最近、「教えてください」と素直に言えるようになった。 そんなこと知らないの?と思われるのが恥ずかしいといった気持ちが潜在的にあったのだと思います。 コンサルティング会社にしても、前職のベンチャーキャピタル会社にしても背伸びをしないと生き残れない といった意識があった。 それはそれで自分の成長にとっては非常に良かったと思います。
最近はスタンフォード大学のビジネススクールにいる日本人の方と普通に話していろいろと教えて頂いています。実は知らないことが多いのです。 例えばこんな会社がある とか、日本では話題にもなっていないような良い会社が存在する。それに大手のVCは投資している。実際のユーザーでもあるので、その話を聞くと実に面白いわけです。
HBSの学生の方にもいろいろと教えていただきました。こんなことを学んだということは実に勉強になります。例えばVCファンドのファンドレイジングの話を授業で習ったときは、当然ながら学生であるわけでファンドレイジングすることなってありませんし、VCファームに就職しても最初はアソシエイトというのが一般的だと思います。 私ようにいろいろと考えながらVCファンドのファンドレイジングをしている人は、HBSの学生の方の話を聞いて、なるほどそういうことか といった多くのヒントを得ます。 逆に私からはリアルなファンドレイジングの話をすることになるので、学生の方も(少しは)面白いかなと勝手に思っています。
これは学びになるから、定期的に話をしよう! みたいな話なってそれが面白い。
前職のときはビジネススクールの学生の採用活動などもやっていたので、さすがに採用する側の人間が「教えてください」という感じではなく、ベンチャーキャピタルの仕事は何かとか、やりがい とか 一方的に話す立場でした。 深く反省し、これこれからはいろいろと学びたい。こんな機会はめったにないと思うのです。
3月28日から4月3日までサンフランシスコとボストンに出張します。ボストンはHBSなどが主催するアジアビジネスカンファレンスというイベントのスピーカーという立場での参加となるのですが、この機会を通じていろいろと学んできたいと思っております。