最近、 ベンチャーキャピタルの競争環境や競争力という点を強く意識している。
これはベンチャー企業の経営者が、ベンチャーキャピタルの方々から質問されるのと同じようなものである。 市場は? 競争力は? マネジメントチームは? 事業計画は? といったようなものだ。
ベンチャーキャピタルの場合も市場といえば、投資分野はどこ?とか、 競争力は他のベンチャーキャピタルとどう違うの? マネジメントチームというのは投資チームだ。 事業計画というのは、投資の場合は、どれくらい投資して、どういうリターンを狙うのか? といったところ。
日本だとあまり意識されていないのではないか?と思うときがある。 例えば交流会などで名刺交換するときの自己紹介の言葉で感じる。 ○×証券系列のベンチャーキャピタルです。
何とかベンチャーキャピタルの○×です。前職ではこんな仕事をしていました。
残念ながら、どんなベンチャーキャピタルなのかわからない。 これは一般的にそもそもベンチャーキャピタルって何ですか?という点がよくわからないの同じような感覚だ。 インフィニティ・ベンチャーキャピタルは独立個人系ベンチャーキャピタルです。前職はグロービス・キャピタル・パートナーズで同じ仕事をしてしました と説明して、わかる人はあまりいないのではないか?
(以前 退職したときはこんなことを言っていて恥ずかしかった!)
ベンチャー企業の経営者であれば、自分・自社を振り込むために、名刺交換の際の自己紹介を簡潔に入れるはずだ。
話を戻すと、 日本でどうこうというよりかは、世界レベルで見て競争力があるのか?といった点をよく考えている。 世界レベルという定義も曖昧だが、あくまでイメージで考える。 そんなことを最近 強く感じています。