新卒でアーサー・D・リトルという経営コンサルティング会社で働いていたため、パワーポイントで資料を作ることが主な仕事(特に学卒アナリストの仕事)だった。
ベンチャーキャピタルに転職してから、 資料をきれいにつくっているビジネスプラン(コンサル会社出身の経営陣がいるところ)を好んでみていた。 お手本となるビジネスプランのパワポ資料をファイリングしていた。
しかし、Launch Pad をいろいろと一生懸命 やるようになってから、 パワポの資料は退屈するようになった。 動くものが見たい! と 短気になっていく自分に気づく。 ワードの文章なんてさらに退屈だ。
Adobeの田中さんとLaunch Pad の企画をしているが、マクロメディアジャパンのCTOだった田中さんのデモは秀逸だ。教えるのもうまい。 Zimbra のPresident & CTO のScott のプレゼン&デモを見たときも感動した。
CEOやCTOのデモ能力が極めて重要になってきたと感じる。残念ながら、デモがうまいと感じる経営者は非常に少ない。
デモする力 と 文章にする力は両方とも重要だが、デモする能力はなかなか接する機会が少なく、学ぶ機会がない。 Launch Pad でプレゼンする企業は30分の予行演習をする。最初の6分をデモをしていただき、その後 シナリオの考えたり、メッセージを考えたりするのだ。
製品やサービスを開発するにしても、短い時間のデモで楽しさ・面白さなど、伝わるサービスかどうかが重要におもいます。
デモ うまくできますか?