今度の新しいファンドに出資を検討して頂いているファンズ・オブ・ファンズのパートナーの方とのミーティングがあり、いろいろ議論した。 いつもはデューデリジェンスといって、経歴は?とか、投資案件の話が多いが、 今回は キャリー(成功報酬のこと)の設計とか、投資チームの評価とか、VCファンドのリターンの構造とかの話でした。
通常のベンチャー企業を評価するときも、市場や競争優位性、経営チーム、ビジネスモデル(収益構造)とか、チェックしますが、 VCを評価するときも同じです。 グローバルに見て、他のVCファンドとの比較する。具体的には成功しているところはどういうふうにやっているかとか、研究している。 なるほどなと思う。
日本のVC業界で、海外の投資家 としっかり向き合って、グローバルスタンダードの沿って運用しているVCファンドはほとんどない(弊社くらい)。 日本の他のVCと比較されることはなく、 セコイアとか、トップのVCなどと、比較分析される。
自分たちのポジションもわかるし、 何がかけているかもわかる。 こういうミーティングは大変有難い。
ミーティングの後に、 もっと頑張らないといけない!と気合入りました。 結局、グローバル・スタンダードで見ると、日本のVC業界は始まったばかりであり、我々はようやくスタートラインに立った ということを認識した。 弊社も10年VCをやっているが、本当のスタートはこれから。 息の長い業界である。
真面目な話、セコイアとかクライナーとか、数ヶ月でもいいから、アソシエイトで働いて、いろいろ見てみたい(運営方法とか、)。