NILSは事後アンケートを実施し、セッションの評価などを行っております。一位になったら賞品がでるわけではないのですが、打上げなどで発表したりしています。
(全体)
全体としては以下の通りです。 全体の満足度が4.76と高い結果を得ることができました。次回以降も引き続き、頑張りたいと思います。前回の全体の満足度が4.4.セッションの満足度が4.0だったことを考えると、改善した という結果になりました。ありがとうございます。
NILS全体の満足度(5段階評価):4.76
NILSセッションの満足度: 4.36
NILS交流会などの満足度: 4.40
NILS開催地(札幌)の満足度: 4.48
ホテル・会場の満足度: 3.97
NILS運営に対する満足度: 4.85
(おまけ)ゴルフコンペの満足度: 4.74
(セッション評価)
セッションの評価は①評価点の平均点、②印象度(セッションの中で一番良かったと選択した人数 ÷ セッション参加人数) ③参加人数
の3点を総合的に判断をしています。
1位: Session 3 The War for talent: 平均点(5段階評価) 4.5 印象度 37%
2位: Session 1-a ドリコム - Post-IPO の経営戦略 平均点 4.27 印象度 30.3%
3位 Session 8 ネットメディアの将来展望 平均点 4.20 印象度 22.0%
4位 Session 1-b Zimbra - Enterprise Web 2.0 平均点 4.12 印象度 15.4%
です。 平均点が4.0以上のセッションは4つありました。私がモデレーターを担当した2つのセッションが3位と4位になったので嬉しいです(といってもスピーカーの人選が良かったのですが)
5位は3つのセッションが僅差と並びましたが、印象度が非常に高いWeb2.0サービス開発の潮流が5位。 参加人数が多いネット広告のセッションが6位となりました。
5位:Web2.0 サービス開発の潮流: 平均点 3.87 印象度 15.7% 参加率 54%
6位:Web2.0時代のネット広告市場の展望:平均点 3.91 印象度 2.2% 参加率 68%
7位:ベンチャーと大手企業のWin-Win 戦略: 平均点 3.92 印象度 4.0% 参加率 19%
8位以下は平均点だけ発表します。
3.83: Web 2.0 for enterprise (Wikiなど)
3.83:モバイルマルチメディアとブロードバンド放送市場の展望
3.74: Lab
3.72: 転換期のマネジメント
3.64: OSS の市場展望
3.60: モバイル広告
3.42: ウィルコム - 進化するPHS-
という結果になりました。 以下、8以下のセッションの総評としては、
外国人スピーカーのセッション(OSSやWiki)はどうしても通訳も問題などが発生し、英語だけで行った場合より評価は下がっただろうと推測しています。
OSSとPHSに関しては対象が限定されているため、関心がないといった理由が低くなっていると想定しています。OSSとウィルコム(PHS)セッションはセッション2のa,b と裏表のセッションであったため、セッションの時間割を考えた方が良かったなと思いました。また、
Lab や 転換期のマネジメントといったマネジメント系セッションは参加者の興味・関心の差が大きいため、平均点が下がる傾向にあります。
モバイル広告のセッションはテーマとしてはウケやすいテーマで、スピーカーも良い人を人選したと思うのですが、平均点3.6というのが残念だったな と思っております。(セッションを聞いていなかったので、後で映像でチェックしようと思っております。)
といったところです。 NILSのセッションの設計は評価点3.5点以上のセッションになるように選定しています。 NILSの参加者の質の高さ を考慮すると、最下位の3.4点でも十分評価の高いものだと思っております。
今回は134名の方にアンケート協力して頂きました。また、アンケートシステムは投資先でもあるインタースコープ社のご協力いただきました。ありがとうございます。