考えること と 実行すること では大きく違う。
最近自分で感じることは、「実行すること」を考えて、考えることだ。 たとえば「こうしたらよい」とか「あーしたらよい」といった意見がいろいろあるが、実際に誰がやるのか? どうやるのか?といったところは必ず課題になる。
たとえば、インフィニティ・ベンチャーズ・サミットの場合もいろいろなアイデアをいただくことが多い。 たとえば 「こんなワークショップをしたい」といったことがある。 「こんな」のところにテーマをいれれば、いろいろなワークショップが考えられる。内容は実はそんな難しくない。
ではどうするか?という点がポイントになる。 セッションやワークショップを考えるうえでは、「時間帯」と「部屋」が必要だ。 どの時間でどこでやるのか? そして何が必要か? 何は簡単で、「プロジェクター」と「ネット回線」 「テーブルと机」、「マイク」といったところ。 あとは運営スタッフを1名つけておけば大丈夫だ という計算になる。 そしてそもそもこのワークショップは価値があるのか? 参加者が集まるのか? といったことも考える。
あとはホテルの方に見積もりを依頼したりするだけだ。 このような作業は面倒なのでやりたくないと思う人が多いだろう。 「ワークショップやりたい」という希望にたいして、「自分で方法を考えてください」というと、やっぱりやらない という風になるだろう。
こんな感じ というのもを、ブレイクダウンして、実行可能なレベルで考えること をしているかどうかがポイントだ。 結局、単純化することが重要だと気づく。
IVSの運営はマニュアル化されている。各スタッフの作業はビデオ係 とか、非常に単純なものばかりだ。 参加者からよく運営されていると評価をいただくが、事前に集まって訓練しているわけでもなく、 ぶっつけ本番で運営している。 これは作業を単純化することで解決している。
結局、開催前にいかにプロセスを考えるか単純化するかが、実行できるポイントになる。
誰でも実行可能なレベルにプロセスとか作業を単純化し、それを組み合わせて行う。
事前にミーティングなしで、少人数のぶっつけ本番スタッフだけで、いかに運営するか?
といったことをつきつめて考える。 制約条件をいろいろとつけることで、新しいアイデア
がうまれる。 大きな会社だったら難しいかもしれないが、 1名で運営するとなると
単純化することが重要になる、