ベンチャーキャピタル関連の書籍をいろいろブログでも紹介してきましたが、ベンチャーキャピタルを設立する際に必要なことを学ぶ本は紹介していませんでした。理由は投資活動・投資先の支援の活動の仕事だったということにあります。ファンドの設立の実務などは詳しくは知りませんでした。
最近は金融商品取引法だったり、税務だったりとそもそもベンチャーキャピタルを設立する上の基礎情報を学んでおります。 わかりやすい本を一冊購入しました。P262からの集団投資スキームのところが該当箇所です。 適格機関投資家等特例業務になるかならないかとが大きな違いがあります。具体的にはファンドの投資家が、適格機関投資家1名以上+一般投資家49名以下です。 これは非居住者(海外投資家)には適用されない(日本の投資家の保護の目的の法であるため)。 日本でベンチャーキャピタルを開始するにしても、まず、金額は関係なく、適格機関投資家が1名(1社)以上必要だという点です。 個人投資家から集めただけでは駄目ということです。 基礎となる知識であり、独立してVCをやろうと考えている方は理解する必要があります。