Infinity Ventures Summit のスピーカーとしてご参加いただいた慶応大学大学院メディアデザイン研究科の稲見先生を訪問。
いろいろと研究内容のデモを見た! いろいろとおもしろかった。 サルガッソーの鈴木さんが電脳コイルの磯 光雄監督も声をかけていただいたこともあり、小野さんにとっては超感動の出会い。いきなりサインをお願いした。
稲見先生の研究室は日吉キャンパスの中に新しくできた「協生館」の中にある。
この建物の中にはセントラルスポーツがはいっていたり、Hubといった飲み屋や クリーンアリスといったレストランもある。すばらしい。 すばらしいと感動した。
稲見先生と再会。 いろいろと勉強になりました。
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テレビでも特集されていましたが、実際にみるとおもしろいです。
黒い特殊な反射素材にこのプロジェクターを投影すると、見えるというもの。
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普通にみるとただの黒い素材ですが、・・・・
装置からみると、なんと骨が!
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電脳メガネ?じゃないですが、レンズを通してみると、回転しているコインが止まって見えたりしたりする実験も拝見。そのメガネで外を見るとまたおもしろい。
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いろいろと実験をみたあとで、Hubに移動して飲みながら議論。
稲見先生のすばらしい!というのは好奇心が旺盛で情報の交流を盛んに行っていることだと感じた。 たとえば上記のメガネは「すぐ作れるんですか?」みたいな質問をしたところ、現在は3Dプリンターがあってすぐにできるといったことをいった。このようにラピッドプロトタイピングができることによって、すぐ実際に試すことができ、質があがっているというものだ。 このような、モノつくりの変化は研究に大きな影響を与えているそうだ。誰でも簡単にプロトタイピングを行うことができる。
MIT Media Lab の話になったとき、稲見先生から写真をみせていただき、メディアラボで電気自動車の研究をしている奴らがいるという話になって、なんでまたメディアラボで電気自動車?と思いましたが、 モノ作りの変化が研究対象の広がりを見せているのだと実感しました。
稲見先生は上記のようにネタをいろいろとPCの中にいれておいて、飲み屋の席でもプレゼンするとか、情報発信に熱心だ。先生曰く、話すこと(Giveする)で、情報を得る(Takeする)ことを実践している。 私のようなまったく異業種の人間にもしっかり説明しいただける。
岡島さんの人脈力の本ではないが、稲見先生は「タグ」が明確で、コンテンツ発信をしかっりしている。 36歳で慶応大学の教授というのはこのようなことをしているからこそだ と感じた。
実験結果のあとはいろいろと建物を見学。稲見先生の部屋とか研究室とかいきました。
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その後は稲見先生、磯監督、サルガッソー鈴木さん、小野さんと 建物の中のHubにいっていろいろ議論。その後は近くで食事。磯監督が炸裂していて面白かった! 稲見先生は研究するには酒が重要ということをいっていたが、Hubで飲んでいると、他の教授の方々と出会ったときとか議論しているそうだ。 いい環境。
いろいろと刺激になる時間だった。 このような機会を2009年は積極的にやっていきたい。徹底的に研究・勉強してこそ、ベンチャーキャピタリストの仕事になる。年末年始も本をいろいろと買い込んで勉強します。