アテンションエコノミーという言葉が登場しているが、まさにVCの投資動向にも当てはまる。
注目されている、目立っている会社にはわんさか、営業攻勢し、何でも良いから投資したい!という感じになり、株価が上がっていく という構造だ。 バブル というもいうが、最近では、アテンション・エコノミー という。 皮肉 で書いている部分もあるが、よくよく考えると、バブルではなく、アテンション・エコノミー という 新しい世の中が形成されているのではないかと 真剣に考えるようになった。
私もブログを書いたり、いろいろ活動することを通じて、注目? を集めるようになったと感じる。 別に何かレベルアップしたわけではないが、仕事はしやすくなったと思うし、非常にメリットを感じる。 この アテンション は武器になり、価値を生み出すのだ という風に実感するようになった。
やがて、 オプション・バリューではないが、 アテンション・バリューという言葉が生まれるのでないだろうか。 注目されてつりあがったValuation と 財務的なValuationの差を アテンション・バリューと定義したい。 例えば、時価総額50億円と評価されている会社があったととすると、実際は20億円くらいが妥当だよね という感じになると、30億円がオーバーバリュー=アテンションバリューということがいえるのではないか。
最近のVCマーケットの状況を見ると、ざっくり 通常のValuationと同じ額のアテンションバリューがある。つまり、20億円くらいの時価総額だよな と思っている会社が40億円といった感じになる。 もちろん、その会社は良い会社で、良い経営者がいる会社だ。
バブルとはよばず、アテンションを定量化するメソッドなどが登場するに違いない。
これって結構面白いと思いますがどうでしょう。