ICCパートナーズ 小林雅のBlog

岩瀬さんとのランチ と 前刀さんのセミナー

昨日はＨＢＳを卒業し、無事？帰国した岩瀬さんとランチ。　今はとある会社でビックな新規事業の企画をされている。　後輩にあたる弊社のサマーインターンの河合さんを交えてランチ。　ネットの話で盛り上がりました。　　元気そう、楽しそうで何よりでした。　

また、夜には元インタースコープの平石さんがやっているドリームビジョンのセミナーに参加してきました。　スピーカーは元アップルの前刀さんでした。　ちょうど退職した後なのでホット！と思い、申込をしました。　　大変面白かったです。前刀さんとは3年くらい前に一度お会いしたことがあるのですが、覚えていただいてびっくりしました。その後、懇親会に参加し、平石さんと久しぶりに飲みました。　

以下、自分用メモ（羅列）

 

• 波乱万丈。　右肩上がりに考える。前向きに。
• モメンタムビルディング。 iPodでは、 ファッションアイテムとして展開。銀座に列ができる。　テレビも特集。 屋外広告を積極展開。バーニーズＮＹとタイアップ。 感性　とデザイン。　 モメンタム→ デマンド→ デザイア の順番。 表参道ヒルズなど人の集まるところで圧倒的な存在感をつくる。ジャックする。
• 常に進化を続ける。 セルフイノベーション
• 素直に学ぶ力 自分を変える力 明日の自分には無限の可能性がある。
• 惰性で仕事していたら終わり。　難しい仕事にチャレンジが良い。
• いつやるか、タイミングが重要。　
• 創業が大学時代からすきだった。大学時代にホンダの創業者の本田宗一郎氏 私の履歴書　のスクラップした。自分の財産。今でももっている。
• 有言実行。やりたいことを口に出すことが重要。　
• 起業家はゼロからつくるのが 生きがいを感じる。　アップルなどの創業者を上回っていたいという気持ちがある。自分のつくった会社が、子供　が聞いてより感動すること。
• ライブで感動 させる ことができることがすごい大切。　
• 採用するのは難しい。　あたりはずれがある。　人の紹介が重要。　サラリーマン 的はダメ。　
• ベネフィット、もとめられるものか。それを伝えることが大切。
• 自分が成功すると思っているしか成功しない。心底やりたいと思っているかどうか。
• 意思決定は実ビジネス。　前進あるのみ。　自分を信じる。　
• 自社製品を情熱をもって説明できることが重要。　言い訳はダメ。 最終消費者をみる。　

 

NILS2006Fall: ソーシャルメディアのポータル化

NILS2006Fallの初日のキーノートとして予定しているセッション「 ソーシャルメディアのポータル戦争（仮）」のスピーカーは2名決定しました。　第一世代のポータルはヤフーが代表的な存在でしたが、ブログ、ＳＮＳなど地殻変動が起きてきています。　ＵＳではＭｙＳｐａｃｅなどが台頭しています。

そこで、今回2名確定したのは、
株式会社サイバーエ-ジェント    代表取締役社長    藤田　晋　氏
株式会社ミクシイ    代表取締役    笠原　健治　氏

です。　このセッションはあと1-2名　予定しております。

動画サービスを支える仕組み

Limelightのような配信するインフラ、　Flash Video　といったソフトウエアがあって、Youtubeなどの動画系サービスが成り立つ。　それぞれ、なかなか面白い企業があって、面白い。

動画系は熱い！Video is hot, contiued: Limelight raises $130 million from Goldman

Video is hot, contiued: Limelight raises $130 million from Goldman の記事は注目。

Limelight はＣＤＮのサービスを提供している会社。　BrightcoveなどインターネットＴＶ関連の配信ネットワークを支えている。（提携もしている）　YoutubeなどもこのＣＤＮを利用している。

その会社が１３０Ｍの調達とはすごいですね。　業績に調子いい。前四半期比で４０％成長。前年同期比で200％成長だそうです。これはＹｏｕｔｕｂｅの成長が大きいように思います。　MySpace や　Youtubeが顧客だと、成長しますよねー。

Limelight Networks' Q2 Revenue Increases More Than 35% to Well Over $14 Million

Q2 2006 marks Limelight's 11th consecutive quarter of profitability and 20th consecutive quarter of revenue growth

TEMPE, AZ - July 20, 2006 - Limelight Networks, the world's leading content delivery network for digital media, today reported continued strong growth in the second quarter of 2006, as revenue rose to over $14 million, an increase of nearly 40% from the first quarter of 2006 and over 200% from the same quarter last year. The latest period marks the company's 11th consecutive quarter of net income profitability. Other financial highlights include:

• The second quarter of 2006 marked the company's 20th consecutive quarter of revenue growth.
• During the quarter, Limelight achieved monthly revenue of over $5 million for the first time.
• Limelight's customer base grew to more than 600 customers, up from less than 500 at year end 2005.
• Revenue for the first half of 2006 was more than $25 million, up more than 200% from the first half of 2005.

"Our strong Q2 financial performance - driven by both the growth of current customers and the addition of significant new customers - reinforces that the era of delivering live and on-demand media content to mass audiences is here to stay," said Bill Rinehart, CEO, Limelight Networks. "We are seeing this on two fronts. Our major media customers are enjoying strong results in the digital media arena and thus expanding their initiatives, while many of our emerging media customers, such as the social media companies, are growing at a breathtaking rate."

