サーチテリア中橋さんが、モデレーター苦手・・・ということで、ノウハウをブログに書いてほしい ということだったので、書いてみようかと思います。
モデレーターをやる上で、一番重要なのは 自分でスピーカーを選定できるかどうかという点がまず重要です。 セッションのイメージが沸くかどうかともいえます。
イメトレ重要。
質問項目はあまり決めないで、その場の話を聞いて考えること。つまり、アドリブです。
アドリブの順番は以下です。
① ジェネラルの話を各スピーカーに話をして頂く。例えばWeb2.0ならその話。
② Aさんはこういっていますが、Bさんはこの点に関してどう思いますか?といった
ような質問をする。 対比です。
③ 自分の中で理解が深まった段階で、洞察を導く質問する。 Cという点が重要だ
ということだと思いますが、D(成功のカギは何か?とか)はどうなのでしょうか?
④ ネタ切れしたら、他人にふる。 Aさんに質問したいことありますか? 時間稼ぎです。
基本的に①-④を2-3回繰り返すと無事終了します。 ポイントは③です。
NILSのセッションはセッション1の第一部、第二部、 モバイル系 の2セッションの計4回担当したのですが、 自己評価すると、セッション1の第一部が一番切れがよかったです。
スピーカーの方が素晴らしいということもあるのですが、知識レベルが深いという点が大きく、③の質問ができる という点です。
CNETのカンファレンスで中橋さんのモデレーターは大変だったと思います。参加していないのでわかりませんが、 想像するに、 スピーカーの人数がそもそも多い、それも同業他社だという点です。 難しいところですが。
対比をすると、洞察も生まれます。時間稼ぎして、考える時間を作る というのがポイントです。 やっぱり、アドリブ。