人生を変える「きっかけ」はどういう機会でしょうか? 僕は10年以上のカンファレンス(コミュニティ)の運営を通じて多くの人生の機会を巡り会いました。「ジャパンハート吉岡秀人さんの講演を聞いて人生が変わった」「GMOインターネット熊谷さんの講演を聞いて、起業することを決意した」「Launch Padで優勝して資金調達ができ採用でもきて会社のステージが大きく変わった」「運営チームに参加して一生の友人ができた」 など多くのフィードバックを頂きました。
今回 ICCカンファレンスという活動を開始しました。第一弾の活動は 人生を自ら切り拓け! ICCスタートアップ・カンファレンス2016 というイベントです。
ICC STARUP 2016 登壇者2月17日開催予定のICC START 2016 (ICCスタートアップ・カンファレンス)の登壇者紹介動画です。参加応募はこちらから!https://www.facebook.com/events/456140824591331/
Posted by Industry Co-Creation - ICC on 2016年2月14日
このイベントはどのような考え方で設計されているのかを説明したいと思います。「ジャパンハート吉岡秀人さんの講演を聞いて人生が変わった」と書いておりますが、人生を変えているのは本人の行動です。吉岡秀人さんから影響を受けているが、行動しているのは自分自身です。 自分の意識が変わり、行動が変わるわけです。
僕はICCスタートアップ・カンファレンスを通じて「自分の人生を自ら切り拓く人間になってほしい」と思って企画しています。人生を自ら切り拓くことは大変なことです。例えば「大企業に就職するのが当たり前」の環境にいる大学生の方は本当は発展途上国の教育を支援する活動をしたいと思っているが夢を諦めて就職したりします。やりたいと思っていることを実現することは本当に難しい。実際にできる人は少ないのです。 「できない」理由は実際にやる前に諦めてしまうことや行動していないことがほとんどです。 人生を自ら切り拓く人間になるには誰か背中を押ししてくれる人が必要なのです。
ICCスタートアップ・カンファレンスでは「背中を押してくれる人」が総勢15名登壇します。皆さん 忙しい中 未来の日本を支える方たちに伝えたいメッセージがあるからです。 それは登壇している人も先輩から同じようなメッセージをもらっているからです。
人生をかえる「きっかけ」を創るにはどうしたらよいか? 僕が長年学んだ方法論がICCスタートアップ・カンファレンスで具体化されています。 ①第一線で活躍する起業家を15名以上集める ② 選抜制にすることで参加意識の高い人だけを集める の2つが重要になります。
①第一線で活躍する起業家を15名以上集める
まず、第一線で活躍する起業家を15名以上集めることから説明します。2月17日のICCスタートアップ・カンファレンスのプログラムを是非ご覧ください。学生の方はわからない人もいるかもしれませんが、社会起業家やインターネット業界の起業家の方であれば自分も話を聞いて見たい という登壇者のラインナップです。参加者の「意識改革」をするには強烈な個性を持つ起業家 や 社会を変える活動している本物の起業家などを短時間に数多く接することがとても重要です。参加者の方は必ず「◯◯さんのようになりたい」という人を見つけることができる。登壇者が15名以上いると「選択肢」があるのです。READYFORの米良さんのように実行者を支援する人になりたい、Teach For Japanの松田さんのように教育を変えたい、コロプラの千葉さんのように大きな事業を創りたい などです。参加者一人一人 夢は異なります。一番 自分の夢に近い人を目標にするのです。 登壇者の方は必ず「実行すること」「チャレンジすること」の大切さ と 「失敗をたくさんしたこと」を話し、「皆さん(参加者)と同じ 特別な能力があったわけではない」と話します。 先輩からの背中を押す一言というのは「あなたも諦めずにチャレンジし、失敗しても実行し続ければ必ず実現できる」というメッセージです。
2月17日は僕がセレクションした素晴らしいメンバーが登壇します。
(日程)
2016年2月17日(水) 10:00 - 16:30
10:00 受付開始
10:30 - 11:45 Session 1
12:15 - 13:30 Session 2
13:30 - 14:30 ランチ休憩
14:30 - 16:00 Session 3
② 選抜制にすることで参加意識の高い人だけを集める
次に重要なのは選抜制にすることで参加意識の高い人だけを集めることです。ICCスタートアップ・カンファレンスは「選抜制」になっており、気軽に参加するような仕組みになっていません。通常は誰でも参加できるイベントのほうが参加人数も多くなるし、運営も簡単です。 ICCスタートアップ・カンファレンスでは「自己紹介」「参加志望動機」の2つをしっかり書いていただくようになっています。 これを書くだけでもハードルが高いのです。これは熱意を見ております。優秀かどうかではなく、ICCカンファレンスとしての「価値観」を共有する仲間を集めたい。ICCスタートアップ・カンファレンスは「コミュニティ」なのです。
このような仕組みを採用するとどうなるか? 参加者の意識レベルは高く、質問も活発にでる会場になります。熱気に包まれる会場になるのです。熱気包まれる会場では登壇者の発言内容が劇的に変わります。本気で語るようになるのです。登壇者の方々も参加者の熱意で変わるのです。だから登壇者のセレクションだけでなく、参加者の募集方法が重要になるのです。
ICCスタートアップ・カンファレンスは参加人数を集めることを目的としていません。150名の会場で例えば50名でもよいのです。本当に自分の人生を変えたいと思っているような方、問題意識をもっている方に参加して頂きたいです。
募集方法は一般的な告知はもちろん行いますが、私も含め運営メンバーが個別にメッセージを送り、勧誘します。「招待制」と同じ方法です。私の場合は過去にメールのやりとりのある学生200名の方に1通1通メッセージをお送りしました。実際に返信をいただくことが多く、参加につながります。またチームICCの中でも学生の方 150名にメッセージを送るメンバーーがいます。
ICCスタートアップ・カンファレンスは有名企業の新卒採用イベントのような知名度も資金もありません。チームICCのボランティアチーム60名や登壇者の協力、そして参加者からの紹介によって「コミュニティ」を創りあげていきたい。
以上 長くなりましたがICCスタートアップ・カンファレンスは参加者募集しております。参加対象は「高校生・大学生・大学院生 / 教員/大学の研究者 / 1990年以降生まれの社会人」です。主に大学生・大学院生を対象したプログラムになっています。応募フォームは以下をご覧ください。
ぜひ会場でお会いしましょう。
小林 雅