Infinity Ventures Summitの参加方法に関して、まったく書いていなかったのでまとめてみます。
Infinity Ventures Summitは「招待制」を採用しております。参加方法は招待状をお送りした方が申し込み可能というシステムになっております。 招待状を送るかどうか審査を行っています。
参加カテゴリー
①特別招待者:スピーカーやアドバイザーの方々です。
②一般招待者:経営者・経営幹部の方々です。(独立系VCファームの代表者など含む)
③コーポレートパートナー: 企業が参加枠を購入する形式です。出席者を自由に選ぶことができます。
①はわかりやすいですが、 ②と③で参加費が大きく異なります。 コーポレートパートナーは大手有力企業や大手商社、大手VCなど参加者にとって有益であると判断した企業様に招待状をお送りしております。 Win-Win であることを重視しています。 参加費の設定を米国のカンファレンス程度(高い金額)に設定することで、コある一定のポジションの方 かつ コミットメントの高い方が参加するような仕組みになっています。(中途半端に参加する人はいない)
一般の経営者枠は原則 代表者とし、①参加者からの推薦を頂き、審査を経て 招待状をお送りする。 ②この会社は面白い!と思った会社を発掘するなどし、誰かに紹介いただき案内をお送りする。 ③ 私に直接問い合わせがあった方は審査を行い、招待状をお送りする ④Launch Pad に応募する
の4つのパターンがあります。一番多いのが①のパターンです。 ネットワーキングを考えると、誰か知っている方が複数参加している状況が望ましい(お互い紹介しあう など可能)と考えており、参加者からの推薦を重視しています。
過去の経験から、推薦する方 と しない方が分かれる傾向(忙しい・面倒など)があり、
補うかたちでニュースなど日々チェックして面白い会社をピックアップすることを行っています。
審査基準ですが、
①業界 です。例えば飲食業の経営者の方は対象となりません。IVSでは生態系の構築を目指しており、異業種交流会とは異なり、関連がある業界にフォーカスしています。 特に今後成長が見込まれる分野を重視しています。
②事業内容: 例えば、システムの受託開発会社は数多く存在しております。その中でもOSSの業界ではリーディングカンパニーである とか、業界の中での注目・有力企業かどうかという点を重視しています。
③代表者からそれに順ずる人がどうか。 意思決定者がどうかを重視しています。楽天さんなど有力大手企業になると事業部門の責任者(執行役員)の方も参加対象となっています。
大きく3点です。特に②のポイントが判断が難しいところです。 ここは私の過去の参加者選定のノウハウが最大限に生きています。 質の高い集まりにするためには、厳しさも重要です。
参加者が増えると参加費も増え、お金儲けになりますが、別にお金儲けをしたくやっているわけではなく、 生態系の構築 や 優れたベンチャー企業の成長に役に立つ会にしたいと考えており、そのビジョンから 判断するということをもっとも重要なことだと考えています。