1月27日(金)のEビジネス研究会 に参加し、セプテーニ佐藤さんの話を伺った。
内容は、Web 2.0 時代のネット広告 といったような内容で、SEMとかアフィリエイトとか分野ごとにトレンドの変化やセプテーニとしての取り組み・事例の話しがあった。
私自身 広告の実務に関係しているわけではないので、具体的な事例やデータがあるのは勉強になりました。具体的に
①最近、アドセンスへの広告費の配分が増えているという点。→ブログなどコンテンツ
の増加→コンテンツマッチ広告を配信できるサイトが増加。
②スモールワードは(手間を除くと)ROIが高いという点。 自動入札システムなどで
効率化することがポイントになるという点。 →キーワードのロングテール化
③高級商材のECサイトに対して関連ブログサイトのネットワーク化とアフィリエイトで
高い成果をあげている点。(オールアバウトさんのガイド&アリフィエイトのブログ版
といっても良いのでしょうか)
④Gyaoは広告効果が高い という点。 →TV広告はどうなるか?
⑤ (②と③に関連するが)独自にアフィリエイトシステムを持つとか、自動入札システム
を開発するなど技術が重要性が増しているという点
②と③に関しては、(USなどでは)単独で事業を行っている会社があるくらいなので、投資分野としても面白いと思っています。 また、Gyaoは良いなとユーザーの視点から思っていたが、実際に広告という点でも魅力的というという点はなるほど と思った。
ブログの普及 が一番 大きな影響だ。ブログといっても内容は多種多様で、コンテンツマッチ広告のキーワードもロングテール化していく。 リーチという点では、ロングテール化に対応するための効率化(システム化)がポイントとなる。 これはリーチの視点。
一方、リッチネスの視点からは、例えば専門家のようなブログがあり、そのブロガーとタイアップすることで、商品を認知させ、販売する という”質”を重視したものが出現している。
また、リッチネスという意味では、Gyaoのようなリッチコンテンツも表現力が高く、効果は高い。
今年はいろいろと変わっていくだろう。面白い。
ということで、NILSのテーマの1つとして、Web2.0時代のネット広告 といったテーマを取り上げる予定。