ICCパートナーズ 小林雅のBlog

LLPの設立と運営

ケイ・アンド・カンパニーという”ＬＬＰ”を運営していますが、いろいろとＬＬＰ関連の書籍を購入し、登記など行いましたがが、以下の本が一番わかりやすいと思いました。　専門的な本はあるのですが、実務的にどう登記するか？とかが個人とかでやるには重要ですね。　

独立4ヶ月

いつのまにかに独立してから4ヶ月が過ぎた。11月はＩＶＳという大きなイベントがあっため、時間が経つのが早かった。　

最近は前職でどうだったみたいなことをまったく考えることがなくなった。　ＩＶＳを無事開催すること、ベンチャーキャピタルの投資チームをしっかり作ること、　ファンドを設立すること　などいろいろとすることが多かったし、今後作ることに対する夢や希望がいっぱいだ。

ベンチャーキャピタリスト

Infinity Ventures Summit の準備が死にそうに忙しいが、その間にもいろいろと投資案件の仕込みを開始した。　独立個人としての”ベンチャーキャピタリスト”の仕事の面白さ　を実感している。　

期待以上というか、独立個人系のベンチャーキャピタリストという仕事はとてもエキサティングだ。これほどヤリガイを感じる仕事はない　と強く感じる。　比較にならない。　単にお金があって投資するという会社型の投資スタイル　とは、人生でかけるリスクが違う。

また、投資範囲は前職では私は日本だけだったが、　海外の案件もいろいろと話があって
これまた面白い。　　以前ブログに書いたエンジェルラウンドのConvertible Note の書類など見る機会があり、これを日本できると面白い　とか、　学びが多い。

また、Facebook などを担当する弁護士が　Ted Wang, Partner, Fenwick & West　という方だと教えていただいたのですが、クライアントリストを見ると、Twitter とかStumbleUpon,Flixter,Photobucketなど有名なスタートアップをクライアント企業として抱えていて、面白いなと思います。、

• Benefuel
• DanceJam
• Dotspotter
• Facebook
• Flixster
• Goldman, Sachs & Co.
• InsideView
• Model N
• Organic Bouquet
• Photobucket, Inc.
• Seesmic
• SPOCK Networks
• StumbleUpon
• Twitter

日本でスタートアップを対象、それもネット関連に強い弁護士なんて知らないのですが、
やはり　ＶＣに限らず弁護士などの層が厚いな　と思います。　

独立３ヶ月経過

あっという間に独立後３ヶ月が過ぎた。２ヶ月経過した時と３ヶ月経過していた現在とはあまりやっていることは変わらないが、Infinity Ventures Summit を含め確実　実行に移している。

Infinity Ventures Summit は今月　第一回目の開催となる。独立後、そもそも人が集まるのか？とか、企画は成立するのか？　コーポレートパートナーは集まるのか？　とか、ホテルの方は協力していただけるのか？　といった点など相当　不安があったが、現在となっては前回のNILSと比較してもさらに良い内容へブラッシュアップされていると思います。

特に初期にコミットして頂いたアドバイザーの皆様　と　300名の参加人数を信じて部屋などを確保いただいたフェニックス・シーガイア・リゾートの皆様には大変感謝しています。　

最初にお送りした招待状にはまったくスピーカーは未定の案内をお送りするのですが、それでも100名以上の申し込みを頂き、企画力そのものに対する信頼を頂いていると実感します。

ベンチャーキャピタルの立ち上げは第一弾がメドがたちました。小規模ですがまずはじめることが重要です。　来年には大きく発展できるようにベストを尽くしたいと思います。　ベンチャーキャピタルはまずはお金集め　と　投資を担当するジェネラル・パートナー探し　がメインの仕事です。日本のセコイア・キャピタル　と称されるようなスターが集まるファームを目指してがんばっております。　

