昨晩、NHKのライブドア特集で、新社長の平松さんのインタビューがあった(ライブ)。
真摯な受け答えだった。 弥生の社長だった平松氏は60歳。 引退してもおかしくない
年齢だと思うが、この難局で 社長を引き受けるというは素晴らしいと思う。
私のいろいろベンチャー企業の難局(うまくいなかい場面)に立ち会うが、なかなか社長をやりたい!という方はあまりいない。顧客が離れ、社員も離れているかもしれないが、頑張って頂きたいな と応援したいと思います。
まず、当面の重要な仕事は、”バスに乗る人”と見つけることだと思う。 逃げ出す人を無理に引き止めることはせず、この難局をいっしょに乗り切る人を登用する という点が重要。 そして、 粉飾されているPL,BSを正しく把握することがポイントだろう。
破綻企業と異なり、キャッシュはあるわけなので、思い切った手が打てる。 光通信もいろいろと大変な時期があったが、今とはっとは成長続け、利益もしっかり会社になっている。
売上減となることがあるため、コスト削減に取り組み必要がある。 オフィス移転などが対策となるだろう。
ライブドアはネット系というよりかは、売上の中身を見ると、ネット事業は少なく、基盤がしっかりといた会社が多いと思う。そこを軸に手直して行くというのがシナリオだろう。
しっかり再生することが、株主など、関係者に対する責任であるであり、我々業界関係者は見放すのではなく、残された方をしっかり支援していく ということが非常に重要だと思う。