オープンソース市場を席巻する新たなビジネス・モデル は力作だ。 OSS関連のビジネスモデルとか、動向とかよくまとまっています。
エリック・リース: リーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす
スタートアップの方の必読書。著者のエリックはとても良い人でした。 (*****)
ベンチャーキャピタル&ファンドの会計実務
ベンチャーキャピタルファンドを運用する上で会計実務に対する理解は必須。特に投資先の時価評価は国際的な流れであり、その方法論を理解し、実践することは極めて重要。 (*****)
A・ディキシット: 戦略的思考をどう実践するか エール大学式ゲーム理論の活用法
「戦略的思考をどう実践するか」というゲーム理論の本を熟読しています。「ナッシュ均衡」など事例が分かりやすくでていますし、タイトルの通り実践的な内容になっています。 ゲーム理論はとても好きな分野で大学生のときには工学部にも関わらず、経済学部のゲーム理論の講座にも出て少しだけですが勉強していました。 経営のアクションの判断、 交渉など様々な面で役立っています。 大学生のときに「ゲーム理論とは何か?」を読んで興味をもったのですが、その続編も役立つ内容になっていると思います。 (*****)
アナリー・サクセニアン: 最新・経済地理学 グローバル経済と地域の優位性
イスラエル、インド、中国、台湾などの反映を分析した書。ベンチャーキャピタル関連に従事している人には必読書 (*****)
ウェブを進化させる人たち
私のインタビューも掲載されているそうです。 (*****)
梅田 望夫: シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土
シリコンバレーは私をどう変えたか?のリニューアルバージョン。最近の話を含め、面白い。お勧め (*****)
大鹿 靖明: ヒルズ黙示録―検証・ライブドア
傑作。IT業界関係者は必読ではないか。 (*****)
ジェリー カプラン: シリコンバレー・アドベンチャー―ペン・コンピュータに賭けたぼくたちの会社創造ゲーム
ペンコンピューター Go の失敗ストーリ。かなり面白い。 (*****)
レジス マッケンナ: ザ・マーケティング―「顧客の時代」の成功戦略
1992年出版の本であるが現在も非常に役立つ考え方がつまっている本。 (*****)
リチャード コッチ: 人生を変える80対20の法則
この本は非常に素晴らしい本である。常に参考にしている本 (*****)
梅田 望夫: ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
必読書。 (*****)
ロバート・C・ヒギンス: 新版 ファイナンシャル・マネジメント ― 企業財務の理論と実践
財務の基本の教科書。必読書。 (*****)
ロバート アンソニー: アンソニー会計学入門
会計を学びたい人のための本。いい本です。 (*****)
ジョン スポールストラ: エスキモーが氷を買うとき―奇跡のマーケティング
型破りマーケティングの解説書。かなり良い。私のよくこの本を読み、アイデアを得る。 (*****)
菅野 寛: 経営者になる 経営者を育てる
ベンチャーキャピタリストや経営者に必要なソフトスキル(アート系スキル)がしっかり書かれている本。 強化方法も書いてあり、非常に役立つ。
良い本です。
(*****)
ジョン・バッテル: ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
Web 2.0カンファレンスの企画責任者のバッテル氏の著書。Googleのノン・フィクション作品としてぜひ一読してほしい一冊。 (*****)
羽生 善治: 決断力
投資の判断力の質 に考察する上で、非常に役立つ本。 必読書。 (*****)
赤堀 広幸: クリティカル・ワーカーの仕事力
ワークスアプリケーションズの経営に関して書かれた本。とにかく最高。経営者の必読書だ。 まとめかたもうまいです。さすが赤堀さんですね。 (*****)
梅田 望夫: シリコンバレーは私をどう変えたか―起業の聖地での知的格闘記
今読んでも面白い。梅田さんの価値観やシリコンバレーの動向に関して、発見がある本。
最近、改め読み返してみて、日本も同じようになってきているのだと感じている。 (*****)
エド・マイケルズ: ウォー・フォー・タレント ― 人材育成競争
