ベンチャー企業のアライアンス戦略セミナー--成長へ向けたその秘訣とは
以前、ご紹介した セミナーの記事がCNETに掲載されておりました。第三部は弊社の仮屋薗や投資先でもあるリアルコムの谷本さん、そして いつも大変お世話になっているIBMの勝屋さん のパネルです。 第三部が一番詳しく?掲載されています。IBMさんが展開するトリプルWinという構図は非常に良いです。
アライアンスの場合の留意点として、 アライアンス組む両者の利害の一致が重要です。利害を調整する仕組みが重要になります。 最近の私の取り組み例で、これはいいな と思うのは、 ベンチャー企業 と 大手の企業 のアライアンスの場合に、大手企業にベンチャー企業側に立って支援する人が重要だという考えています。 資本提携をしている場合は、ベンチャー企業(投資先)の取締役に就任する人だったり、 資本関係がない場合はIBMの勝屋さんのようにアライアンスの窓口になるような人です。 資本提携をしている場合、社外取締役が 提携先の社長だったりすると、当然ながら自社の利益優先となって、ベンチャー企業側の見方になりません。 そうなると、うまくいっているときは良いですが、そうではないとき 信頼関係を含め、問題が発生します。 我々のような中立である投資家そして、社外取締役は 提携関係の間に入るなど、いろいろな工夫が必要です。