最近、北京によくいっていますが、日本のベンチャー企業と比較して考えるようにしています。
一倍違いを感じるのは人件費を含めたコストの安さです。ネット・モバイル企業の一人当たりのコストはかなり安い。 日本のベンチャーでコスト削減頑張っています という会社はあるが、そもそも日本にある時点で、コスト構造が異なる。
一方、コストの面ではなく、売上(市場)の面はどうかという点ですが、広告市場は日本のほうが大きいというのはありますが、分野を見ると日本と比べてもそん色のないユーザー単価のある市場が存在する。日本人の感覚では相当お金を払っているという計算になる。
例えば、携帯電話(ハード)に払う金額も数万円というのは、月給に相当する。 日本のビジネスマンの家庭だと、ボーナスで買うような商品だ。 月給20万円の人が、20万円のテレビを買うよな感覚。
このようにモノの値段、サービスの値段、給料など、中国の市場を調べると、数字を分析することになる。そして、日本と比較して考えるので、日本のモノの値段もくわしくなる。
いろいろと勉強になることが多いです。