最近、人材獲得競争が激しくなってきたと感じる。 どのようにしたらよいのか?という点を分析をもとに考察している本。役に立つ。 (*****)
W・チャン・キム: ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する
バリュー・イノーベーションの概念で有名なキムさんの本。事例を読んでいると面白い。
新しい事業を創造するためのヒントがいろいろとある本。 (****)
ルーサン クィンドレン: リアル・ストーリー・オブ・ベンチャー・キャピタリスト
シリコンバレーのベンチャーキャピタリツトの告白。何度も読んでいる。リアルな場面がいろいろと出ているので、面白い。 珍しい書籍。 (*****)
マイケル クスマノ: 食うか食われるか ネットスケープvs.マイクロソフト
柔道ストラテジーの原型となっている本。ネットスケープの戦略の成功と失敗がかかれている。ネットスケープの経営幹部へのインタビューから作り上げた本であり、ソフトウェアベンチャー、インターネットベンチャーの企業家、ベンチャーキャピタリストは必読の本だ。 (*****)
デイビッド・ヨフィー: 柔道ストラテジー
小さな会社が大きな会社を倒せるという意味で、「柔道」という比喩を使い、成功レジを解説した本。 柔道の世界でも、軽量の人が井上康生さんには勝てないように現実的勝つことは難しい。 この本は、どうしたら勝てるのか?という点を解説した本。特に相手の強みを弱みに変えるレバレッジに関しては参考になる部分が多い。
(*****)
永守 重信: 「人を動かす人」になれ!―すぐやる、必ずやる、出来るまでやる
この本は素晴らしい。この本に書かれているメッセージはグッとくる。 強烈だ。
ベンチャー経営は、強いリーダーシップと強い信念が必要だ。エッセンスがつまっている本だと思う。 (*****)
グロービス・マネジメント・インスティテュート: MBAケースブックI
弊社の投資先のワークス・アプリケーションズ、GDH、パソナテックといった代表事例をケースにまとめた書籍。他にはザインエレクトロニクス等、の成長企業の例も満載。読み物としても面白いし、示唆に富む内容だ。 (****)
マービン・バウワー: マッキンゼー 経営の本質 意思と仕組み
経営の意志から始まり、組織、経営幹部、計画といった経営全般に関して書かれた書籍。よくまっており、個人的にはバイブル的によく見ている。例えば、経営合宿のテーマを考える際はこの本の「章」ごとに考えていけばばよい。良書です。 (*****)
原田 永幸: とことんやれば必ずできる
(****)
ニコラス・ネグロポンテ: ビーイング・デジタル - ビットの時代 新装版
かなり古い本だが、私が大学時代に読んで洗脳された本。 今読んでも面白い本ではないでしょうか。 (*****)
カール シャピロ: 「ネットワーク経済」の法則―アトム型産業からビット型産業へ…変革期を生き抜く72の指針
ネットワーク経済 という今ではあたり前となった「収穫逓増」といったようなことを体系的に分析した本として有名。今読んでも色あせない内容。今でのたまに読んでいます。原理原則は変わらないということですね。 (*****)
ジェフリー・A ティモンズ: ベンチャー創造の理論と戦略―起業機会探索から資金調達までの実践的方法論
ちょっと古いがバイブル的な本。現在、イーアクセス社CEOの千本さんが翻訳しています。分厚い本ですが、真剣にベンチャー経営を学びたい方は必読書でしょう。 (*****)
トム・ケリー: 発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
イノベーションを生み出す方法のヒントが凝縮されている。 (*****)
ジェフリー・ムーア: キャズム
ハイテク・マーケティングの教科書だと思う。ベンチャー投資の判断ポイントとして非常に重要なことが書かれている。「キャズム」を理解することで、成長の分かれ道がわかるというっても過言ではない。 素晴らしい書籍です。 (*****)
ジェフリー・A・ムーア: ゴリラゲーム ― 株式投資の黄金律
ハイテク投資の名著だと思う。公開企業の株式に特化しているが、未公開株式も同じことである。いかにゴリラ(優れた銘柄)を判断し、投資するか?という点を解説している。 ゴリラの成長過程や銘柄選定に関して事例をみるとわかりやすい。 超お勧めの一冊である。 (*****)
