昨日はサイボウズさんのFeedpath 説明会に参加しました。面識のある方が何人かいらっしゃいました(ゆめみ片岡さん、RSS広告社 田中さん、 シックスアパート柳下さん、佐々木さん、バーチャレクス丹野さん、オーシャンブリッジ高山さんなど)。 NTTレゾナントの上原さん(近江商人さん)も初めてお会いしました。
サイボウズの小川さんのプレゼンは、Web 2.0 Conference で聞いた SXIP Identity
のプレゼンのような感じでした。
Web 2.0 High Order Bit - Identity 2.0
を参照。(SXIPの方は相当練習している感じです。 小川さんはちょっとつまっていた(笑)
さて、 Feedpath の話をしよう。 説明を聞いた限りでは、UIに凝ったRSSリーダーであり、ソーシャルタギングなどの”ソーシャル系”のサービスを複合したもの である。
”UIに凝った”=Ajaxを利用している ということだ。
小川さんも他サービスの差別化は”UI”という答えだった。
プレゼンを聞いて思ったのが、 オライリーさんが定義している Web 2.0 とは何か?という思想 をそのまま 実現しているようなサービスということである。 これは良い意味で言っているわけではなく、 オライリーさんが定義したようにサービスを作る と同じようなものになってしまうのだ ということだ。
Feedpath のプレゼンを聞いて、 Hotmail から Gmail になった感動やMapion からGmap になった感動はなく、 UI的にキレイだ とかシンプルだ と思うくらいだ。感動までにいたっていない。
これは Gmail も Gmap も Web 2.0 だから作り出したサービスというわけではなく、結果としてWeb 2.0 だよね という話だ。 帰納的にWeb 2.0 という概念になった。 演繹的にWeb 2.0 の概念をもとに作られるものではない ということだろう。
説明するときはWeb 2.0というのは良いのですが、 サービスを作るときはWeb2.0ということを忘れよう。 重要。 なぜ、APIを公開するのか?とか、しっかり理由を考える必要がある。
ゼロベース思考 というのが、自分が概念を作る というのが良いだろう。