ICCパートナーズ 小林雅のBlog

PC Forum 関連のブログ

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PC Forum ２日目（午前中）

PC Forum も２日目に突入です。　午前中のセッションの最後は、　個人のヘルスケアの話のセッションだったので部屋に戻って休んでいます。

朝食はセッション会場の外　です。参加者専用のため、朝からネットワーキングとか議論とかしています。　天気もよく気持ちいいです。　屋内もいろいろと人います。

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いろいろ声をかけたい人はいるのですが、顔と名前が一致しないため、探すのは
かなり大変です。　名札があるのですが、First Name は大きく書いてあって見やすい
のですが、　フルネームや会社名は非常に小さいです。　First Name だけだとさすが
に誰だかわからず、苦労しています。　（エスター・ダイソンには話かけましたが、軽く流されて終わりました・・。）

エスター・ダイソンは２９回ＰＣフォーラムをやっているだけに会場からのＱ＆Ａのときに
個人名でさすことができます。　私のＮＩＬＳでは同じように９０％くらいは顔と名前が一致
しますが、今回は厳しいですね。　スピーカーは写真付きの経歴が出ていますが、それを
眺めながら探すのもかなり大変です。　実際に登場したスピーカーだとわかりますが、
それ以外はちょっと無理ですね。　

ＮＩＬＳでは、企画メンバーなりが、人　探し　を手伝う　みたいな感じで、ＳＮＳぽくやった
方が良いかなと思いました。写真付き名簿があっても探すの大変ですし。

あと、花や噴水がキレイです。　右は、ＳＰＡの建物です。

 

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キレイだなと写真を撮っていたら、なんと凄い人を発見しました。
左の写真の右の方に座っている人は、昨日スピーカーだったPierre Omidyar氏（Co-founder & CEO, Omidyar Network）です。ズームして撮影した写真もとりました。
いろいろ話し込んでいます。　ＰＣ　Ｆｏｒｕｍならでは？　でしょうか。

PC Forum初日の模様

ＰＣ　Forum　初日が終わり、２日目の朝になります。　ＮＩＬＳの場合と異なり、ＣＮＥＴ西田さん以外　誰も知らない状況　かつ　参加者リストしかない状況では、誰が誰だがわからない。
写真入りの名簿などあったほうが良いなと思いました。ＮＩＬＳも手間がかかるけど、写真入りの名簿（ネットではなく、紙で渡す）があると大変助かるよなーと参加者の立場だといろいろとわかることがありました。

さて、セッションの内容はまた時間があるときにまとめてみたいと思います。

まず、セッション会場。中央にソファーがあり、そこでパネルディスカッションや対談
を行っています。左右に巨大なスクリーンがあり、テレビカメラ（本格的！）がまわって
います。

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セッション会場の外は、ネットワーキングの場です。左がセッション開始前、右がセッション終了後のパーティの前の模様です。久しぶり！という感じで話している人が多いです。　参加者の年齢層は４０－５０代という感じです。

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今日は、２つのセッションとパーティがありました。日曜日なのでですが、１５：３０開始で、１８時からパーティでした。　

最初のパネルは３名なのですが、まずは１対１（スピーカーとエスター・ダイソン氏）の対談かプレゼンがあり、その後３名のパネルになります。　自分の出番ではないときは会場に座っています。　会場には４つ　固定のマイクがあり、質問者が次々と並び、インタラクティブに進みます。

左は、Philip Rosedale氏（Founder & CEO, Linden Lab）　右の写真はパネルの模様です。
右の写真の一番左の年配の方は、Barry Schwartz氏（ Professor of Theory and Social Action, Swarthmore College）　中央右が、Ajit Balakrishnan氏（Chairman & CEO, Rediff.com）です。

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２つ目のセッションはeBay の創業者でもあるPierre Omidyar氏（ Co-founder & CEO, Omidyar Network）です。話のキレがあり、盛り上がっていました。

１８時からはパーティです。　当初はプールサイドのパーティの予定でしたが、寒い（本当に寒い。雨も降る）ので、屋内になりました。　家族の参加もＯＫでした。　こちらはＮＩＬＳに近い雰囲気です。

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誰が誰だかわからないし、まずは有名（そう）な人に　ＣＮＥＴ西田さんといっしょにＮＩＬＳにきませんか？という感じで話しました。

まず、左の写真はJeremy Allaire氏（Chairman & CEO, Brightcove）。　西田さんは数年前にインタビューしたことがあって、そのとき　通訳していただいたのが、現　Adobe の田中章雄さんだそうです。　右の写真はPhilip Rosedale氏（Founder & CEO, Linden Lab）。

 

