Youtubeをはじめとした動画CGMの分野が急速の成長している。 注目投資分野の一つである。 デジタルビデオカメラやデジタルカメラ、そして携帯電話で簡単にデジタル動画を録画できるようになったという点 と、 Flashのような配信するプラットフォーム、OSSなどのインフラコストの低下によって生み出された市場だ。
Googleがはじめたクリック課金型の動画広告 や Gyaoのように動画の間に広告をはさむなど、収益モデルも広がりを感じる。
動画CGMに関してはやはり、放送倫理のような問題や著作権のような問題をクリアする必要がある。 プラットフォーム提供会社のリスクではなく、動画を投稿している個人のリスクに転化する自己責任モデルというのが答えの一つだろう。
動画CGM市場が本格化するのは広告技術などのお金を儲ける仕組みができるどうかだと考えています。 また、動画の制作技術に関しても個人レベルで高いスキルを見に付けた人が質の高いコンテンツを生み出すため、この点も重要なポイントです。
動画CGMの検索技術(現在はランキングとタグくらい)や レコメンデーションエンジン系も注目エリアとなろう。
一方、Gyaoの例で、回線のただ乗り問題があるが、動画CGMも同じ問題を抱えている。
インフラ企業が厳しい状況になる可能性がある。 ユーザーが回線利用コストを負担するモデル、例えばYoutubeを何時間利用する場合は月額1000円とか、ISPに支払い、Youtubeをレベニューシェアをする といったビジネスモデルも想定できる。
可能性がいろいろ考えられ、面白い市場になるだろう。