低いバーンレートも考えもの というDaveさんのエントリーは面白いです。
バーンレートというのは現金の燃焼率。つまり、現預金残高の減り方のことです。月にどれだけ現金が減るか?といったことをさします。 現在の現預金残高が5000万円だとすると毎月のバーンレートが1500万円ならば、4ヶ月目が危ない・・というような言葉の使い方になります。
オープンソースの活用や多額の広告費を使わない時代になって、以前より低いバーンレートで事業運営が可能になりました。 低いバーンレートは、起業家にとって優位の
時代の象徴ともいえます。 今まで、お金で使いすぎていたので、ベンチャーキャピタルから資金調達をせざる追えない・・・という会社が多かったのですが、良い会社ほど、それほどお金も必要なく、必要な場合でも有利な条件で資金調達が可能になったということを意味します。
現在はいかにローコストで押さえ、ユーザーニーズをつかむサービスを展開できるか?というテストをし、 うまく軌道に乗った、乗りそうなときに資金調達をするという傾向があると思います。 逆にサービスを開発し、テストをするためにお金を投下するというモデルはWeb2.0系ではなくなったと思う感じがします。
勝ちパターンはいろいろとあるため、低いバーンレートが必ずしもよいか?という点はわからないのですが、増えてきたなーと感じます。