本日、 TIF Ventures というシンガポールのファンズ・オブ・ファンズの方と会食だった。 日本のVCファンドの投資機会の調査ということで、弊社のファンドの話をそうだが、日本のVC業界のヒアリングだった。 ”ファンズ・オブ・ファンズ”というのは、我々のようなVCファンド、バイアウトファンドに投資するファンドのことだ。 通常の投資信託と異なり、誰もがVCファンドに投資できるわけではない。 ベンチャー企業が優れた株主を選ぶように、
我々も同様で、名声、信頼といった付加価値のある投資家に投資家になって頂きたいと考えている。 我々も”誰のお金を運用しているのか?”というは仕事のやりがいでもあり、投資家の質は非常に重要だ。
TIF Venturesさんは、Sequoia Capital,Venrock Management,Draper Fisher Jurvetson ePlanet Ventures といったVCファンドに投資している。Sequoia Capitalはご存知の通り、最近ではGoogleの成功で知られる超有名VCファンドだ。
有名なファンズ・オブ・ファンズは、通常 各ファンドのパフォーマンスを独自に調査している。リサーチ能力と各ファンドとの関係が、強みになっている。 会話をすると、どこのファンドが好調か、とか、世界的に駄目だとか、いろいろな情報が入ってくる。こういった情報は貴重であり、一般的に入手できない。
勉強になる機会だ。