Etech は今回で3回目の参加となる。 前回 2004年は昨年 IPOした お掃除ロボット ルンバのアイロボット社のプレゼンなど、かなり面白ろかった。映画のマトリクスをぱちったプレゼンはかなりイケテイタ。
今回、2004年と比較すると、質が落ちたと感じる。 NILSをやっているので、いろいろ感じる部分が多いのだが、 さすがに全体が聞くセッションで、Eventful とか”それはどうか?”というサービスのプレゼンはやめてほしい。
一方、Ray Ozzie や IBM 、アドビといった会社のプレゼンはしっかりしている。”プレゼン”だ。 他の人はどちらかというと、ライブ・トークに近い。
Etech では、Googleはちょこっとスポンサーしているが、まったくといっていいほと存在感がない。スピーカーもいないし、展示もやる気がない。 2004年の時はGoogleのセッション(エンジニアの人が担当)があり、優秀だなーとか面白い印象をもっていたが、今回は残念ながらなかった。 時価総額10兆円の会社になってしまったのか?という印象だ。
一方、ヤフーはIBMに次ぐ大型スポンサー。 セッションもいくつかやっており、夜はデベロッパー向けのパーティを開催し、ギーク向けにアピールにやっきただ。
地図関係では、グーグルマップが流行ってしまって、マップクエストがセッションをもっても注目度が低い。
あと、Web2.0カンファレンスで注目を浴びた、Zimbra社は今回はスポンサーで単独セッションをもっていた。 10月の時はデモのときに歓声がわいたが、今回は参加人数も少なく、沸くということもなかった。江島さんいわく、 ”飽きられた”そうで、流れが速いというが、スピード感を感じる。
今回のテーマとしては、アテンション・エコノミーという話であるが、個別セッションを見ると、AJAX とか、 マッシュアップ(APIを含め)が多かった。
セッションの内容だけを知るためには、ブログとかを読んでいるほうがよいが、実際にきてみると、ヤフーが頑張っているとか、Googleの存在感がまったくない とか、いろいろ
わかることがある。また、 今回は日本人の参加者が20名くらいいて、仲良くなれた
というのが一番の収穫かもしれない。