 

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そして　（写真の左）Social Text の　Ross Mayfield 氏にも会うことできました。家族といっしょに来ていて、かわいいお子さんがいらっしゃいました。日本に来ることを楽しみにしてい
ました。そして、写真右はMarc Benioff 氏（Chairman & CEO, Salesforce.com）。　かなりデカイです。日本ではしっかりやっているか？と西田さんに確認しているところが面白いです。

 

 

 

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パーティの時に話、その後　といっしょにバーで飲んだ　Kalat Software の方を紹介します日本でもビジネス展開を考えるいるそうです。フィスコの三木さんとは友達だとか。弊社の投資先だよ　といったら、small world と言っていました。　Apax Partners のベンチャー・パートナーのRon Weissman氏もボードメンバーだそうです（会ったことはあります）

左がＣＥＯのＡｋｉさん　右がＣＴＯです。　今回注目スタートアップということで単独プレゼンをするそうです。　Aki さんにはバーで、テキーラ　飲まされました・・（記憶が飛びました）

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最後に左の写真の一番右がリアルネットワークの創業者であり、ＣＥＯでもある
クレーザー氏。　西田さんがあの人はそうだよ　と言っていました（が、話かけなかった）
ので、とりあえず写真撮ってきました。右の写真はベニオフさん　でかいーと思って、写真撮ってきました。

 

 

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いろいろと話ましたが、ＮＩＬＳはＰＣフォーラムみたいなものだ　といった皆さん、案内をくれとは言っていたので、　本気かどうかわかりませんが、当たってみようかと思います。

最後にいっしょにいった日本人はＣＮＥＴに神野さんと西田さんです。右の写真の中央の人がＪ．Ｂ　Holston さん　(NewsGator Technologies のＣＥＯ）です。　神野さんの元上司で、採用していただいた人だそうです。数年ぶりの再会でした。

 

PCForumを企画・運営している会社

梅田さんがＣＮＥＴのブログに書いた”僕も参考にしたEDVentureをCNETが買収”　に詳しく企画・運営会社のことが書いてあります。ＮＩＬＳもＰＣ Forum がモデルとなっています。モデルにしたといっても、梅田さんの隅々まで研究したわけではなく、あまり深く考えず、宮崎シーガイアでみんなで集まったら面白いね！　という発想からスタートしました。実は企画したときはＰＣフォーラムなんて私は知らなかった（笑）。　いっしょに企画していた当時ＣＮＥＴの編集長だった山岸君　や　ＮＩＬＳに参加していたネットエイジ小池さんがＰＣフォーラムみたいということを言っていて、興味を持った。　そして、今回　私　はＰＣフォーラムに参加しよう　と思うようになった。　　

梅田さんが、ＡＤＬ時代にやっていた、ＡＤＬのフォーラムは、私は内定者時代から欠かさず参加していた。その時、梅田さんの話を聞いていた。入社してからは、フォーラムのコンテンツも書いたりしていました。　梅田さんは日本ではＰＣフォーラムのような３０－４０万円とるビジネスは成り立たないという指摘があり、まさにおっしゃる通りです。　ＮＩＬＳの場合は１泊２日　宿泊費以外の経営者の参加費は約５万円です。スピーカーは無料。スポンサー枠は約２５万円です。
スタッフは専属スタッフはいなく、企画メンバーを含めボランティア。つまり、固定費ゼロ
です。　現在、固定費がないので、ＮＩＬＳはしっかり利益がでるようになり、いろいろな
イベントを企画できるようになりました。　　

梅田さんが、フォーラムを通じて、ネットワーキングが広がった　とありますが、私も同じで、ＮＩＬＳを通じて、ネットワークが広がりました。ＮＩＬＳ単体で稼ぐという意識ではなく、業界のインフラやプラットフォームをみんなで作っていこう、そして良いものにしていこうという考えのもと運営していこうと思っています。　PC ForumのＰＣは　Platform for Communication の略です。　　　　　ＡＤＬ時代のＩＴフォーラムみたいなものもやっていきたいな　と思います。　コンテンツ化していくというところをしっかり行うという点が重要。ＣＮＥＴさんだったり、　古巣のＡＤＬとか　とかいっしょに出来たらら面白いなと思います。

（以下、梅田さんのブログから引用）
 

多くのコンサルタントが「産業に特化したコンサルタント」になるのを嫌がる中、僕は皆と違って、「シリコンバレー、コンピュータ産業」という切り口 に特化した仕事を、できるものなら続けていきたいと考えていた。それで、アメリカでさまざまなものを観察する中で、自分の将来のロールモデルとして見出し たのが、このEsther DysonがやっていたEDVenture Holdingsという会社と、Regis McKennaがやっていたハイテク産業に特化したブティック・コンサルティング会社だった。

