昨日、ランチしたときに資本政策の考え方に関して説明したので、忘れないようにブログに残しておきます。
”事業会社”から資金調達することに関して
一般的には事業会社から資金調達するという意味は、「事業のシナジー」と「安定株主」
という2つとなります。 事業会社に限らず、VCや投資会社のような事業会社も、投資先とのシナジーがあり、○×と組んだら面白い というトークをしてきます。
私は、既に事業の接点があり、深く関係を構築するというのが基本です。 関係を構築したいから、株主になっていただくというのは、結局 幻想にすぎないと考えています。
また、事業会社が安定株主か?というそうでもない会社もあり、見極める必要があります。
事業会社の視点から見ると、事業の接点がない、または浅い会社に出資したからといって関係が強化されるわけではありません。 子会社化するといったことならばわかりますが、ちょっと投資しても意味はありません。
個人的には一番 気をつけたいのが、 事業会社なんだか投資会社なのかわからないような会社です。
それぞれ、メリット、デメリットはありますが、 まず、 ”言っているのことは本当か?”という点としっかりデューデリジェンスする必要があります。 投資先とグループ企業との協業機会をつくる といっても、本当にあるのか? 実績は? といった評判を含め、企業を評価すべきではないかと思います。