IVP Fund の資金調達も完了し、最終クロージングの作業をしていると以前に書きましたが、VCファンドは常にIR活動が必要であり、中長期的な視点をもち、投資家候補の方にしっかり説明していくことが求められます。
本日、お伺いした事業会社の経営者の方には言われた点は、IVP(弊社)のスピードの速さ に関してご指摘をいただきました。 これは面白いということを考えているときに、IVPは既に開始している というようなコメントをいただきました。 このコメントは良く言われるという点と、ホットな領域に着目しているという点をよく言われます。
私が考えるベンチャーキャピタルの競争優位性は、経営支援とかそんな話の前に、まずはスピードではないかと思います。 投資家候補の方にお答えしたのは、「我々(IVP)は小規模のファンドであり、大きなファンド・実績のあるファンドと一番大きな違いは、スピードである。 情報収集は単なる記事をようなレベルではなく、強いネットワークがあり、それを理解するもの早く、そして何よりも実行するところが速い」 ということをいいました。
いろいろと国際的にネットワークが広がると、すごいなーと思う人も多いわけですが、やはり凄いなと思う人は大きな意思決定(金額などの大きさ)をめちゃくちゃ早く判断できる という人です。 受験勉強と似ていますが、いかに早く回答するかというスキルみたいなものです。
このスピード感で競争の激しいソーシャルゲームやグルーポン系ビジネスも勝ち残りたいと考えております。