・エキサイト、携帯電話向けフルブラウザ「Scope」を独占提供
・パソコンサイトを閲覧できる携帯向けインターネットブラウザ「Scope」を、
エキサイトに独占的ライセンス供与
や フルブラウザ搭載FOMAが登場--NTTドコモ、901iSシリーズを発表 が注目だ。
ドコモさんは「N901iSはACCESS製のフルブラウザ「NetFront」を搭載し、iモードサイトとPC用サイトの両方が閲覧できる。NetFrontのバー ジョンについては明らかにしていない。また、フルブラウザで利用した分の通信料金はパケット定額制の「パケ・ホーダイ」が適用されず、契約する料金プラン に応じて1パケットあたり0.015~0.2円の通信料金がかかる。」ということだ。
一方、Scopeは、
「サイズの極めて小さいJavaアプリケーション(iアプリ)であり、FOMA 900i/901iシリーズといった高位機種のみならず、505i/506iおよびFOMA 700iシリーズを含めた非常に広い範囲の機種で利用可能だ」((エキサイト) だそうだ。また、「Scope」は、携帯電話に最適な表示方法を提供し、コンパクトなデータ
の送受信を行うことによりパケット通信のスリム化を実現しています。
また、「テーブル折り返し機能」は、インターネットブラウザでは世界初
の機能となります。
「エキサイトは、KDDI のフルブラウザポータル会社 Duogate に資本参加し、 企画開発運用をおこなっているノウハウをもとに、「Scope」にカスタマ イズされた専用コンテンツを提供することにより、ユーザは携帯向けに最 適化されたコンテンツを利用することができるため、これまでにない利便性に優れた快適な環境を携帯から享受することができるようになります。これにより、エキサイトでは携帯ユーザ向けの新しい広告媒体として、新 規の広告獲得も目指します。」
2つのフルブラウザの異なる点は、ドコモさんは通信会社の視点であり、エキサイトさんはメディア側からの視点だということだ。 通信会社視点だと、通信料金をとろうと思うし、メディアだと広告になる。 私の意見としては、エキサイト側だ。 モバイルメディアの展開が一番面白い。そのため、独自のコンテンツを投入するといったことが非常によい判断だと思う。 単に通常のWebサイトを閲覧できますと言っても限界がある。
フルブラウザの性能を強化し、それにあったコンテンツを投入する。そういった流れになるだろう。 フルブラウザも今後、多くで出てくるだろう。 今回の提携では、エキサイトというネットメディア大手との提携となった。 他にも大手のネットメディアは存在するし、モバイルの大手のプレーヤーはまだ多くいる。 次の一手に注目したい。
それにしても、プログラマーズファクトリさんは展開が速いですね。フルブラウザでもアフィリエイトを--プログラマーズファクトリとリンクシェアが提携もあり、今後が面白いと思います。
やはり、New Industry Leaders Summit 2005 秋・夏のテーマの1つはフルブラウザですね。