Launch Pad の最終審査・リハーサルも5月7・8日に無事終了した。2日間の午後いっぱいをつかって、1社30分というタイトなスケジュールで行います。
最初に本番同様 1社6分のプレゼン・デモを行っていただき、そのあと、 ここが何っているわかわからないとか、 デモをやったほうがよいとか、そもそも面白くないので、他にネタ(機能)があったら見せてほしい といった具合に改善に感する議論をします。
事前に過去の上位入賞者のビデオのリンクなどを送っています。
Launch Pad は過去5回開催しており、リハーサルをやるようになったのは2回目からやっています。もう60社程度のリハーサルプレゼンを聞いていますが、今回強く感じたことは
観客・審査員の視点で考えたプレゼン・デモであるか、それとも自社の宣伝をする視点でプレゼン・デモをするか
という点です。 前者はLaunch Pad で優勝したい!と思っているという視点とも言えます。後者はLaunch Pad は参加者に自社のサービスの宣伝ができるよい機会であるという考えで、優勝するかどうかはあまり気にしていないものです。
この視点の違いはリハーサルで大きくあらわれます。 自社の宣伝のプレゼンを6分聞いているのは優勝を狙った面白いプレゼン・デモを比べて、かなりつまらなく感じます。
Launch Pad のようは6分間で多くの参加者の心をつかむには、参加者から見て面白い・これはすごいというようなものでないとダメだということだと思います。
6分間のプレゼン・デモで頭に残ることは、文字がたくさんならんであれこれ説明していることではなく、 面白かった、凄かったという印象だと思っています。 過去優勝した企業は(その後成功しているかどうかは別にして)心にのこるものでした。
今回もなかなか素晴らしいプレゼン・デモが登場します。 リハーサルでいまいちだった会社でも逆転優勝する可能性があるのがこのLaunch Pad の面白さです。 ライブで勝負が決まる。
このエンターテイメントとしての面白さがIVS のLaunch Pad の特徴であり、他類似のものと大きく違うところでしょう。
毎回 優勝賞品がバージョンアップされています。今回はデーターセンター費用1年間無料
(年間350万円相当)をビットアイル様からご提供いただき、そしてブライトリング様からまた高級時計をプレゼントいただきます。 合計 450万円相当の価値のある商品。
今回は12-14社の挑戦です。
今から楽しみです。