起業はどれくらい前から準備なのでしょうか? 思いったら起業する、準備してから起業する といったいろいろなパターンや考え方が存在しますが、私がアドバイスするのは「起業する3年前から準備を始める」といったことです。
中学受験や大学受験といった受験もだいたい3−4年前から準備を始めるかとと思います。たまに準備しないで東京大学に合格しました!という人がいるかもしれませんが、そういうケースは稀であり、実際は一生懸命勉強しているはずです。受験にかぎらず、オリンピック選手もものすごい時間をかけて調整していると思います。サッカーのワールドカップも4年に一回ということの大きな大会ということもあり、選手のテストなどは2−3年かけてやっているものです。
起業も同様に準備が必要です。準備をする場合は3年とか決めたほうがよいと思いっています。ずっと準備だけして何もしない人は結構いるのではないかと思います。 いつかは起業する、いつかは転職する、いつかは成功する、などなど。結局何もしない人は多いのではないかと思います。
3年の準備期間というのはなぜ、そう思うのか? それは若い方で起業される方をいろいろと未定rうと、どれくらい準備したのか? と思うことが多いからです。 実際に起業しないとわからないことが多いのも事実ですが、起業する前に準備すべきことをしっかりやることが、起業した後にまったく違う世界になります。
最近はIVSサマーワークショップのような学生・大学院生の方を対象としたイベントを開催していますが、やはり準備が必要だからです(起業した方向けのセミナーは自分で企画するといったことには興味がなかったりします)。 起業してからだとなかなか難しいところも多く、その前段階からの啓蒙活動、教育が必要だと感じています。
(続)