「Launch Padで一気に認知度向上」は日本でも機能するか?
にご紹介いただきました。Launch Pad の案内はこちら。
NILS や Infinity Ventures Summit (IVS) の ”Launch Pad ” は、Web 2.0 Conference のLaunch Pad のプレゼンを実際に見たときにこれは面白い(その時に特にZimbraのデモが最高だった)!と思ったことが最初です(2005年11月)。ただ、2006年5月のときはZimbra や Socialtext といった実際にWeb 2.0 Conference のLaunch Padに参加していた企業をNILSに招待しよう!といった考え方でした。 Adobeの田中さんが2006年5月のNILSに参加した時に”DEMO”みたいなものをやったら面白いですよ! とアドバイスいただき、2006年11月からトライアルスタート。好評だっため、2007年5月は時間枠も拡大し、行ったというのが歴史です。 2006年9月のDEMOにも参加したりと、いろいろなフォーマットを研究しました。
名前はLaunch Padなのですが、どっちに似ているかといわれると、DEMOに近い形式を目指しています。(さすがにDEMOの名称は使えないので、Launch Pad という一般用語を利用しています)
Launch Pad や DEMO などで重要になってくるのは誰に対してデモやプレゼンをするか?という点です。 参加者が重要です。業界のキーマン や 有力メディア(を通じて発信する) を対象しないとあまり効果(=事業開発やPR効果)は期待できません。お金を集めるといった目的であれば、ベンチャーキャピタルなど多く集まることが重要ということになります。
ポイントは以下のように考えています。
①ライブ と テンポ (=演出 重要)
- パワポではなく、デモを中心にライブに操作すること
- デモの時間は1社6分程度 かつ テンポよく連続的に行うこと。(連続してデモをできるようなセッティングにすること)
- ライブのパフォーマンスを審査員が評価し、優勝者を決定すること。7名程度の審査員に投票いただき、その場で優勝者が決まることが臨場感溢れる面白い仕掛けです。
予行練習が重要です。前回NILSの時は一社30分の事前練習を行いました。優勝したサルガッソーのNOTAのデモの内容は予行演習の際にこうしたほうがよいのでは?といったアイデアを取り入れ、結果はすばらしい内容となりました。全体として統一感のあるライブの操作などを取り入れることで、90分間 飽きない仕掛けが重要です。
②デモ企業の選定と数
- DEMOの時間割を見るとわかりますが、実際 90分から120分(15社とか)を5回行うとかのスタイルです。人間の集中力などを考えると、90分間で1社6分×12社くらいをやったほうが面白い内容になると考えています。
- デモする企業数は10社jはないと、ショーとしては物足りない。”ショー”として見せないと聴衆は飽きてしまう。 10社のデモする順番などもしっかり考えないといけません。
- NILSやInfinity Ventures Summit ではジェネラル・セッションの中にも10-15分程度のプレゼンする時間があるため、ジェネラルセッションとの明確な違いを出す必要があります。
- 新サービスが望ましいですが、既にLaunchしているが以外と知られていないサービスなど未発掘のサービスが存在します。参加者から見て知って得する内容にすることが重要です。
実はいろいろと考えて作っています。 現在、いろいろと審査中です。 ぜひ応募お待ちしております。 興味がありましたらこちら。