だから、このEDVenture Holdingsの事業というのは、当時、隅から隅まで、穴があくほど勉強した。だってものすごい儲かり方をしている会社で、気になって気になって仕方な かったからだ。もちろんベンチャー・ビジネスではなくてスモールビジネスだったけれど。

当時は、ニュースレターの年間購読料が500ドル。フォーラム参加費が2500ドルくらいだったと記憶している。ニュースレター発行部数5000部 で250万ドル。フォーラムには500人は参加していたから、それ一発で125万ドル。ざっくりいえば、売り上げ数億円規模の、固定費構造のものすごく小 さくてすむ、1人ビジネスに限りなく近いスモールビジネスが、目の前に存在していたからだった。

実は、当時のADL日本法人も、ADL全体も、コンピュータ産業プラクティスはあんまり強くなかった。だから、サンフランシスコから日本に帰った 後、コンピュータ産業に特化したコンサルティングをやるためには、自分でプラクティスを立ち上げなければならない。どうしようかとサンフランシスコでいつ も考えていたのだが、そのヒントになったのが、このEsther Dysonのビジネスモデルだった。

日本流にビジネスモデルをアレンジ

しかし、同じビジネスモデルを日本に持ってくることは絶対に無理であった。なぜなら、日本は大企業中心のコンピュータ産業で、しかも個人という概念 がないから、いくらいいニュースレターを5万円か10万円で発行しても、会社のある部門が買って、社内で全部コピーして回覧されてしまう。特にページ数の 少ないニュースレターは、すぐコピーできちゃうので、きつい。アメリカの場合は産業全体がベンチャー中心で、しかも人が動くから、個人を単位としたニュー スレター事業が成立するけれど、日本ではダメだ。またEsther Dysonのフォーラムも、2泊3日、リゾート地でやって宿泊費以外で30万円取るわけだが、これも日本では無理。

そこで、帰国してすぐ、1993年に立ち上げた「ADL情報電子産業フォーラム」という新事業では、次のようにビジネスモデルを日本流にアレンジした。

「フォーラムは年1回ではなくて毎月1回、3時間、都内のホテルで開催。ニュースレター形式で送付するのではなくて、毎月、コンピュータ産業の最先 端で何が起こっているか、日本企業にとってのその意味についての報告書を用意して、その報告会をフェース・トゥ・フェースで行なうという形にする。参加費 用は1社年間200万円。その200万円で会員企業になれば席を2席確保。3席目以降は1社50万円追加。毎月、その会社から同じ人が参加してもいいし、 違う部門の人が参加してもいい。3カ月に1回は、参加企業のメンバーの人達との懇親会と、役員クラスの人を対象とした朝食会を開催する」というものだっ た。詳しくは説明しないが、日本企業がどういうタイプのカネなら気前よく支払い、どういうタイプのカネならびた一文出さないかを、考え抜いたモデルで、こ れがうまく当たった。ものすごい量の営業活動は、もちろんしましたけれど。

そして最盛期はこの事業だけで売り上げ1億円を超えたが、もっと良かったのは、このフォーラム事業をやっていることが、そのまま大型コンサルティン グ・プロジェクトのセールス活動にもつながったこと。またそれと同時に、日本企業の中核をなす人達との強いネットワーキングができたことだった。この フォーラムは1993年から、僕がADLを退社して独立する1997年まで続けたのだが、会員となった日本企業からの参加者は40代の部長クラス、役員に なったばかりの50代前半の人たち。性格的に共通するのは、世界の動きに敏感で(ドメスティック営業系ではなく国際派、アメリカ派)、自社の現状に強い危 機感を抱いている人達ばかりだった。そういうタイプの50代前半の人たちが、90年代後半に日本企業が苦境に陥るに伴い、その再建のために皆、副社長、社 長へと引き立てられていき、そういうタイプの40代の人たちが皆、役員になっていった。

PCforum 受付しました

先ほど、受付を済ませました。配布資料など非常に参考になります

バックを頂きました。あとＰＣフォーラムのロゴ入りの服も頂きました。

パンフレットも頂きました。左はＰＣフォーラムのパンフレット。右はRelease 1.0 の冊子。ＰＣフォーラムはこんな内容　というようなことが詳しく書いています。　パンフレットのデザインがかっこいい。　パンフレットの中身はセッションの時間割やスピーカーの略歴だけでなく、参加者リスト（名前と会社の２つ切り口でリスト化されている）が掲載されています。
ＮＩＬＳでは、別のＰＤＦで配布しているのですが、これからはパンフレットに組み込もうと思います。そして、デザインもカッコよく変えます！