最近、ＩＶＳなど含め、追い風を強く感じます。　大きなことを実現すべく、一分一秒大切にしていきたいと思います。　

独立 Before & After

独立して２ヶ月を過ぎた。　まだ２ヶ月ということもあり Before & After とか語るものでもないが、人と会うとよく質問されます。

だいたい、　「イキイキとしてすごく楽しそう」と言われます。　仕事の自由度も広がり、Admobなどの仕事　や Infinity Ventures Summit の企画・運営など　ヤリガイのある仕事をしている。　”ベンチャーキャピタリスト”としても復帰も遠い未来の話ではない。　

独立というは、「グロービス・キャピタル・パートナーズ」という累計４００億円のベンチャーキャピタルファンドの「パートナー」（３名のパートナーの１名。投資委員会メンバー）　という”看板”を捨てるということだ。　私の場合、運よく２９歳で、”パートナー”となった。　環境として非常に恵まれていた。　

仕事の面では、 Before & After　という意味ではいくつか実感することがあります。

• 「グロービス・キャピタル・パートナーズ」を通じた関係の変化
  • 例えば投資先企業との関係です。　株主（投資家）であり、投資家から選任された社外取締役　と　投資先の経営者・経営幹部という関係は仕事の関係であり、退職し退任した段階で仕事上の関係はなくなります。
  • 当然ですが、今まで相談されたようなことは相談されなくなり、さびしい気分になります。同じような感覚は以前もあります。例えば　より重要な事業パートナーが大株主になったときはそちらが重要な関係となる　とか、　株式を売却し投資先でなくあった場合　など　相対的な利害関係の変化といえます。
• 自由な立場になった関係の変化
  • 「グロービス・キャピタル・パートナーズ」に在籍したときより自由な立場になったことで、関係の広がりも感じます。　
  • たとえばコンサルティングの仕事は今までやってはいけかった（投資の仕事なのでコンサルティングなどフィーをとる仕事はやってはいけない）。　自由になるとAdmob の場合は、「退職後にぜひ仕事を頼みたい」といったようやな話があったりして、面白い仕事であるができなかった仕事ができるようになる。コンサルティングといってもAdmobの場合はBusiness Develompent チームの一員であるため、さまざまな企業の方と交渉するなど、仕事の広がりや面白さを感じることが多い。
  • また、NTVP の村口さん　や　グローバルベンチャーキャピタルの長谷川さん、NetSerivce Group のメンジョウさんなど大先輩から、　独立に関して非常に好意的にサポートして頂くケースがほとんだ（感謝！）。　サラリーマンと起業家の違いというのを大きく感じる瞬間だ。　　
  • 上記と関連してNew Industry Leaders Summit とInfinity Ventures Summit とで業界関係者（参加者など）はほとんど関係の変化はない。アドバイザーなどの方を含め、さまざまな方に非常に好意的に支援いただいている（感謝！）。”ほとんど”というのは、距離を感じる　といったことも感じることがあった。
  • ファンドに関連しても、いろいろと面白い話を頂いている。非常にありがたい（感謝！）。

上記のように　プラス　や　マイナス　があるが、非常に充実した日々をおくっている。独立して後悔したことはまったくない（過去の生活に戻ることは想像できない）。　　前職の上司などから2-3年残ってベンチャーキャピタストして実績を積みあげたほうがよいのでは？　というアドバイスを頂いてこともあった。　

私は別にサラリーマンとして”実績”を積み上げるために働いているわけではない。転職するといった発想だったら、サラリーマンとして実績を積み上げることに意味があるだろう。　独立して自分でやるということは、違う次元の話だ。　　大先輩のNTVP 村口さんが独立してベンチャーキャピタリストの人生が始まったということが最近よくわかるようになった。

”サラリーマン”と強調して書いているが、　自分が”サラリーマン”時代は別にそんな嫌なことはなかった。独立すると、サラリーマンとそうでない　ことが、本当によくわかるだけだと思う（給料日がない　など）。
今になっていろいろとわかる。　そのときはそのときで非常に充実していた。

