最近、ようやくベンチャーキャピタリストとしてのスタートラインに立った と思うようになりました。 2001年6月に弊社に転職したのですが、そのときは現在運用中のファンドの設立後(99年9月設立)の入社でしたし、アソシエイトという形で入社しました。
現在、次のファンドを組成活動中で、今回はジェネラル・パートナーの一人として、約200億円(くらい?)の運用がスタートになります。 NILSの活動も順調で、ネットワークも広がりましたし、業界ナレッジも蓄積されました。CNETさんなどに記事を書くなど、一定の成果を挙げました。 投資先も順調に成長している会社が多いでし、グリー社やリサイクルワン社など最近の投資は自分としてもいい投資だったと思っています。
ようやく”ベンチャーキャピタリスト”としてのスタートラインに立ったと改めて思います。
気分の問題なのですが、 初心に帰って頑張ろうという気持ちで頑張っています。
最近、妻から 慢心しているのでは?という有難い指摘を頂き、ちょっといい気になって
いたかなと大反省しています。
まだまだスタートラインに立ったばかりだし、もっと勉強しよう という気持ちと、いろいろとやっていきたいと思います。 行動することが重要です。
実は昨晩の弊社の新年会のスピーチのとき、私はビデオ撮影係をやっていました。1時間のスピーチの時間は立っていました。 もちろん、弊社のほかのスタッフは座っている人が多かったし、 ビデオ撮影をやる と言ってくれる人もいませんでした。
他のスタッフがやらないから という理由で、ビデオ撮影をしたわけではありません。
理由は単純で、私が新入社員だったころ、スピーチのビデオ撮影は私がずっと担当して時期があったという点 と、 パートナーといっても、年齢的には下から2番目ですから、スタートライン という意味では、自分でやろう と思ったわけです。
一番後ろから、立ってスピーチを聞くといろいろなことがわかります。例えば、ワークスアプリケーションズの牧野さんがどこでうなずいているかとか、いろいろわかります。遅れてきた人は誰かとかもわかります。遅れてきた人は最初の話を聞いていないので、後日ビデオを見せるといったことが可能です。
立って聞くというのは集中力を高めます。 ビデオ撮影もおそらく、自分で撮っているので、また聞きたいと思うし、風邪を引いて寝込んでしまって参加できなかったリサイクルワンの木南社長も見せてあげたいと思います。 単に聞いている と ビデオ撮影をしながらいろいろ考えながら撮影する というのは大変有意義でした。
1時間たっていると腰がいたくなったのですが、 1時間立っていると腰がいたくなるのか・・と衰えを感じたり、 ゴルフのためにいい運動だ と思います。
交流会では、経営者の方はさることながら、ワークスAPの牧野さんのアシスタントの方といろいろお話しました。もともといろいろアポの設定などお世話になっているのですが、
話すとアイデアを頂きます。 リッツカールトンの日本支社長の方の本を読んだときに、
社長秘書の方をホテルに招いて、日々の仕事を感謝する というところがあるのですが、こういったサービスはいいな と話しました。例えば、NILSの際にいっしょ参加して頂き、そのような感謝の場を作るといったことです。 感謝もさることながら、他の会社の社長のアシスタントの方と情報交換できる というのも有意義だと思われているということで、いろいろ発見がありました。
昨年11月のNILSでは、GMOインターネットの熊谷さんが日帰りでの参加でした。いっしょに秘書の方、広報の方もいらっしゃったのですが、たまにはこういう機会でリラックス
できる場を提供できれば良かったな と思っていました。
アシスタントの方々が明るく楽しく仕事をする ということは社長にとっても、会社にとっても
非常に良いことだと思いますし、 こういったことを支援していく といったことはとても大切なことだ と思っています。
昨晩、新年会が終わり、 5人で2次会に行きました。実は事前に予約し、15名で予約していたのですが、なんと5人なってしまってお店の方にご迷惑をおかけしました。もちろん、お金は弊社で負担させて頂きました。 5人は私と弊社の仮屋薗、そしてバーチャレクス丸山さん、ZMP谷口さん、いつもお世話になっている会計士の平田さんでした。
経営者の方々と直接 お話する機会があり、日々の仕事の励みにもあり、刺激になります。 一番良かったのが、折口さんの話 をテーマにし、議論できることです。 立食パーティだと、ビジネスの話が多いのですが、 少人数でテーブルを囲むとディスカッション
になります。 NILSでも同じテーマで議論できる といったことが非常に良いですが、こういった座って、学んだテーマで議論する というのは大変有意義でした。
このように主催者だから、参加しないといけない といって仕方がない と思う人もいるかもしれませんし、そもそも参加しない人もいるかもしれません。 経営者と経営に関して議論するいう場が、ベンチャーキャピタリストの成長とって極めて重要であることはいうまでもありません。 常に学ぶ ということを常に意識し、行動すると、立って一晩でもいろいろと
学ぶことがあった と思います。
今年は”スタートライン”ということを意識し、学生時代の気持ちを忘れず、頑張っていきたいと思います。