NILSの方向性

NILS (New Industry Leaders Summit )は2004年11月に始まったイベントです。2005年からは年2回のペースで開催し、今月で第６回目となりました。　参加人数は第一回は90名でしたが、第6回は約300名の見込みです。　

テーマは主にB2Cのネットサービス・モバイルサービスや　AdobeのApollo やFirefoxといったサービスをさせるソフトウエア、　　Enterprise 2.0 と呼ばれる情報系のＷeb 2.0 の技術とビジネス利用の融合するエリア　といったところを対象にしてきました。　また、産業や技術のトピックだけではなく、経営者向けのテーマをとして人材獲得　など　経営イシューをカバーするという他にはユニークなイベントです。

また、東京から離れた環境で開催することで、懇親を促進したり、セッションに集中する環境をつくっています。　参加者の完全招待制のため、質の高いネットワーキングの場となっています。

継続は力なり。　年2回　定期的に集まる場として確立し、主要参加者がリピート参加するという大変意義のある場として進化しました。　

現在の取り組みは以下のとおりです。

1. グローバル化　：海外から注目企業の経営者を招待し、世界の最先端の動向を直接知る機会を作る。
   1. 米国・中国・韓国・仏　など国際化
   2. Baidu, Linden Lab,Zimbra など注目・有力企業の招待に成功
2. 新サービスの発表場: Launch Pad の開始と強化
   1. 2006年11月から開始。8社のプレゼンテーション。
   2. 今回は１１社のプレゼンテーション。募集や審査を強化。事前のリハーサルを実施し、質の高いもの進化（すると思っています）　キーノートと同様全体セッションとし、露出を強化・

今後の方向性は上記の取り組みに加えて、

1. Wireless 分野の強化
   1. キャリア系、端末系、それもグローバルな視点を取り組む。
      1. 具体的には日本ならばKDDIさんなど、主要キャリアの方との関係強化
      2. グローバルではNokiaさん　とか、クアルコムさんとか主要プレーヤーとの関係強化
2. Emerging Technology のカバー
   1. 今回はApollo など話題の技術を特集しますが、ブラウザとか基幹となる技術動向は必ずウォッチしないといけない領域です。
3. 新興市場の経営力アップ！
   1. 最近、信頼を損なったといわれていますが、しっかりとして経営力を強化することが重要。経営のコンテンツを充実することとで、経営力アップに貢献したいと考えています。

上記は現在のNILS のフォーマットでははなく、別かもしませんがいろいろと考えていきたいと思います。　特にＷｉｒｅｌｅｓｓ分野はネットワークがないため、地道にコツコツとやっていきたいと思います。