仕事は待っているだけではこない。自分の幅を広げるには自ら積極的に動いていく必要がある。　人事異動で海外駐在　ということもないし、　社費で留学する　といった選択肢もない。海外で住むには海外でビジネスするか、それともお金もちになるかだろう。　ベンチャー投資をするにしてもまずはお金を集めないといけない。　

いろいろと大変だが、生きていると実感する。　がんばっていきたい。

独立１ヶ月

独立して１ヶ月たちました。時間が経つのが早かったです。

Admob社の仕事から始まり、Infinity Ventures Summit の企画・運営など忙しくしていました。
Admob 社の仕事も慣れてきて楽しく仕事しています。また、最近　もう１件仕事を決まり、Admob と新規の仕事をしっかりこなせば十分と短期的には十分といったところです。 Infinity Ventures Summit と　ベンチャーキャピタルファンドの資金調達やチーム構築といった活動をこれから増やしていこうと考えています。

コンサルティングの仕事は特に営業活動していない、提案書なども書いていないのですが、
依頼を頂き大変有難いことだなと実感しています。　

独立して１ヶ月しか経っていませんが、いろいろな意味で独立して本当によかったです。
いくつかあるのですが、

• 何をするにしても自分の判断でスピーディーに意思決定ができる
• Admobのような米国の会社と仕事をするなど仕事の幅が大きく広がった
• （当然なのですが）　自分の活動＝自分の収入など透明でわかりやすい。

家で不満とか愚痴を言うこともなく、楽しく仕事しています。

１１月のInfinity Ventures Summitと２００８年のベンチャーキャピタルファンド立ち上げといろいろとがんばっていきたいです。

独立後のワークスタイル

独立してから23日経過しました。　前職の時に自由な時間の使い方をしていたので特に大きな変化があったという感じがしませんが、変わった点などちょっと考えてみました。

• 定例ミーティングなど管理職の仕事がなくなった。
• 自宅をオフィスにしているため、外出したときミーティングとミーティングとの間に時間をすごす場所がない（暑い！　ですし）
• （当然ですが）部下やアシスタントがいない。
• コピー機もないし、スキャナーもない

上記は当然いえば当然ですが、アシスタントがいたときは「これお願い！」とか「レストランの予約お願い！」とかいろいろな仕事をしていただいて助かっていたことを実感する。　

一方、いろいろと自分でやるとわかっているようでわかっていないこと　とか　そもそもわかっていないということがわかることが非常に有意義です。

仮のオフィスではないですが居場所は、六本木ヒルズのアカデミーヒルズのライブラリーの加入してみました。アメックスのポイントで3か月分購入できるのでまずは試しに入ってみました。ＰＣがあればどこでも仕事できるので、ライブラリーのような無線ＬＡＮもあり、静かで眺めもよい。本もいろいろとあるというのは良い環境です。　雑誌など家に置いておくと邪魔になるだけなので助かりますよね。

スキャナーは今までほとんど使ったことがないのですが、海外との会社とのやりとりの中でＮＤＡを締結する際、まずサインしたＮＤＡをファイル（ＰＤＦ）で送る　というものがあり、デジカメとscanRのサービスを活用しました。　これで十分です。

メールは今までどおりGmail を利用。スケジュール管理はGoogle カレンダーです。　Gmail が良いのはPlaxo や Linkedin などと連携（シンクロ）しているため、データを同期できたりできます。Gmail やGoogle カレンダーは携帯でも利用できるので大変便利です。

ToDoの管理はGoogle デスクトップのサイドバーにやるべきことをリストをどんどん書き込んでいくということをしています。

便利な道具を見つけて、業務に取り込んでいきたいと思っています。

御礼

今回、お花など独立祝いをいろいろ頂きました。誠にありがとうございます。

自宅兼オフィス（オフィスといっても3畳くらいのスペースしか使っていません）という
こともあり、お花を絵の前に飾ったり、和室に飾ったりしております。　独立といっても
退職しただけなのですが、お花など頂き、本当にうれしかったです。恩返ししたいと
思います。