョンもある。 私はビジネス面と組織面の2つのビジョンを持つようにしている。