ICCパートナーズ 小林雅のBlog

ベンチャーキャピタリストの仕事の醍醐味

11月16日はＥＺ　ＧＲＥＥのリリースした日だ。　グリーの最初のころを知る私にとっては感慨深い1日だ。　家に帰り、2006年5月にＮＨＫで放映されたクローズアップ現代をまた見た。

わずか3名だったスタッフが現在は40名近くになり、それも社員一丸となり、ＥＺ　ＧＲＥＥのリリースとなった。　オフィスの雰囲気など、ビビっと感じる。　この空気が心地よい。

この気持ちの高揚や刺激がベンチャーキャピタリストの仕事の醍醐味である。別に自分で企画したりする仕事ではないが、この距離感が良いというのが、仕事としての面白さであろう。

ＧＲＥＥともに日本のマイケル・モリッツ（セコイアキャピタル）と呼ばれるくらいになる！
というがの当面の目標だ。　

いよいよ来週はＮＩＬＳウィーク！

やはり、ＮＩＬＳは秋がメインイベントであると思う。秋のＮＩＬＳは今回で3回目を迎えた。

準備もほぼ終わり、あとは郵送物をホテルに送るくらいである。　

今週、ＮＩＬＳに参加する人とは「また来週！」という別れの挨拶をする。　

以前は開催前はかなり緊張していたが、今はもう緊張はない。　楽しみだ。

次回のＮＩＬＳの準備も始めている。　すでに会場・日程が決定した。会場のレイアウトも
大体決めた。

海外のスピーカーはこれから打診したい。　次回のターゲットは(今度は行くよといっていた）Brightcove や　Facebook といったＵＳ勢に加え、　中国・韓国といったところもカバーしたい。　　　

ＥＺ　ＧＲＥＥ　ではないが、キャリアとＳＮＳといったキャリア系のセッションなど、いろいろ企画したいテーマがいろいろとある。　　

今回のＮＩＬＳの参加者は270名。　次回以降は300名が上限となり、参加者の制限をかけることになる。会場のキャパの限界だ。　より質を高め、　またグローバルな交流ができるものにしたい。　

またいろいろと再会できるのが楽しみだ。　

EZ GREE スタート！

EZ GREE がスタートした。　ＧＲＥＥの社員の方の日記を読んでいると躍動感というか充実感が伝わってくる。　ＧＲＥＥの日記を見ると、ＥＺ　ＧＲＥＥに入った！という日記が多く、楽しみに入会した方が多いと感じる。

これから楽しみです。

Globespan Capital Partners の年次総会

Globespan Capital Partners の年次総会が先日コンラッド東京で行われたので、参加してきました。　Globespan社の日本の投資家向けのイベントですが、外部の関係者も招待しており、ファンドのパフォーマンスとか最近の業界動向に関してプレゼンテーションがありました。

参加の目的は、（当然ですが）他のファンドの年次総会に行く機会などほとんどないため、運営方法やプレゼンの仕方などを勉強すること、　そして、　投資動向や業界動向を把握するためです。　　ともにどても勉強になりました。　

投資先としては、今度ＮＩＬＳに参加するＳｅｃｏｎｄ　Ｌｉｆｅを運営するＬｉｎｄｅｎ　Ｌａｂなどのいろいろな情報があったので”なるほどねー”と思ったり、モバイルやＯＳＳのソリューション会社とか、自分自身の分野に近いところの投資案件はいろいろ興味を持ちました。

以前、いっしょにゴルフをし、その後　鍋をいっしょにした　Eugene Yooさんとも１年ぶり
くらいにあって、いろいろお話できてよかったです。　ゴルフで圧勝したのですが、今度
勝負しましょう！　という話になりました。　

（Ａｎｙ　ハタノ　さん、　ソニー本間さんと　）　撮影　ＩＢＭ勝屋さん

NILS事前特集： 中国インターネット業界のスーパースター Baidu.com 百度 のRobin Li 登場

ＮＩＬＳの事前特集第一弾！　　大阪のセミナーでＢａｉｄｕの話をしたのですが、ほとんど知られていないので解説したいと思います！

NILSにNASDAQ上場企業のＣＥＯが登場します。時価総額は$ 3.3 Billion (3000億円以上）
です。　

過去1年の株価推移を見ていただくとわかるようにＧｏｏｇｌｅを上回る伸びを示しています（Ｙａｈｏｏとの比較も面白い）

次に業績推移を示します。年度ごとの推移ですが、過去のデータからみると3年連続売上高が3倍！になっています。脅威的成長率です。

4半期ベースでも成長が続きます。

検索サービスを中心に以下のようなサービスを提供しています。　中国のＧｏｏｇｌｅ
と呼ばれるようにサービス郡は近いものがある。　ＣＥＯのＲｏｂｉｎ氏いわく、Ｙａｈｏｏ
よりＧｏｏｇｌｅに近い戦略をとり、　ＧｏｏｇｌｅはＲ＆Ｄベースであるが、Ｂａｉｄｕはマーケット
（ユーザー）ドリブンの開発会社であるということだ。　

 

   

Baidu を支えているのは高いエンジニアリング能力と　ユーザー／マーケット重視の
開発スタイルの会社。　　生で話が聞くことができるのが本当の楽しみです。

中国インターネット業界の英雄　いよいよ　ＮＩＬＳに登場します。

NILS 2006 Fall   セッション9　　キーノート・スピーカー

Robin Li , Chairman & CEO , Baidu.com Inc. (37歳）

(経歴）

After graduating from Information Management Dept. of Peking University, Robin Li obtained his master's degree in computer science from the State University of New York at Buffalo.During his eight-year stay in America after university, Robin served as a Senior Consultant for Dow Jones & Company, Inc. where he developed a real-time financial information search system for the Wall Street Journal's website. Later, at Infoseek, he fathered the ESP technology and applied it successfully to the infoseek.go.com search engine,. Robin also designed and developed the Go.com image search engine, a highly used service. In 1996, Robin developed a method to successfully rank relevance-based query results by document quality and filed a patent on the hyperlink analysis in the United States.  At the end of 1999, Robin and Eric Xu co-founded the Beijing-based Baidu.com,Inc. in China with investment from venture capital firms in Asia and Silicon Valley.

August 5, 2005 Baidu was successfully listed on NASDAQ and has made series of stunning miracles since then. On the listing day, Baidu’s stock gained 354 per cent increase, becoming the best performing overseas company ever in terms of its growth in stock price and one of the ten stocks that had resulted in most revenue return throughout 213 years of the opening of U.S. security and exchange market. It is precisely Baidu’s astonishing achievement that has attracted capitals from all over the globe to flow to China, making China a hotspot for investment opportunities.