"Limelight Networks' stellar growth is directly reflective of its alignment with customers who are leading the innovation and growth across all digital media delivery segments," said Andrew Schroepfer, president of Tier1 Research. "Limelight has clearly emerged as a go-to content delivery network in the quickly expanding broadband consumer content market."

About Limelight Networks

Limelight Networks is the high performance content delivery network for digital media, providing massively scalable, global delivery solutions for on-demand and live Internet distribution of video, music, games and downloads. Limelight Networks' infrastructure is optimized for the large object sizes, large content libraries, and large audiences associated with compelling rich media content. Limelight is the content delivery network of choice for more than 600 of the world's top media companies, including Akimbo, ABC Radio Networks, Belo Interactive, Brightcove, "BuyMusic" @ Buy.com, DreamWorks, LLC, Facebook, FOXNews.com, IFILM, Marimba, MSNBC.com, MySpace, NC Interactive, Real Networks Rhapsody, Radio Free Virgin, Valve Software, and Xbox Live. For more information, visit: http://www.llnw.com

　

スケールの違い

昨日は某海外のベンチャー企業　と　某大手企業のミーティングをセットアップした関係で、同席した。　両社ともスケールが大きい会社なので、側で聞いていて大変面白かった。

別に投資機会になるわけではないですのが、　こういった機会をセットすると、本当に勉強になります。　　特に海外の有名ベンチャー企業のスケールの大きさ（資金力やマネジメントチームのキャリアなど）は将来の自分の投資活動を考えると目標になります。

もちろん、うまくいくかどうかは今後にかかっていますが、マネジメントチームのレベルが高い（有能かつ人数も多い）ところに、20億円といった規模の資金を提供すると、　こんなすごいものができるのだ　と感じた。　　

創業者はすでに成功した人なので相当な金持ちだと思うが、外部の資金を２０億円とか集めるのはやはり、より大きな成功を目指しているからなのだろう。　

私にとって非常にインパクトのあるミーティングだった。

いよいよＮＩＬＳスタート

先週までいろいろ多忙で大変でしたが、今週はスケジュールに余裕ができました。いよいよ、ＮＩＬＳの案内開始です。　手作業のため、一部しかまだ案内をお送りしていないですが、順次配信予定です。　

スピーカーも決定してきております。　ソーシャルメディア(ブログやＳＮＳ）のポータル化　といったセッションでは、　サイバーエージェント藤田さんもご参加いただけることになりました。
ブログを中心に動画サービスなど面白いサービスを展開しており、セッションも面白くなるでしょう。

ＵＳからは、Brightcoveのアレアーさんも話したところ、参加いただけそうな感じでした。
Youtube もすごいですが、Brightcoveの方が完成度が高く、ビジネスモデルも成り立つ！と感じる注目企業です。　　

未公開企業と公開企業の時価総額

最近、新興市場の企業群の株価が思わしくないため、時価総額４０億円台になってしまった会社がある。　時価総額が低いから悪い会社であるというわけではないが、最近の未公開企業の株価の高騰を見ると、時価総額が　未公開企業＞公開企業　　となっている　会社が結構ある。　売上・利益規模を見ると　公開企業＞　未公開企業　である。

成長性・注目度といった以前書いた「アテンション・バリュー」の差であると考えている。　事業のライフサイクルと同様に　アテンションのライフサイクルがある。新興ＩＰＯ銘柄の株価の推移と同様、初ねで2倍になって、ちょっとの間は高騰。その後、株価が下がり続けるといったようなものである。つまり、最初の短期間だけアテンションが集中し、その後なくなるというものだ。　

未公開企業　つまり、まだ結果が出ていない企業は将来に対する「アテンション」が高く、時価総額も高い。　逆に業績低迷・伸び悩み　という形で結果でてしまった会社は「アテンション」が低い　という説明以外に正当化する方法はない。　ＰＥＲ、ＤＣＦなど時価総額を算出する計算式があるが、ブランド価値のような測定方法が有効のように思う。

ゴルフスィング（バンカー編）

中山さんのブログで紹介して頂いたおかでアクセスも増えました！　期待に応えて？中山さんのバンカーショットの映像版です。　ナイスリカバリー。　

そろそろＮＩＬＳ本格始動

最近、いろいろと忙しく、なかなか準備ができていなかったですが、ＮＩＬＳはこれから本格準備開始します！　　案内資料とか、いろいろ作成する必要があるため、これから作成したいと思っています。

セッションのテーマのイメージもできてきたし、また面白い内容にしたいと思います。　

また、新企画もメドがついたので、こちらも始動。　　投資案件などもいろいろあるのでがんばらないといけないですが、気合入れて夏場を乗り切りたいと思います。

海外出張

８月後半のRed Rerring Asia （香港）　と９月のＤＥＭＯ（サンディエゴ）に参加することにしました。

９月は前後にシリコンバレーに立ち寄る予定で考えています。　カンファレンスに参加する目的は業界の動向を学ぶ　ということもありますが、　やはり、世界各国の　注目企業　を多く見る、話す　ということが非常に重要な機会と考えています。　

ＮＩＬＳや海外のカンファレンスに参加するようになって、視点が広がったり、目標が高くなったと感じています。　

あとはＮＩＬＳに招待したい企業を探すとか、　投資先との提携先候補を探すとか、投資案件を探すなど、いろいろ　やっていきたいです。