ＩＤカードのフォルダーも工夫がされています。裏側に小さな携帯用のスケジュール
表と地図が入っています

La Costa Resort

PCforum の会場は、La Costa Resort & Spa というところで開催します。場所はサンディエゴから車で４０－５０分というところ。ＬＡからも１時間３０分くらいでしょうか。　ＷＧＣアクセンチュア・マッチプレーが開催されるゴルフコースがあるところです。

今日は天気もよく、ランチはベーグルとコーヒーを店で買って、外で食べました。リラックスできます。ベーグルを食べていると、ＰＣフォーラムの参加者らしき人たちがいろいろ通ります。　　Ｅｔｅｃｈとはまた違う雰囲気です。ＮＩＬＳに近い雰囲気です。　

（La Costa Resort の風景）

（PC Forum のセッション会場）

（ゴルフ場とクラブハウスなど）

Etech:ZImbra のZimlet

Web 2.0 カンファレンスの時に話題になったZimbra社のプレゼンですが、今回は　How to Write a Zimlet (Enterprise Mashup)　というセッションがあったので参加しました。　後半は実際にプログラムの書き方入門だったので、私には？　というところでしたが、ちょっとまとめてみたいと思います

Zimbra 社の会社概要は以下です。有力ＶＣバックの会社です。実はSocial Text 社のようにＺｉｍｂｒａもＮＩＬＳに招待しよう！と企画しましたが、ちょっと時期が早いということで次回以降検討です。

Zimlet とは何か？はホワイトペーパーに詳しく書いてありますのでご覧ください。
ホワイトペーパーの最初のほうにWeb 2.0 のシステム要件みたいなものが
まとめてあります。　

Web 2.0 technologies like Asynchronous JavaScript and XML (AJAX, which is the topic of another Zimbra whitepaper1) and XML/web services, and next-generation collaboration solutions like Zimbra that leverage AJAX and XML, enable this blending of “push” and “pull” within a single unified model. Web 2.0 (buzzword “du jour”) really encapsulates three things:

   

Richly-interactive user interface in the browser – With technologies like     AJAX, web user interfaces can be every bit as rich as that of traditional     client/server applications, but at the same time still have the look, feel,     behavior, and zero client administration of the World-Wide Web;

   

XML-based web services – Service-Oriented Architecture (SOA) based     on XML/web service end-points allows Internet data and services (maps,     stock quotes, weather, flight status, etc.) and intranet data and services     (enterprise applications such as CRM, ERP,etc.) to be securely accessed     from other applications and systems; and

   

Mash-ups – Mash-ups are the aggregation and customization of multiple     web user interfaces and web services to eliminate context switching         between existing systems, deliver wholly new experiences, or almost the     range of everything in between.

スライドはまとまっているので掲載します。Zimlets = Mashups in ZCS( Zimbra Collabollation Suit) とあるように、上記の３つのポイントのうち、マッシュアップの部分
に当たります。　（　詳しくはホワイトペーパーをご覧ください。）　　マッシュアップ
しやすさ（簡単である等）が重要で、今回のように説明するセッションがあったり、
ホワイトペーパーが充実したりしています。

(参考メモ）

ZimbraとBlogEngineのアーキテクチャ

コバヤシは有名人？

ホテルなどで、自分の名前（コバヤシ）を言うと、３人に１名くらい、The Usual Suspects という映画の話がでる。　ヤフーの方は　”コバヤシっというのは、こちらかかなり有名な日本人の名前だ　The Usual Suspects　に出ている。　良い映画だ。　”と言っていた。

解説を見るとかなり面白いみたいだ。　Pete Postlethwaite ピート・ポスルスウェイト　という人が、
Kobayashi 役　らしい。
 

明日からＰＣフォーラム

明日　日曜日の１５時からＰＣフォーラムです。　Etech と異なり、経営者・経営幹部を対象としたカンファレンスです。　　テーマは、Search の話が結構あります。　スタートアップのプレゼンもあり、９社（３社×３部屋）登場します。サーチ、とか、テーマが３つあって、それぞれの面白い会社が登場します。　サーチは、３社　スタートアップがあります。　サーチのパネルはＧｏｏｇｌｅ，Yahooの幹部などのパネルです。　

セッション構成も参考になります。　　　あと、個人の健康　についてのパネル　とか、何でそんなのあるんだろうか？というテーマもあったりします。

ＮＩＬＳはまだセッションを最終ＦＩＸしていないので、ＰＣフォーラムを参考にし、また
修正を加えようかと思います。　

続