年末も忙しく結局 30日まで忙しく仕事をしていました。
2008年を振り返ると、2009年のための「準備」の年であるの同時に2005年に投資を担当したグリーの上場が2008年12月17日になったという過去の仕事の「結果」が出た年であった。
2008年は2009年の準備という意味では、2005年の準備は2004年だった。2004年4月に当時担当していたインタースコープ社の保有株式の一部をデジタルガレージ社に売却(1年半で3.5倍)し、2004年7月にパートナーに昇格。2004年11月にはNILS(New Industry Leaders Summit )の開催につながった。
2009年は2008年に準備したものがスタートする年になる。IVSを無事2回開催することができ、特にLaunch Pad の完成度は2008年に飛躍的に向上した。 これがら我々の活動において重要な意味をもっている。 インフィニティ・ベンチャーズとして目立った活動をしていない(というかIVS以外はほとんどブログに書いていない)ように見えるが、来年にはいろいろと仕込んでいたものが出てくる年になる。 そのことが、数年後また大きな結果が残るでしょう(前向き思考)。
2008年は海外出張も多かった。 2月にバルセロナ(Moible World Congress)やロンドン、3月にシリコンバレー(ペブルビーチのゴルフの経験)、6月は香港、台北、シンガポール、上海とアジアツアー。 9月にはまたサンフランシスコへ。TechCrunch50などのイベントを経験。12月にはパリ(Le Web )とスイスのチューリッヒだった。 ムダに海外に行っているわけではなく、すべて次の大きなことに向けての準備活動だった。
2005年当時 と 2009年の現在とでは、4年も立っているとスタートラインが大きく違う。インフィニティ・ベンチャーズは小野さんや田中さんといった優れたパートナーといっしょにやっている。メンバーがまず違う。 そして私個人の投資実績としてもグリーのIPO(時価総額1000億円以上。現在だと投資倍率は100倍を超える)といったことが伴った。これほどの良いスタートラインはなかなかない。しかしながら、100年に1度と言われる金融危機の中で、ベンチャーキャピタルファンド業界は大逆風だ。
この大逆風を乗り越えることができれば、大きな結果がまっていると感じている。この大逆風、大津波を真っ正面から勝負するのが2009年。 ベンチャーキャピタリストはこのような時期でも逃げずに真っ向勝負することが重要だと思っている。
2009年はIVSはNILSから通算すると10回目となる節目となるイベントになる。今年はいろいろと節目となるだろう。