グーグル覇権に挑む(4)中国のグーグル「百度(バイドゥ)」の実力【寄稿・前編】 は面白いです。 Robin Li さんと会った時はGoogleと同じかな と勝手に思っていた(笑)のですが、
実は違うのですね。 検索結果自体が入札オークションだそうです(知らなかった・・)
百度は、中国全土にネットワークを張り巡らせた何百もの代理店を駆使して検索結果をオークションにかけ、金額の高 い入札者のサイトほど検索結果の上位に出てくるという仕組みを作り上げた。グーグルも広告のオークションを取り入れているが、入札価格で順位が決まるのは あくまで検索結果とは別の枠として表示される広告の部分。百度は中国のユーザー動向に合わせて、これを検索結果そのものに採用している。
百度は契約した会社のサイトに1回のアクセスがあるたびに手数料を徴収する。百度の収入の8割以上はその企業か らのオークション代及び手数料からなのだ。これは徹底的にグーグルと違い、いわゆる検索そのものを商売としているのだ。2つの全く違うビジネスモデルのど ちらが成功するのか、中国の検索市場の方向性を決める可能性を秘めているだけに、勝敗の行方からは目が離せない。