アンドリュー・S. グローヴ: インテル経営の秘密―世界最強企業を創ったマネジメント哲学
MBO(目標管理制度、マネジメント・バイ・オブジェクティブ)といったプラニング手法が豊富に書かれている。 実際、弊社や弊社の投資先でも活用しているが、非常に有効な手法だ。 成長企業の経営手法の代表的な事例として必読書として推薦する。 (*****)
チャールズ ジギスムンド: 次世代経済入門〈1〉変わりゆく資金調達のかたち
ジョン・ドーア、ドン・バレンタインのインタビューは非常に勉強になります。特にジョン・ドーアのインタビューには投資先のマネジメントに関して書かれています。実はマネジメントバイオブジェクティブ(目標管理制度)導入している。 この「目的」とは、会社のビジョン、○×で世界一になるといったような目標を掲げ、その目標に対して達成しているかどうか、達成する方法はどうかという考え方をしている。 (****)
ジェームズ・C. コリンズ: ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則
もっとも推薦したいのは、「Good to great」という本です。邦題はビジョナリーカンパニー2。私のバイブルです。私は社外取締役として経営参画しているが、この本を経営者及び経営チームに必読書として推薦している。一般のビジネスマンの方にはなかなか本質を理解できないかもしれない。なんだ一般的なことをしか書いていないではないか!と思うであろう。そうではない。極めて重要なことが凝縮して詰まっている。 何度も読むと味が出る。そういう本だ。私は3ヶ月1度読み返すことにしている。
(*****)
デイビッド・ヨフィー: 柔道ストラテジー
様々な事例を分析し、発表にいたった概念である。柔道にとらえて、小さい企業が大企業に勝つには?というテーマである。具体的には、
・ムーブメント(素早い動き)
・バランス(自然体、押せば引け)
・レバレッジ(どこにテコの支点を置くか)
といったような内容が事例豊富に解説されている。「技」としてはレバレッジがポイントだと思う。 相手の強みを弱みにする。強い相手は強いのだから、認識した上でレバレッジ戦略を考える必要がある。
ベンチャー経営やベンチャー投資に関係する人は必読書であると思う。 なかなか、実行するのが難しい概念であるのは事実である。つまり、経営能力が高くないと競争の激しく、変化の早い業界では生き残るのが難しいということだあろう。 (*****)
マイケル A.クスマノ: ソフトウエア企業の競争戦略
The business of software(邦題:ソフトウエア企業の競争戦略)の題の通り、ソフトウエアのビジネスを理解する上で、大変参考になる本です。 スタートアップのケースも豊富で、いろいろな失敗事例、成功事例が掲載されています。必読書中の必読書です。 (*****)
エムヴィーシー: ベンチャー投資の実務―発掘、選別から回収まで
須田さんというVC業界の重鎮の方が、US時代の経験をもとに書いた本である。内容として古くなっているが、当時 日本にこのような本がなかったため、内容は斬新であった。VCの立場から時系列のケースがある。取締役会で○×を決議したとか、優先株式の条件、EXITの事例等である。 実務の概要を理解する上ではいい本だと思う。
(****)
ジョシュ ラーナー: プライベート・エクイティ―ケースと解説
ハーバードビジネススクール等のMBAのケースをまとめたものである。29章からなっている。ファンド募集から、投資評価、種類株式、EXITまで幅広く網羅している。もちろん、海外のケースであるため、日本の環境とは異なるのだが、非常に参考になる。ちょっと値段は高いが必須書籍である。 (*****)
ウダヤン グプタ: アメリカを創ったベンチャー・キャピタリスト―夢を支えた35人の軌跡
アメリカの代表的なベンチャーキャピタリストの特集。インテルを育てたアーサー・ロックや、アップル、シスコ、ヤフーを育てたセコイア・キャピタルのドン・バレンタイン、ネトットスケープ等で有名なクライナー・パーキンズの創業者、ユージーン・クライナーやジョンドーア、アクセルパートナーズのジムブレーヤーとトップベンチャーキャピタリストのインタビュー記事がまとめてある。 ベンチャーキャピタリストを目指す上でまず最初に読まなければいけない本であろう。
私は何回も読んでいる。いろいろと経験するとまた違った意味を感じ取るができる (*****)