ジャフコさんが900億円のファンドを立ち上げるそうだ。最近、ネット系企業がVCファンドをつくったり、富士通さんがVCファンドを作ったりと、 ファンドが相次いで設立されている。
ネットバブルの前と同じだ。
以下のファイルを見てほしい。 ウォーバーグピンカスのMDの方がエマージングテクノロジーカンファレンスで講演したときの資料だ(私も聞いてみました)
P11あたりからみてほしい。 VCファンドの設立のピークは2000年だ。株式市場が好調だと、ベンチャーキャピタルファンドの好調だ。 そして崩壊。 バブル期に投資しているファンドはことごとく崩壊。運よく、生き残った会社が、大成功したりするケースもがあるが、多くのファンドは消えていく という流れだ。
歴史は繰り返す。株式市場が好調だ。それにあわせてVCファンドの設立が相次ぐ。
我々も次のファンドを設立する予定だ。
最近、ベンチャー企業の資金調達の話を聞く、かなりバブッている。 まともな発想の企業が少なくなったと感じる。 経営者がバブっているケースは終わっているが、それより、VCのほうが平気で高いValuationで投資するようになっていると思う。 リスクとリターンのバランスが悪いな と感じ始めている。
こういう時期は、人気が集中する デベロップメントステージからレイターステージの案件ではなく、アーリーステージに投資し、 5-7年のスパンで大きく成長せていき、次の株式市場のWaveを待つ。
いい経営者は数多く存在する。そういう方々としっかりできるように頑張っていきたい。